固定電話は不要と捨てるとマジで困ることがある? 意外にデメリットが多い理由

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今や携帯やスマホは、持っていない人がいないくらいの勢いで浸透している。

それに反して姿を見かけなくなったのが公衆電話だ。当たり前と言えば当たり前だろう。
最近では、固定電話も必要ないからと、契約しなかったり、解約したりする人も増えているからだ。

しかし、固定電話は、無いと意外に困るものなのだ。

●固定電話を持たないワケ
どこでもいつでも電話をかけられる携帯やスマホはとても便利だ。電話をかける相手は連絡先に登録してあるからと、自宅にいても携帯を利用して電話するケースもあるだろう。また、かかってくる電話も圧倒的に携帯宛が多かったりする。固定電話にかけるよりも、携帯の方が、相手が外出先でもつながるからだ。

こうなってくると、不要に思えるのが固定電話。

お金はかかっているのに使っていないのはもったいない、というわけで固定電話を持たないという選択が増えている。
特に若い一人暮らしの人などは、もともと家にいる時間が短かったりするから、より必要性を感じないだろう。

●意外とないと困ること
確かに通常の生活では、固定電話がなくても困ることはあまりない。しかし、実は意外なところで不都合なことが起こることがある。

・住所が証明できない
固定電話は住所と結びつけられている。実際に有線でつながっているのだから当たり前だ。そのため、その人が、その住所に住んでいるという証明になる。

ところが携帯は、住所と一緒に番号を記載しても、確実にそこに住んでいるという証明にはならない。

・社会的信用度が低い
固定電話を持っていないと社会的信用度が落ちる。
昔は固定電話の加入権がそれなりに高額だった。そのため、固定電話を持っている=最低限の資産を持っていると見なされて信用されていた。その名残もあるのだろう。

しかしそれだけではなく、前述の住所が証明できないという点も関係してくる。
確かに会社の名刺に携帯の番号しかなかったら、ちょっと怪しい気がする。履歴書の電話番号が携帯でもやはり大丈夫かな?と思ってしまうだろう。

実際問題として、ローンの審査が通らなかったり、クレジットカードが作れなかったりということもあるようだ。

・災害時に回線が安定しない
東北大震災の際には、携帯はなかなかつながらなかった。それに比べ、固定電話はつながりやすかったという話をよく聞く。災害に強いのは固定電話の方なのだ。さらに、固定電話は、種類によっては停電の時でも使えるものもある。

固定電話を持たないことで、生活する上でもいろいろデメリットがある。もしも解約しようと思っているのであれば、今一度こういったデメリットについても考えてみてほしい。

もう一つ、心配なのは子どもだろう。最近の子どもは、固定電話を使う機会が格段に減っているため、誰が出るかわからない固定電話での通話はニガテという子どもも増えているようだ。こうした子どもは、電話(会話)のマナーともいうべきものが身についていないのだ。
将来大人になって社会に出た時に、電話のかけ方がわからず苦労するなんてことにもなりかねない。