新フラッグシップスマホ「Google Pixel 10 Pro XL」をファーストインプレッション!

既報通り、Googleが自社ブランドで「Made by Google」として展開している「Pixel」シリーズにおいて新らしいフラッグシップスマートフォン(スマホ)「Pixel 10」および「Pixel 10 Pro」、「Pixel 10 Pro XL」などを発表しました。日本を含む1次販売国・地域では2025年8月28日(木)に発売され、日本ではGoogleの日本法人であるグーグル(以下、Google Japan)が運営する公式Webショップ「Google ストア」のほか、NTTドコモやau、SoftBank、楽天モバイルから販売されています。

Google ストアにおける価格(金額はすべて税込)はPixel 10の128GBモデルが128,900円、256GBモデルが143,900円、Pixel 10 Proの256GBモデルが174,900円、512GBモデルが194,900円、Pixel 10 Pro XLの256GBモデルが192,900円、512GBモデルが212,900円となっており、有料の補償サービス「Google Preferred Care」はPixel 10が17,000円または900円/月、Pixel 10 ProおよびPixel 10 Pro XLが29,000円または1,500円/月です。

またGoogle ストアでは2025年9月8日(月)23:59までに購入すると、Pixel 10は30,000円分、Pixel 10 Proは38,000円分、Pixel 10 Pro XLは56,000円分のGoogle ストアポイントがプレゼントされます。さらに対象スマホを下取りに出すと、Pixel 10は最大49,100円、Pixel 10 ProおよびPixel 10 Pro XLは最大87,100円が支払額から引かれ、各機種ともに実質39,800円からとなります。

他にも購入特典としてPixel 10 ProおよびPixel 10 Pro XLはAIサービス「Gemini Advanced」が使える「Google One」のGoogle AI Proプラン(6カ月分)の無料トライアル、Pixel 10はGoogle Oneのプレミアム2TBプラン(6カ月分)の無料トライアル、Pixel 10およびPixel 10 Pro、Pixel 10 Pro XLともに健康サービス「Fitbit Premium」(6カ月分)と動画配信サービス「YouTube Premium」(3カ月分)の無料トライアルがそれぞれプレゼントされます。

なお、日本で販売されるモデルはPixel 10が「GL066」、Pixel 10 Proが「GN4F5」、Pixel 10 Pro XLが「GYPW4」となっており、ともにおサイフケータイ(FeliCa)に対応し、各モデルともに5GのSub6のみで、ミリ波(mmWave)には非対応となっています。すでに各機種の外観についてはこちらの記事で紹介していますが、今回は筆者もPixel 10 Pro XLを購入したため、まずは開封して同梱品や基本機能、ベンチマークなどのファーストインプレッションをお届けしたいと思います。


Pixel 10とPixel 10 Pro、Pixel 10 Pro XLはともにGoogleブランドで展開しているPixelシリーズの最新フラッグシップモデルで、2021年に発売された「Pixel 6」および「Pixel 6 Pro」ではじめて搭載された自社カスタムのチップセット(SoC)「Tensor」の最新版「Tensor G5」を搭載し、さらに高性能化してこれまでにないPixel史上最高の機能が満載となっているほか、昨年と同様に通常モデルとProモデル、Proモデルの大画面なPro XLモデルの3機種がラインナップされています。

筆者は昨年も一番大きなPixel 9 Pro XL(128GB)のPorcelain(ホワイト系)を購入していましたが、今年もその後継機種となるPixel 10 Pro XL(256GB)のPorcelain(ホワイト系)を購入しました。購入場所はGoogle ストアで、昨年にPixel 9 Pro XLを購入したときに付与された50,100円分のGoogle ストアポイント(旧:Google ストアクレジット)と、今年1月から実施されていた「Google Pixel 紹介プログラム」で付与された50,000円分のGoogle ストアポイント、事前登録キャンペーンで取得した10,000円割引コードを適用して82,800円で購入しました。

