Venue 8 Proを紹介するデルのクライアント製品・ソリューションマーケティング本部 部長 秋島氏


デルがWindowsタブレットの「Venue Pro」シリーズを発表した。海外ではAndroidタブレットも提供しているデルだが、日本国内市場ではWindowsタブレットに特化して市場に投入する。

現状の同社のAndroidタブレットは、ライバルが多いため多数のAndroidタブレットのひとつでしかなく、デルならではといった付加価値を付けにくいため日本国内投入は見送り、その代わりにライバルに対して付加価値を付けやすいWindowsタブレットを投入する戦略のようである。Venue Proシリーズならではの付加価値とは何か? 同シリーズの発表会で説明されたので紹介しよう。


■デルならではの付加価値とは?
Venueというブランド名は、今後登場してくる同社のタブレットに付けられるブランド名となる。Surface ProなどWindowsタブレットは各社から続々と登場してきており、差別化が急務となっているが、その中でもVenue Proシリーズにあるデルならではの付加価値がいくつか付けられているという。



発表会で説明された「Venue Pro」シリーズの付加価値は以下の6つ

1, 2, キーボードとペン入力対応
Windowsタブレットとして、あたりまえの機能になりつつある、キーボード入力やペン入力に対応している。

3, SIMフリー対応
3Gまでの対応だが、通信事業者に縛られることなくいつでもどこでも通信が可能になる。

4, バッテリー交換
Venue 11 Proのみとなるが、バッテリーが交換可能だ。一般的なタブレットでもネジを取り外すなどして分解すればバッテリー交換は可能だが、Venue 11 Proは裏蓋をユーザーが外せる構造になっており、比較的簡単にバッテリーを交換できる。

5, CPUの選択肢
こちらもVenue 11 Proのみとなるが、AtomやCore i5などの種類が選べる。性能はそこそこでコストを抑えてAtomにしたり、性能を重視してCore i5を選ぶなど、ユーザーの用途に合わせて選べるのはうれしい。

6, vPro対応
こちらもVenue 11 Proのみとなるが、インテルのvProテクノロジーに対応する。

以上がVenue Proシリーズの付加価値となる。

デルのクライアント製品・ソリューションマーケティング本部 部長の秋島氏は「Windowsタブレットとしてあたりまえの機能だけではなく、Venus Proを選択肢に入れて検討してもらえればWindowsタブレットでやりたいことは必ず見つかる。」と語った。

確かにいい製品だと思うが、iOS端末の人気の高さに惑わされずに、こうした付加価値をきちんと理解してくれるユーザーが大勢出てくることを望みたいところだ。

Venue Pro

上倉賢 @kamikura [digi2(デジ通)]

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