docomoスマホ「AQUOS sense3 SH-02M」がAndroid 11に!

NTTドコモは14日、2019年11月に発売した「2019-2020冬春モデル」のうちのスタンダードスマートフォン(スマホ)「AQUOS sense3 SH-02M」(シャープ製)に対して最新プラットフォーム「Android 11」へのOSバージョンアップを含むソフトウェア更新を2021年6月14日(月)に提供開始したとお知らせしています。

更新は本体のみで無線LAN(Wi-Fi)もしくは携帯電話(Xi・FOMA)の回線によるネットワーク経由(OTA)で行う方法が用意されており、更新時間は約36分となっていますが、通信回線やバックアップするデータ量などの環境によって異なる場合があるとしています。なお、更新ファイルサイズは明らかにされていませんが、Wi-Fiが推奨されます。

更新後のビルド番号は「03.00.00」で、ビルド番号の確認方法は「設定」→「デバイス情報」→「ビルド番号」となっています。主な変更点は以下の通りですが、シャープの公式Webページ『docomo Android 11対応 OSアップデート|OSバージョンアップ情報|サポート|AQUOS:シャープ』も合わせてご確認ください。

○主なアップデート内容
1)チャットやSNSアプリなどに関する通知の強化
2)プライバシー強化
3)スクリーンレコード追加
4)スグアプ追加

○改善される事象
5)より快適にご利用いただけるよう品質を改善いたします。
6)セキュリティパッチの更新(設定メニューのセキュリティパッチレベルが2021年5月になります。)

※上記以外にも、より快適にご利用いただくためのアップデートや一部仕様および表示変更などが含まれています。




SH-02M_03

AQUOS sense3 SH-02Mは「AQUOS sense」シリーズとして第3世代となる「AQUOS sense3」シリーズのベースモデルのNTTドコモ版で、価格を抑えながらもおサイフケータイ(FeliCa)や防水(IPX5およびIPX8準拠)、防塵(IP6X準拠)などの基本機能が揃ったスタンダードスマホです。

画面はノッチやパンチホールといった切り欠きのないアスペクト比9:18の縦長な約5.5インチFHD+(1080×2160ドット)IGZO液晶ディスプレイを搭載し、ディスプレイの下中央に指紋センサーを兼ねたホームキーが配置されています。生体認証は指紋認証のほか、顔認証にも対応。

SH-02M_02

主な仕様はSnapdragon 630および4GB内蔵メモリー(RAM)、64GB内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット、USB Type-C端子、3.5mmイヤホンマイク端子、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4および5GHz)の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 5.0、NFC Type A/Bなど。

リアカメラが約1200万画素裏面照射型CMOS/広角レンズ(画角83°・焦点距離24mm・F2.0)および約1200万画素裏面照射型CMOS/超広角レンズ(画角121°・焦点距離18mm・F2.4)のデュアル構成、フロントカメラは約800万画素裏面照射型CMOS/広角レンズ(画角86°・焦点距離23mm・F2.2)のシングル構成。

サイズは約147×70×8.9mm、質量は約167g、本体カラーはライトカッパー、シルバーホワイト、ブラック、ディープピンクの4色展開。その他の詳細な製品情報は以下の記事をご参照ください。発売時はAndroid 9.0(開発コード名:Pie)をプリインストールし、その後、2020年8月よりAndroid 10が提供されていましたが、今回、最新のAndroid 11が配信開始されました。

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更新は「設定」→「システム」→「詳細設定」→「ソフトウェアアップデート」を選択して画面の案内に従って操作を行から行います。詳細は『 「AQUOS sense3 SH-02M 」端末本体によるソフトウェアアップデート手順書(PDF形式:219KB)』をご確認ください。過去のビルド番号は「「01.00.00」、「01.00.01」、「01.00.03」、「01.00.04」、「01.00.06」、「01.00.07」、「02.00.02」、「02.00.04」、「02.00.06」、「02.00.08」、「02.00.10」、「02.00.117」。更新に際しての注意点は以下の通り。

・アップデート手順をよく読み、お客さまの責任において実施してください。
・バージョンアップすると、以前のソフトウェアバージョンへ戻すことはできません。
・バージョンアップの際は、必要に応じて、事前にデータをバックアップしてください。
・携帯電話(本体)をフル充電してから実施してください。電池残量が不足している場合はバージョンアップできません。
・端末本体(Xi/FOMA)でのバージョンアップにはドコモ契約のあるドコモnanoUIMカード及びspモードの契約が必要です。
・国際ローミング中の端末本体(Xi/FOMA)でのバージョンアップ、もしくは、圏外中の端末本体(Wi-Fi、Xi/FOMA)でのバージョンアップは実行できません。
・バージョンアップ中は、電話の発着信を含め全ての機能をご利用いただけません。
・バージョンアップ中は、絶対に電源をOFFにしないでください。
・バージョンアップに失敗し、一切の操作ができなくなった場合は、お手数ですがドコモショップなどの故障受付窓口までご相談ください。
・バージョンアップ後にGoogle Playストアなどからアプリケーションをアップデートしてください。
 ※Android 10向けのアプリケーションはAndroid 11では正常に動作しない場合があります。
 ※Android 11に非対応のアプリによって携帯電話の動作が不安定になる場合や、機能が正常に動作しなくなる場合があります。
 ※各アプリケーションのAndroid 11対応有無については、アプリケーションの提供元にご確認ください。
・バージョンアップ後、過去に受信したエリアメールの履歴を確認することができなくなります。詳細はHPをご確認ください。
 https://www.nttdocomo.co.jp/service/areamail/index.html#ancNews
・バージョンアップ後、エリアメールの「やさしい日本語表示」および「翻訳・アプリ連携設定」の機能がなくなります。
 https://www.nttdocomo.co.jp/service/areamail/areamail_app/?d=2&p=1
・バージョンアップ後、災害用キットアプリでの災害用音声お届けサービスのメッセージ受信時に、災害用キットのアプリ通知と受信画面が表示されなくなります。
・バージョンアップ後、災害用キットアプリでの災害用伝言板の安否確認、災害用音声お届けサービスのメッセージ送信時に、発信履歴/着信履歴から電話番号を選択できなくなります。
・バージョンアップ後、災害用音声お届けサービスの「到達履歴」を確認できなくなります。
・バージョンアップ後、スグ電の発信機能をONにしていたお客様が発信モーションを行うと、右耳・左耳登録されている相手にしか発信できなくなります。
・バージョンアップ後、スグ電の発信ランキングが利用不可となります。
・バージョンアップ後、迷惑電話ストップサービスの番号指定着信拒否登録機能の一部である、通話履歴検索が利用不可となります。
・バージョンアップ後、クイック設定に配置していた同期ボタンがなくなり、クイック設定からは同期のON/OFFの切り替えができなくなります。
・バージョンアップ後、S-Shoinのダウンロード辞書機能が削除され利用できなくなります。ダウンロード辞書のうち、「方言辞書」「尊敬・謙譲・丁寧語辞書」をオプション辞書として使える様になります。


記事執筆:memn0ck


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