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また合わせて一昨年に購入したPixel 8 Pro(128GB)を下取りに出す予定なので、これが満額だと65,000円分が支払いから差し引かれ、実質17,800円となる見込みです。なお、今回のPixel 10 Pro XLを購入したときの56,000円分のGoogle ストアポイントは来年のPixel 11シリーズに持ち越しかなと思っています。なお、Google ストアポイントをPixel 9 Pro XLの購入時における付与分ではなく、Pixel 10 Pro XLの購入時における付与分で計算すると、支払額は76,900円となります。

<Pixel 10 Pro XLの購入にかかる費用見込み>
代金:192,900円
割引:△10,000円(限定コード)
支払:△100,100円(Google ストアポイント)
下取:△65,000円(見積額:Google Pixel 8 Pro)
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合計:17,800円

Pixel 8 Proが65,000円で下取りできそうですし、また再来年にPixel 10 Pro XLを同じくらいで下取りできるようであれば、2年間使って1万円程度の支払いで済みそうです。なお、Pixel 9 Pro XやPixel 8 ProもGoogle ストアで購入しているので、Pixel 8 Proはどうだったかというと、販売価格が159,900円、Google ストアクレジットによる還元が50,000円分でしたので、2年間使って44,900円(月当たり1,870円相当)となりました。今回はGoogle Pixel 紹介プログラムの付与分がでかいですかね。

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Pixel 10 Pro XLに続き、Pixel 8 Proの下取りのための返送キットも8月30日に着弾。右が下取りする予定のPixel 8 Pro

では、ようやく箱を開けていきますが、パッケージはPixel 9 Pro XLのときと同様に本体色に合わせた色合いの梱包紙で箱が覆われており、底面に2箇所ある未開封を示すシールを剥がすと、梱包紙が外せてグレーの箱が現れます。箱を開けるとスマホ本体が背面を上にした状態で現れ、スマホ本体を取り出すと、下にUSB Type-C(USB 2.0)ケーブル(1m)が収納されており、箱の上蓋側にSIMピンや簡易セットアップマニュアルなどの紙類が入ったスリーブケースが収納されています。

同梱品はこれだけで、過去のPixelシリーズに付属していたUSB Type-C to Aアダプターは省かれているほか、引き続いて画面保護フィルムなどは同梱されていないため、必要なら別途購入する必要があります。なお、純正品として専用の純正ケースが用意されており、Google ストアでは各機種ともに7,920円で販売されており、新たにQi2準拠のワイヤレス充電に対応した「Pixelsnap」と新しいマグネット式アクセサリーも販売されているため、こうしたアクセサリーも一緒に購入しても良いかもしれません。また梱包材はPixel 9 Pro XLのときと同じく100%プラスチックフリーとなっています。

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Pixel 10 Pro XLのパッケージ(箱)。段ボールには他にGoogle ストアの15%OFFクーポンや有償の補償サービスであるPreferred Careの紹介カードが入っていました


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Pixel 10 Pro XLのパッケージは箱が本体背面が印刷された本体色と同じ色の包装紙で覆われ、底面にあるシールを剥がすと包装紙が箱から外せるようになっています


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底面のシールを剥がして包装紙を外しているところ。この仕組みによって箱部分が各本体色で共通化できるというメリットもあると思われます


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Pixel 10 Pro XLの箱を開けたところ。最初にPixel 10 Pro XL本体が現れます


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Pixel 10 Pro XLの同梱物。Pixel 10 Pro XL本体のほか、USB Type-CケーブルおよびSIMピン、簡易セットアップマニュアルなどの紙類。特にSIMピンは蓋側に収納されているスリーブケース内にあるのでご注意を


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本体は半透明の保護紙で覆われています。写真は保護紙から本体を引き出しているところ

ディスプレイは各機種ともに上部中央にパンチホールが配置され、Pixel 9 Pro XLとほぼ仕様は同じなものの、輝度が向上しており、最大2200nits(ピーク3300nits)となっており、アスペクト比9:20の縦長な約6.8インチ3K(1344×2992ドット)Super Actuaディスプレイ(LTPO OLED)で、コントラスト比200万:1や24bitカラー(1600万色表示)、スムーズ ディスプレイ(1~120Hz)、HDRとなっています。また画面は強化ガラス「Gorilla Glass Victus 2」(Corning製)で覆われ、引き続いて防水・防塵(IP68準拠)に対応しています。

