森保一監督(C)JFA

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今日30日から日本代表合宿が始まります。ワールドカップ本大会までの残りの練習試合は、国内組で戦う7月のE-1選手権を除くと6試合。その中でも長期合宿の中で4試合を戦うこの6月が重要です。

この4試合で大切なのは勝敗ではありません。負けて悲観したり勝って喜んだりということではなく、ここで何をやっておくかのほうが大切です。僕がこの4試合で見せてほしいと思っているのは「変化」です。

森保ジャパンの戦い方で現在最もベースとなっているのは4-3-3です。この4試合でどんなオプションを作るのとができるのか。僕は2つのポイントがあると思っています。それはまずシステムの「変化」です。

4-3-3と4-2-3-1はこれまで試してきました。ただし、本番でドイツやスペインを相手にするとずっと押し込まれることも当然想定できるでしょう。ならば5バックに変化して守備を強化しやすい3バックを試しておくべきではないでしょうか。

試合のスタートは4-3-3で構わないと思います。ですが状況を見つつ、3バックに変化してどれくらい試合の流れを変えることができるのかは見ておかなければならないでしょう。

もう1つは選手です。もうある程度これまで招集してきた選手ばかりなのですが、ここで組み合わせに「変化」を付けてほしいと思います。たとえば守田英正や田中碧が出場停止になったとき、誰をどう起用するのか。

板倉滉をボランチにおいて、遠藤航をインサイドハーフに上げるというパターンは、彼らのクラブでのポジションを考えると試してみてもいいと思います。他にもいろいろな選手のリーグで戦っているポジションでの起用も考えていいのではないでしょうか。

そのシステムと人の組み合わせの「変化」をこの4試合でいくつ試せるのか。森保監督にはぜひチャレンジしてほしいと思います。

(写真提供:日本サッカー協会)