米ホワイトハウスは18日(米東部時間)、バイデン大統領が韓国と日本を歴訪する20〜24日の間に北朝鮮がミサイルの発射や核実験を行う可能性があるとして、いかなる挑発にも対応する用意ができていると強調した。また、長短期的な軍事対応態勢を調整するとしながら、北朝鮮の挑発やレベルに応じて相応の対応を取るという強い意思を表明した。
◇新規コロナ感染者 木曜発表で15週ぶり3万人下回る
中央防疫対策本部は、19日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から2万8130人増えたと発表した。木曜日に発表された水曜日の感染者数としては、2月3日(2万2907人)以来15週ぶりに3万人を下回った。重症者は274人だった。
◇北朝鮮で新たに26万人発熱し累計200万人迫る 1人死亡
北朝鮮の朝鮮中央通信は、国家非常防疫司令部の集計として17日午後6時から18日午後6時までに新たに約26万2270人の発熱者が確認され、1人が死亡したと報じた。北朝鮮では新型コロナウイルスの感染が急拡大しており、発熱者は新型コロナ感染者とみられる。先月末からの発熱者は累計で約197万8230人に上る。
◇統一地方選の選挙運動開始 与野党が13日間の熱戦に突入
統一地方選と国会議員補欠選(6月1日投開票)の公式選挙運動が19日始まり、与野党の候補者が31日までの13日間、選挙戦を繰り広げる。保守系与党「国民の力」の幹部はこの日、中部の忠清北道天安市を皮切りに仁川市、ソウル市を回って支持を訴える。革新系最大野党「共に民主党」の幹部は仁川市で開かれる選挙対策委員会の発足式に出席し、選挙運動を開始する。
◇1千万円以上の暗号資産保有者 10万人に迫る
韓国発の暗号資産(仮想通貨)「ルナ」と、米ドルなどの法定通貨と価値が連動するステーブルコイン「テラUSD(UST)」が連日暴落し、世界の暗号資産市場を揺るがしているなか、韓国で暗号資産を1億ウォン(約1000万円)以上保有する人が10万人に迫ることが分かった。金融委員会などによると、昨年12月末時点で韓国の暗号資産取引所の利用者は558万人で、このうち1億ウォン以上を保有する人は全体の1.7%に当たる9万4000人だった。