ライオンがAIを活用した口内環境チェックアプリをデモ!

幕張メッセ(千葉県千葉市)で10月16日(火)から19日(金)の4日間に渡って開催されているIT関連の国際的な展示会「CEATEC JAPAN 2018」において、今回が初出展となるライオンブースにてAI(人工知能)を活用した口内環境チェックアプリを体験することができた。

ライオンのブースでは、予防歯科をテーマに「口臭リスクを見える化」や「歯ぐきの健康を見える化」として、それぞれ開発中だというスマートフォン(スマホ)など向けアプリで口腔環境をチェックできるデモを実施していたのでその模様を紹介する。

○口臭リスクの可視化

まずひとつめは、口臭リスクがチェックできるアプリ「RePERO」を体験してみた。

アプリを起動すると、舌を撮影する画面になり、白線にあわせて自身の舌を撮影する。

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画面に表示された白線に合わせて舌を撮影

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測定結果の画面

舌を撮影するだけという簡単な操作で、測定結果が表示される。測定結果は5段階表示され、1が口臭リスクが低く、5が口臭リスクが高いということになる。きちんと撮影していないと、結果が変わってしまうので注意する必要がある。

基本的には、企業向けのサービスとして扱うとのこと。接客業や営業などを行う企業を対象にしたサービスとして展開する予定だという。


○歯ぐきの状態を可視化

ふたつめは、歯ぐきの健康状態がチェックできるアプリ「お口チェック」を体験してみた。

RePEROと同様、アプリを起動すると歯および歯ぐきを撮影するための白線が画面に表示される。

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歯ぐきが見えるほどニッと口を開けて撮影するほうがよいのだそう

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ニッと開いている感じではないが、これでも診断はできた

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チェック結果

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チェック結果の詳細表示

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チェック結果の詳細表示

こちらは、「お口の元気度」としてチェック結果が表示される。高いほど良いという結果になる。さらに、「結果詳細」の表示では、ひとつひとつの歯を認識し、「くすみ」「ハリ」「下がり」の3つのチェック項目でチェック結果が表示される。

RePEROとは異なり、こちらの「お口チェック」アプリは個人向けのサービスになるとのこと。先述のようにいずれのアプリも開発中のため、アプリ名も変更になる場合があるという。

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記事執筆:2106bpm(つとむびーぴーえむ)


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