次期スマホ「Nothing Phone (4a)」および「Nothing Phone (4a) Pro」と見られる製品が各認証機関を通過!

既報通り、Nothing Technologyは29日(現地時間)、同社の最高経営責任者(CEO)であるCarl Pei氏が公式YouTubeチャンネル( @NothingTechnology )において2026年の展望について語った動画を公開しています。動画では新しいロンドンの本社や最高ブランディング責任者(CBO)などのほか、同社が展開する「Nothing」ブランドの次期スマートフォン(スマホ)「Nothing Phone (4a)」シリーズについて紹介しています。

動画では廉価スマホである(a)シリーズは「Nothing Phone (3a)」シリーズが非常に好調であるため、(a)シリーズをさらにレベルアップさせることに注力していくとし、次のNothing Phone (4a)シリーズはデザインから素材、ディスプレイ、カメラ、そして全体的なパフォーマンスなどのあらゆる面で進化してフラッグシップモデルにさらに近づくことになるということです。

一方ですでに紹介しているようにインドの標準規格(Bureau of Indian Standards:BIS)においてNothing Technologyの未発表な型番「A069」が2025年11月13日(木)付で認証を通過しているほか、GSMAが運営する国際移動体装置識別番号(International Mobile Equipment Identity:IMEI)のデータベースに2025年9月28日(日)付で「A069P」が登録されているため、これらがNothing Phone (4a)シリーズとなると見られています。

そんなA069とA069Pですが、新たに複数の認証機関を通過しており、まずA069に続いてA069PもBISを2026年1月27日(火)付で通過しているほか、アラブ首長国連邦(UAE)の電気通信・デジタル政府規制局(Telecommunications and Digital Government Regulatory Authority:TDRA)においてA069が2026年1月21日(水)付で通過し、EU(欧州連合)のエネルギーラベル(European Product Registry for Energy Labelling:EPREL)においてA069Pが2026年1月14日(水)付で登録されています。

特にEPRELではA069Pが5080mAhバッテリーとなるほか、防水・防塵(IP65準拠)や急速充電(最大50W)に対応することが記載されており、バッテリーのサイクル耐久性が63時間24分で、初期容量の80%を下回るまで1400回の充電サイクルに耐えられると評価されているほか、修理のしやすさの評価でC、落下に対する信頼性評価でCを獲得するなどしています。なお、噂ではNothing Phone (4a) ProとなるA069Pはチップセット(SoC)にQualcomm製「Snapdragon 7」シリーズを搭載するとされています。


Nothing Technologyはスマホメーカー「OnePlus」の共同創業者であるCarl Pei氏が2020年10月に設立したデジタル製品メーカーで、イギリス・ロンドンを拠点とし、2021年7月に初製品となる完全ワイヤレスイヤホン「Nothing Ear (1)」を発売し、その後、同社初のスマホである「Nothing Phone (1)」を2022年7月に発売しました。さらに2023年にはよりコストパフォーマンスを重視したサブブランドとして「CMF by Nothing」を立ち上げて完全ワイヤレスイヤホン「CMF Buds Pro」やスマートウォッチ「CMF Watch Pro」などを発売し、サブブランド初のスマホ「CMF Phone 1」を2024年7月に発売しました。

一方、スマホでは第2世代「Nothing Phone (2)」を2023年7月、その廉価版「Nothing Phone (2a)」および「Nothing Phone (2a) Plus」を2024年3月、第3世代の「Nothing Phone (3a)」および「Nothing Phone (3a) Pro」を2025年3月、「Nothing Phone (3)」を2025年7月投入し、CMF by Nothingでも「CMF Phone 2 Pro」を2025年7月に投入してきました。今回、そんな同社が2026年に新しいフラッグシップスマホは発売せず、次期廉価スマホとなるNothing Phone (4a)シリーズに注力することが明らかにされました。

BIS01
BISが公開している認証情報(認証番号は「R-93041815」)。引き続いてインドのDixon Technologiesの子会社であるPadget Electronicsが製造を担当する模様


BIS02
こちらもBISが公開している認証情報(認証番号は「R-93044245」)。なお、Nothing TehnologyではサブブランドのCMF by Nothingを昨年9月に分社化して本社や開発・製造などの拠点をインドに設置するほか、Optiemus Infracomと合弁会社を設立してインドに製造拠点を開設する計画となっています


TDRA
TDARにおいて公開されているA069の認証情報(認証番号は「ER55923/26」)


EPREL
EPRELにおいて公開されているA069Pの情報。修理のしやすさや落下性能はともにCだが、エネルギーレベルの評価はAとなっています

そんなNothingではベルトセラーとなっている(a)シリーズの第4世代となる次期スマホのNothing Phone (4a)およびNothing Phone (4a) Proがさまざまな認証機関を通過しており、順調に開発が進んでいると思われ、公式にもNothing Phone (4a)シリーズの存在が明らかにされていることから発表もそう遠くないのではないかと予想されます。なお、両機種ともに現時点では詳細は明らかになっていませんが、既存のNothing Phone (3a)やNothing Phone (3a) ProがSoCにQualcomm製「Snapdragon 7s Gen 3 Mobile Platform」を採用していたこともあり、ともにミッドハイレンジクラスの高い性能が期待されています。

製品名型番コード名ぜんこくずかん
(ポケットモンスター)
Nothing Phone (1)A063SpacewarAbra(ケーシィ)
Nothing Phone (2)A065PongAlakazam(フーディン)
Nothing Phone (2a)A142PacmanAerodactyl(プテラ)
Nothing Phone (2a) PlusA142PPacman_ProMega Aerodactyl(メガプテラ)
CMF Phone 1A015TetrisBeedrill(スピアー)
Nothing Phone (3a)A059AsteroidsArcanine(ウインディ)
Nothing Phone (3a) ProA059PAsteroids_PlusHisuian Arcanine(ヒスイウインディ)
CMF Phone 2 ProA001GalagaBulbasaur(フシギダネ)
Nothing Phone (3)A024MetroidArbok(アーボック)
Nothing Phone (3a) LiteA001TGalaxianBulbasaur(フシギダネ)
A069Bellsprout(マダツボミ)
A069PBellsprout(マダツボミ)






記事執筆:memn0ck


■関連リンク
エスマックス(S-MAX)
エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
S-MAX - Facebookページ
Nothing Phone (4a) 関連記事一覧 - S-MAX
Nothing Phone (4a) Pro 関連記事一覧 - S-MAX
R-93041815 | Bureau Of Indian Standards
R-93044245 | Bureau Of Indian Standards
NOTHING A069P | EPREL Public website
Approved Equipment - TDRA
Nothing | JP
このエントリーをはてなブックマークに追加

タグ :