何人もが説得に…元貴闘力がかつて持ちかけられた八百長への誘いを初告白
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当時幕下37枚目だった元貴闘力は、10枚目の元貴ノ嶺との大一番を控えていました。勝てば"給料"が2カ月で8万円の幕下から、月70万円の関取に昇格できる大チャンス。
ところが取組直前に元貴ノ嶺が所属していた部屋の若い力士がやってきて「今日貴ノ嶺さんでしょ。譲ってもらえないですか」と持ちかけて来たそう。元貴闘力は追い返しますが、今度は自分よりも番付が上だった元逆鉾が「お前分かってるよな」「じゃあ何とかしてやってくれ」と説得に。「100万で頼む」と言われ、元貴闘力は「お金の問題じゃない」「1000万とか1億積まれてもダメだ!」と断ったところ、次にやってきたのは後の大関である元霧島。「お前この野郎。200万でどうなんだ」との提案も同じく断ると、「この野郎欲どしい奴だな」と言われたとのこと。
結局八百長の話はなかったことになったものの、気持ちが入らずに敗北。元貴闘力は取組後「俺はコレで良かったんだ」と自分に言い聞かせたそう。ただ、2カ月で8万円しかもらえない状況で200万円の金額を提示されれば「普通はやる」「よっぽど精神力が強くない人間は9割以上やる」と話しています。
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