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Pixel 10 Pro XLの画面が付いていない状態のディスプレイ面


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Pixel 10 Pro XLを持ってみたところ

外観はこれまでのPixel 6シリーズから続く背面の象徴的なカメラバーが継承されつつも、Pixel 9シリーズで導入されたカメラを前面中央に配置した洗練された新しいデザインがと踏襲され、背面側も前面側もラウンドしておらず、側面がフラットになっており、背面パネルもGorilla Glass Victus 2が用いられ、側面などのフレームが100%リサイクル素材のアルミニウムを用いており、Pixel 10は背面パネルが光沢のあるポリッシュ仕上げ、側面フレームがマットなサテン仕上げ、Pixel 10 ProとPixel 10 Pro XLは背面パネルがマット加工の絹のような仕上げ、側面フレームが光沢のあるポリッシュ仕上げとなっています。

この辺りはPixel 9シリーズと共通となっており、本体色はPixel 9 Pro XLではRose QuartzおよびHazel、Porcelain、Obsidianの4色でしたが、Pixel 10 Pro XLではMoonstoneおよびJade、Porcelain、Obsidianの4色となっており、ホワイト系のPorcelain、ブラック系のObsidianは色名も同じなのでほぼ同系統で、HazelとJadeは色名は違うものの、系統としてはグレー系となるため、実質的にはピンク系のRose Quartzからライトグリーン系のMoonstoneに変わったといった感じでしょうか。なお、他のカラーバリエーションや詳細な製品仕様については以下の記事をご参照ください。

Googleの新フラッグシップスマホ「Pixel 10」や「Pixel 10 Pro」、「Pixel 10 Pro XL」が正式発表!8月28日より順次発売。価格は12万8900円から - S-MAX
Googleの新フラッグシップスマホ「Pixel 10」や「Pixel 10 Pro」、「Pixel 10 Pro XL」を写真で紹介!性能向上や新色追加など【レポート】 - S-MAX

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Pixel 10 Pro XLのPorcelainの背面。マット加工なので指紋は目立たないものの、ケースを装着せずに長く使っていると黄ばみなどの汚れが気になるようになるかもしれないという心配はありそう


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左からPixel 9 Pro XL、Pixel 10 Pro XL、Pixel 8 Proで、それぞれホワイト系を購入していますが、Pixel 9 Pro XLは少し青みがかった冷たい感じの白でしたが、Pixel 10 Pro XLは少し温かみのある色味になり、中央の「G」マークのシルバー感が強まりました。個人的にはGマークがおとなしめで冷たい感じのPixel 9 Pro XLのPorcelainのほうが好きだったかも


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左がPixel 10 Pro XL、右がPixel 9 Pro XLですが、背面のカメラバーはほぼ同じデザインながらもPixel 10 Pro XLのほうが良い枠が狭くなり、モジュール自体も大きく厚くなっています


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下からPixel 8 Pro、Pixel 9 Pro XL、Pixel 10 Pro XLで、側面は各機種ともに光沢のあるメタリックなシルバーに。できれば側面はPixel 10のようなマットなサテン仕上げだと嬉しいのですけども

サイズはPixel 9 Pro XLと同様に約162.8×76.6×8.5mmで、質量はPixel 9 Pro XLの約221gから約232gになり、11g増えています。持った感じとしてはどちらも重いので、あまり違いはわかりませんが、持ち比べてみると、確かにPixel 9 Pro XLのほうが若干軽いかなというのがわかるくらいです。個人的には厚みはこのレベルならそれほど気になりませんが、重さはもう少し軽くして欲しく、できれば200gを切ると嬉しいところなんですけども。

