ゲームキューブ用コントローラーは発売から19年目の今なお人気が高く、『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』発売の際にも当時のままの仕様で復刻版の「ニンテンドー ゲームキューブ コントローラ スマブラブラック」が投入されたほどです。
しかし外付けコントローラーのみで、任天堂もサードパーティーも
Nintendo Switchと一体になり遠隔操作もできるJoy-Conタイプを発売してくれません。そうした状況に業を煮やした在野のいちファンが、実際にゲームキューブコントローラーを改造してJoy-Con化してしまいました。
これまでもゲームハードを改造してポータブル化してきたShank氏は、はじめJoy-Conを分解して内部パーツをゲームキューブコントローラーのケースに押し込んでやり、適切に配線してやれば完成と考えていたと語っています。しかし現実の作業はとてもやっかいで、計画や設計から実際の稼働まで数か月もかかったとのことです。
改造のベースとなったのは、任天堂純正のワイヤレスコントローラー「ウェーブバード」です。操作感を重視するゆえの選択でしたが、内部に電池ボックスのスペースがあるため、作業しやすい思わぬ利点があったとのことです。