製品特長
[メーカー情報]5GHz帯と2.4GHz帯ともに3ストリーム(3×4)対応。これにより5GHz帯・11ac通信は、2ストリーム11acの約1.4倍となる最大1300Mbpsの超高速通信が可能に。また、2.4GHz帯(11n)においても、256QAMに対応したことによって600Mbpsの高速通信を実現できます※。
※ 11nを600Mbpsで通信する場合は、子機がデジタル変調方式の256QAMに対応している必要があります。
* 表記の数値は無線LAN区間の理論上の最大値であり、実際のデータ転送速度を示すものではありません。
3ストリーム(3×4)対応で、多くの端末をつないだり、大容量のデータ転送をしても、高速で安定した通信を実現します。
2つのコアを持つデュアルコアCPUを搭載。さらに、2つの無線用CPUを搭載することで、5GHz帯と2.4GHz帯両方の電波を同時に利用した場合でも高速な通信を実現します。
新たに見直したNEC独自の回路設計やチューニング技術「ハイパワーシステム」により、無線性能がパワーアップ。Wi-Fi電波のカバレッジ(送受信可能な範囲)が拡がりました。
電波がハイスピードで家中隅々まで行き渡り、より快適で高速な通信環境を実現します。
親機:Aterm WG1900HP2
子機:スマートフォン iPhone X
環境:親機→(5GHz)→子機
Iperf(TCPモード)
(2018年5月、当社測定)
* 周囲の電波環境や使用する親機、子機の性能や環境などにより速度が出ない場合があります。* 実際の速度を保証するものではございませんので、ご注意ください。
電波を360°全方位へしっかり飛ばす[μ(マイクロ)SRアンテナ]を搭載。また、人工衛星※の機器にも搭載されているNEC独自技術[μEBG構造]により、電波ノイズを遮断してアンテナへのノイズを25%カット。安定した高速通信を実現します。
[測定方法]
親機のLANポートに接続したサーバパソコンから、子機のスマートフォン(2×2)暗号化無効、5GHz/VHT80の通信速度をiperf(UDPモード)で測定。(2018年5月、当社測定)
[測定環境]
親機:Aterm WG1900HP2
子機:iPhone X(iOS11.2.6)
○サーバパソコン
CPU:インテル® Core™ i7-6700HQ メモリ15.5GB Ubuntu 15.10
○親機と子機の距離 約3m
* 周囲の電波環境や使用する親機、子機の性能や環境などにより速度が出ない場合があります。
* 実際の速度を保証するものではございませんので、ご注意ください。
※ NECスペーステクノロジー株式会社が開発した人工衛星用のGPS受信機に「μEBG」が使われています。
* μEBG、μSRは、日本電気株式会社の登録商標です。
* μSRアンテナは、日本電気株式会社が特許出願中(2018年5月現在)
ネット接続機器の爆発的な増加により、新たに登場した接続方式「IPv6(IPoE)※」に対応しました。従来のIPv4方式に比べて混雑がなく、快適な通信が可能になります。
また、従来はIPv6対応の端末でなければIPv6通信を利用できませんでしたが、新技術の「IPv4 over IPv6※」により、IPv4機器もIPv6ネットワーク経由での通信が可能です。
さらに、IPv6 RA RDNSSオプション通知にも対応し、Android端末など、DHCPv6未対応機器にDNSv6サーバアドレスの通知が可能となり、IPv4トラブル発生時でも影響を受けず、スムーズなIPv6通信が可能になります。
※ IPv6通信は「IPoE」、IPv4通信は「IPv4 over IPv6](「MAP-E(v6プラス)」または「DS-Lite(transix)」)にてご利用いただけます。IPv6(PPPoE)には対応しておりません。
NEC独自技術のブースト機能【IPv6 High Speed※】により、通常のIPv6通信と比べて大幅にスピードアップ。コンテンツの読み込みや大容量データのダウンロードがスムーズに行えます。
※ 本商品を用いたIPv6通信(IPv4 over IPv6)による速度比較。
※ 当社の測定環境にて確認したものであり、ご利用の環境により異なります。
※ IPv6 High Speedの「ON」/「OFF」は、測定用のファームウェアで実施しており、「OFF」設定はできません。
World IPv6 Launch
「World IPv6 Launch」は、インターネット関連の標準化・教育・ポリシーに関する問題解決を行うInternet Society(ISOC)の提唱により、IPv6の普及を目的とした世界規模の活動です
NECプラットフォームズ株式会社は、この「World IPv6 Launch」に国内で最も早く参加し、以降、IPv6に対応した高品質・高性能の製品を市場に提供することでIPv6のさらなる普及に貢献しています。
特定の通信相手に的を絞って電波を送る技術【ビームフォーミング】に対応しています。
【ビームフォーミング】対応のスマートフォンやWi-Fi端末(子機)を自動で検出※。その端末に向けて電波を集中的に送信するので、よりつながりやすくなり実効速度がアップします。
※ ビームフォーミングを利用するには、受信側の端末もビームフォーミングに対応している必要があります。
* 子機として利用の場合も、ビームフォーミングに対応します。
Wi-Fi端末の電波強度や対応帯域を判別し、5GHz帯と2.4GHz帯の混雑していない周波数帯へ自動で振り分ける機能が【バンドステアリング】です。Wi-Fi端末ごとに適切な周波数帯に移動させることで電波の混雑を解消し、快適な通信を提供します。
* 端末の機能や仕様により周波数帯が切り替わらない場合があります。