重くなった分だけバッテリー容量は増えており、Pixel 9 Pro XLは5060mAhでしたが、Pixel 10 Pro XLは5200mAhとなっています。カメラはフロントカメラが約4200万画素CMOS(Dual PD)+広角レンズ(F2.2、画角103°)で、リアカメラは以下の構成となっており、Pixel 10ではメインの広角カメラと超広角カメラに加えて望遠カメラを搭載して超解像ズーム最大20倍、Pixel 10 ProおよびPixel 10 Pro XLではメインの広角カメラと超広角カメラ、望遠カメラを搭載して超解像ズーム最大100倍に対応しています。

・約5000万画素CMOS(Octa PD、1/1.3型)+広角レンズ(F1.68、画角82°)
・約4800万画素CMOS(Quad PD、1/2.55型)+超広角レンズ(F1.7、画角123°)
・約4800万画素CMOS(Quad PD、1/2.55型)+望遠レンズ(F2.8、画角22°、OIS、光学10倍ズーム、超解像100倍ズーム)

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Pixel 10 Pro XLのリアカメラの出っ張り具合。リアカメラのモジュールは少し大きくなった感じですが、おおよそPixel 9 Pro XLと出っ張り具合は同じくらい

その他、USB Type-C端子(USB 3.2)やステレオスピーカー、マイク×3、空間オーディオ、ノイズ サプレッション、電源キー、音量上下キー、Wi-Fi 7や2x2 MIMOに対応したIEEE802.11a/b/g/n/ac/ax/be準拠(2.4および5、6GHz)の無線LAN、Bluetooth 6、おサイフケータイ(FeliCa)、NFC Type A/B、UWB、位置情報取得(デュアルバンドA-GNSS/GPS・GLONASS・Galileo・BeiDou・QZSS・NavICなど)、Thread、近接センサー、周囲光センサー、加速度計、ジャイロメーター、磁力計、気圧計、緊急SOS、災害情報アラート、自動車事故検出、安全確認、Google VPN、セキュリティ コプロセッサー「Titan M2」など。

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Pixel 10 Pro XLの右左上下側面。Pixel 10 Pro XLも同じで、ポリッシュ仕上げによる航空宇宙グレードのアルミニウム製フレームとなっており、Pixel 9 ProやPixel 9 Pro XLではSIMカードスロットが本体下側にありましたが、新たに本体上側に変更されています


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Pixel 10 Pro XLのnanoSIMカードスロットを取り出したところ。SIMはnanoSIMカードに加え、デュアルeSIMに対応しており、デュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)がサポートされています。なお、Google ストアで販売されるのはオープン市場向けメーカー版でいわゆる「SIMフリーモデル」となります


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初期設定時にソフトウェア更新を行うとするので、一旦通信をオフにして進めました


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初期設定後に改めてソフトウェア更新を実施。ビルド番号は更新前が「BD1A.250702.001」、更新後が「BD3A.250721.001.A1」


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初期設定直後の内蔵ストレージは約16GBを利用しており、残り約240GBといったところ。日本向けの認証(いわゆる「技適」)の番号は電波法に基づく工事設計認証(R)が「003-250070」、電気通信事業法に基づく技術基準適合認定(T)が「HP250072003」


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ソフトウェア更新の更新前(画像=左)はまだ「material 3 expressive」が適用されていませんでしたが、更新後(画像=右)はmaterial 3 expressiveの画面デザインに

OSはAndroid 16をプリインストールし、OSバージョンアップおよび新機能「Pixel Feature Drop」の追加、セキュリティーアップデートは7年間提供されます。また購入特典としてAIサービス「Gemini Advanced」が使える「Google One」のGoogle AI Proプラン(6カ月分)および動画配信サービス「YouTube Premium」(3カ月分)、健康サービス「Fitbit Premium」(6カ月分)の無料トライアルがそれぞれプレゼントされます。

ただし、YouTube Premiumの無料トライアルは以前に適用したことがある場合には対象外なのでご注意ください。活用したい場合には新しいGoogle アカウントを新規登録して特典を適用し、普段使っているアカウントを新規登録したアカウントのファミリー グループに追加すればいけますが、ファミリー グループも12カ月に1回のみしか新しいファミリー グループの特典は適用されないのでなかなか難しいところではあります。













記事執筆:memn0ck


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