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| eSIMのみに対応したiPhone AirやiPhone 17シリーズで海外のプリペイド型eSIMを試す! |
スマートフォン(スマホ)が普及して以降では海外旅行でスマホを活用することは必須となっています。海外の渡航先において国際ローミングなどを利用してスマホでモバイル通信をすれば、日本にいるときと同じように活用できます。また昨今の海外旅行ではQRコードによる飛行機チケットや入国カードなどの処理も増えており、スマホは渡航先ですぐに使えるようにしておきたいものです。
海外においてスマホでモバイル通信を利用する一般的な方法は日本の携帯電話会社の国際ローミング機能を利用することです。例えば、NTTドコモでは「世界そのままギガ」(国内契約プランのデータ容量から消費)や「世界ギガし放題」(データ無制限の定額サービス)「ahamoのローミングサービス」などがあり、ソフトバンクでは「海外あんしん定額」(1日あたり980円程度の定額サービス)や「アメリカ放題」(アメリカ国内でのデータ通信、通話、SMSが対象機種、対象プランの場合無料)。 auは「世界データ定額」(24時間単位で定額のサービス)、「au海外放題」(地域限定の予約割引の定額サービス)などがあります。
これらの移動体通信事業者(MNO)の携帯電話サービスのSIM(契約)ではなく、仮想移動体通信事業者(MVNO)などの格安SIMを利用している場合には通話やSMSの国際ローミングは対応していますが、モバイル通信のローミングを行っていない場合があります。例えば、インターネットイニシアティブの「IIJmio」やオプテージの「mineo」などです。そうした場合には手軽に海外の渡航先でモバイル通信を利用する方法としてプリペイド型のSIMを購入して活用する方法があります。
今回、香港に行く予定があり、購入したばかりのApple製スマホ「iPhone Air」ではメインの携帯対電話回線としてIIJmioを使っているため、現地のモバイル通信用に海外のプリペイド型SIMを導入してみることにりました。またiPhone Airは物理SIMを搭載しておらず、eSIMサービスを利用する必要があるため、今回初めて利用したのが総合旅行プラットフォーム「エアトリ」が提供する「エアトリeSIM」(
エアトリeSIMは総合旅行プラットフォームであるエアトリが提供している海外旅行向けのプリペイド型eSIMサービスで、対応する国・地域は今回利用した香港の他にも韓国や台湾、タイ、シンガポール、アメリカ本土、ハワイ、オーストラリア、イタリア、フランス、イギリス、スペインなどの200以上が揃っており、さらに複数国・地域に跨った周遊も用意されています。今回は料金プランは香港にて5日間で3GBまで使える「香港/3GB/5日間」(910円)を選択しました。
公式Webサイトにて利用したい国・地域やデータ容量、利用日数を選んでオンラインで申し込むと、QRコードが発行されます。注意点としては有効期限が購入より30日、一度アクティベート(プラン回線へ接続)すると利用日数にカウントことです。アクティベートは現地でしかできないとは思いますが、念のため、香港に着いてからQRコードを読み込んでアクティベートすることにしました。
アクティベートはiPhone AirにてQRコードを読み込んでeSIMを追加するだけで簡単に行うことができました。しかしながら、ここで問題が発生しました。エアトリeSIMは次のような注意事項があります。そのため、アクティベート後にSMSで本人登録確認が促されます。
[台湾/香港]では、eSIMを使用する際、法律により本人確認登録が必須とされています。[台湾/香港]に到着後、最初にeSIMをアクティベートし、その後こちらのサイトにて本人情報を登録してください。
指示に従って『香港・台湾の本人確認手続きガイド(PDF)』を確認し、本人登録画面にてパスポートをカメラ撮影して行ったのですが、何度撮影してもうまくいきません。写真データのサイズを小さくしたり、トリミングしたり、と試みましたが、アクティベートができません。そのため、ひとまず予備機で持っていった「Galaxy Z Fold6」において携帯電話サービス「povo2.0」の海外トッピング「中国・香港・マカオ、海外データ3GB/7日間」(1,980円)を使うことにしました。
こちらは本人確認の認証は特に必要なく、海外トッピングを購入するだけで利用することができました。結果的には中国の深センやマカオに行くことになったので、その後もpovo2.0の通信は役立ちました。なお、エアトリeSIMの本人登録確認の問題も香港に着いてから半日近くかかりましたが、解決しました。最初の写真は実際にiPhone Airにて香港でモバイル通信をしている様子です。
解決方法としてはパスポートの撮影方法をパスポートを開き、空白ページも含む形で縦型写真でアップロードするとうまくいきました。これで何故うまくいったのが疑問ではありますが、アクティベートできて通信できるようになりました。またエアトリeSIMは香港にて5日間で3GBまで使えるというプランですし、実際にマカオに向かうフェリーの中でオフラインになったため、マカオでは使えないかと思いましたが、マカオに入国すると再びモバイル通信ができました。
これも不思議な現象ですが、せっかく使えるのだったらとマカオでも利用しました。以前は渡航先の空港のカウンターでプリペイドのSIMカードを購入して店頭で設定してもらって利用していたり、日本の大手ECサイト「Amazon.co.jp」( )で事前に海外向けのプリペイドSIMを購入し、日本にいるときにSIMカードを挿しておいてから海外に向かっていました。これまでどちらも通信トラブルにあったことはなく、安定して通信できていました。
今回、初めて海外eSIMを使うことになり、現地でアクティベーション作業や本人認証など、戸惑う面が多かったです。iPhone AirやiPhone 17シリーズでは日本では物理的なSIMカードが廃止され、eSIMのみになってしまったため、これらのiPhoneではeSIMを使わざるを得ません。日本国内ならまだ何とか設定や問い合わせも日本語ですし、急を要するということもあまりないのですが、海外でのeSIMの利用となると、なかなかすぐに電話をして解決といったことも難しく、今後は海外eSIMの運用に慣れる必要があるかなと感じました。
記事執筆:伊藤浩一
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