遠藤航(撮影:岸本勉/PICSPORT)

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2018年に森保ジャパンが発足したあと、僕はこのコラムの第206回で懸念材料を1つ書いていました。それは代表引退を発表していた長谷部誠の後継者が誰になるかということです。

先週末のブンデスリーガ最終節、シュツットガルトvsケルンを観ていて、その心配はすっかりなくなったと感じました。試合終了間際、遠藤航が決勝ゴールを決めて劇的な残留を決めたのです。

遠藤はブンデスリーガを代表する選手の1人になりました。デュエル勝利数は2年連続でリーグトップ。チームでは外国人なのにキャプテンを務めているというのも、周囲からの信頼感の厚さを物語っています。

日本代表でも遠藤は不動です。中盤では遠藤が後ろに控えているからこそ守田英正と田中碧が前でプレーできますし、クラブではインサイドハーフでもありますから、守田や田中を残して遠藤が前に行くことも出来ます。

また、トップ下を置くシステムになったときも、ダブルボランチのうちの1枚が必ず遠藤になるはずです。日本代表のキャプテンは吉田麻也ですが、遠藤の人をまとめる力も間違いなく必要でしょう。

ワールドカップが半年後に迫る今、問題が1つ解決されているのを僕はとてもうれしく思いました。

(撮影:岸本勉/PICSPORT)