結婚してから「35年経っても、お互いにいい意味の発見があって、現在進行形だと思う」と話し始めた渡辺。「まだ、いい夫婦を目指して歩んできたからこそ、ここまでこれたし、今後の目標でもあります」と謙虚に語った。
榊原は、同居している「ウチの母の話しになりますが」といい「私に、『ケンカしない夫婦は、上手くいかないよ』って言ってきます。そのように、私たちはデコボコした道を歩んできた、デコボコ夫婦」と一言にまとめた。「色んなことを言い合って、お互いを確かめたり、認め合ったりした。もちろん、全てを許容できたりはしていませんが、お互いに無いものがあるからこそ、惹かれたということがあります。なので、夫婦円満って言われても、いつもデコボコしています」と繰り返していた。
「いい夫婦 パートナー・オブ・ザ・イヤー」は、11月22日の「いい夫婦の日」に先立って開催。その実施にあたり、理想の夫婦・カップルにふさわしい二人について、一般の方々にもアンケート調査。推薦理由と社会背景をもとに選び抜いている。
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渡辺徹(60)
榊原郁恵(62)夫妻
「いい夫婦 パートナー・オブ・ザ・イヤー 2021」表彰式にて