ペロシ米下院議長の訪台を支持するかとの質問には、62%が「非常に支持する」または「支持する」と回答。与党・民進党系の支持者では91%が支持した。野党・国民党系支持者で支持するとしたのは40%にとどまったものの、同院は米高官の訪台について、民衆の米国に対する信頼向上に寄与するとの見方を示した。
中国が軍事的な脅威を強める中、国軍の防衛力に自信があるかとの質問には、59%が「ある」と回答。同院は中国軍の軍事演習について、台湾の民衆の士気に影響を与えていないばかりか、国軍の対応力と兵力を示すことになり、国軍への自信が高まったと分析した。
また現段階で国家の安全を維持する方法について、51%が「国防力の強化」、18%が「米国との関係を緊密にする」とし、23%が「中国大陸に対して善意を見せる」と答えた。
調査は今月3〜7日、金門・馬祖地区を除く全国で20歳以上を対象に電話で実施。1075人から回答があったとしている。
(黄雅詩/編集:齊藤啓介)