突如として核開発を宣言したり、水爆実験敢行を発表したり、人工衛星と称するミサイルを発射したりと独自路線を突き進み、「世界一の謎の国」と言われる北朝鮮は、渡航者の移動や写真撮影を厳しく制限しているため、どんな国なのかよく分かりません。そんな世界中が知りたい北朝鮮について、渡航者や報道から得た写真・映像をもとに、
Google Earth上に
データベースとして蓄積して公開しているプロジェクトが「North Korea Uncovered」で、同サービスを使えば北朝鮮を簡単・快適・安全に"エア観光"することが可能になっています。
North Korean Economy Watch » North Korea Uncovered - (
Google Earth)
http://www.nkeconwatch.com/north-korea-uncovered-google-earth/まずは、
Google Earthをインストールします。
公式サイトにアクセスして「
Google Earthをダウンロード」をクリック。
「同意してダウンロード」をクリックして、インストーラーをデスクトップなど好きな場所に保存します。
ダウンロードしたインストーラーをクリックして実行。
セキュリティ警告が出た場合は、「実行」をクリック。
次に、上記の
ソースサイトから、北朝鮮に関する情報が詰まったKMZファイルをダウンロードします。サイトページ上部にある、「Click here to Download」をクリック。
画面左上に現れる「Click here to view attachment」をクリックして、KMZファイルをデスクトップなどの好きな場所に保存すればOK。
Google Earthを起動させて、「ファイル」→「開く」の順にクリックして、保存したKMZファイルを指定してファイルを読み込むと……
「場所」情報に、「North-Korea-Uncovered」が現れて準備が整いました。
地球を回転させて東アジアを見てみると、北朝鮮の部分が黒くなっています。
これは、北朝鮮に関する情報がぎっしり詰まっているから。
地名や道路などの情報がぎっしり。
「平壌」と検索して、平壌上空から見てみます。
さらにズームしていくと
金日成競技場を発見。
さらに地上に近づいていくと、建造物が3D化されているのが確認できます。これらの情報は、写真などの渡航者から得た北朝鮮に関する貴重な情報をもとに再現されたものです。
続いて、
金日成広場に潜入。
広場からの眺めはこんな感じ。
西側を眺めると三角形のビルを発見。
近づいていくと、北朝鮮の威信をかけた自称「世界一のホテル」の「
柳京ホテル」でした。なお、柳京ホテルは2013年に開発断念が発表されています。
北朝鮮がミサイルを発射した「東倉里」周辺はこんな感じ。
開城工業団地周辺は……
確かに工業化されていました。
北朝鮮と言えば「金日成・金正日の銅像」ということで、「
万寿台」を訪れてみます。
近づいてみると、残念ながら銅像は3D化されていませんでした。