長期滞在先のフィリピンから帰国した30代の台湾人男性は今月13日、陰性証明を所持して帰国したが、先月中旬、現地で嗅覚・味覚障害を発症していたことを空港で申告し、検査を受けていた。
もう1人は30代のクロアチア人男性。今年1月、現地でコロナに感染したが、2月に受けた2度の検査で陰性となり、同4日に陰性証明を取得した上で訪台した。入国後、隔離期間を経て同20日に受けた検査でも陰性となり、先月7日から今月13日まで船員として航海していた。台湾に戻った後、出国するために自費検査を受けたところ陽性だった。
16日現在、台湾内の感染者は累計1070人で、このうち954人が海外から持ち込まれた輸入症例。死者は11人。1032人は隔離解除された。
(陳婕翎、呉欣紜/編集:塚越西穂)