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煙が少ないから庭やベランダでBBQ!ZenFone ARのTangoを実用してみた |
ウェーバージャパンが4月27日に日本向けに開発した煙が出にくく手軽に扱えるバーベキュー(BBQ)用ガスグリル「キャンプQ Q1250」(以下、Q1250)の新製品発表会を都内にて行った。
Q1250は煙が出にくくさらにコンパクトなこともあり、海や山だけではなくベランダや庭での第2のキッチンとしての利用も提案している。発表会では、製品の説明を交えて参加者も実際に調理体験ができるイベントとなっており、BBQ料理のレシピや火加減などを学べるユニークな内容だった。
今回はこのQ1250の発表会レポートとともに、ASUS JAPANが今夏に発売予定のSIMフリースマートフォン(スマホ)「ZenFone AR(型番:ZS571KL)」のエンジニアリングサンプル版を使ってAR機能「Tango」による3Dモデリングのテストも行ってみたのであわせて紹介していく。
![02](https://livedoor.blogimg.jp/smaxjp/imgs/2/6/26caf855-s.jpg)
同社カントリーマネージャーのアダム・ホール氏は、流暢な日本語でQ1250について「日本のBBQシーン、日本の外の食事生活に革命を起こしたい」と語った。
![08](https://livedoor.blogimg.jp/smaxjp/imgs/c/7/c701ea06-s.jpg)
写真の上部のBBQグリル部分がQ1250となり、車輪が付いた台「Weber Q ポータブルカート」は別売アクセサリーとなる。Q1250はテーブルなどに置いて利用も可能だ。
![03](https://livedoor.blogimg.jp/smaxjp/imgs/2/e/2ec92686-s.jpg)
フタをすることによって、オーブンのように満遍なく熱が回る仕組み。フタ部分には温度計が付いているので、レシピにあわせた温度管理ができる。
![04](https://livedoor.blogimg.jp/smaxjp/imgs/2/b/2b0ee181-s.jpg)
このような大きな肉もきっちりと熱が入る。これまでのBBQのようなシンプルに焼くだけではない、複雑な料理も楽しめるというわけだ。
![05](https://livedoor.blogimg.jp/smaxjp/imgs/4/9/49655c8a-s.jpg)
燃料は簡単に交換可能なLPガス燃料を使用する。Q1250を含むウェーバー製品およびWeber Q専用LPガス燃料は、家電量販店「ヨドバシカメラ」でも取り扱いをしており、店頭およびネット通販での購入も可能だ。
着火方法は、普通のガスコンロと同じ。点火マークにダイヤルを合わせて、着火ボタンを押すだけ。炭のような下準備や火起こしのためのテクニックなどなくても簡単にBBQをはじめることができる。
手入れも簡単で、陶材ホーロー加工の鋳鉄製のクッキンググリルは、グリル用ブラシ(アクセサリーとして用意)で焦げや脂を擦る。
![06](https://livedoor.blogimg.jp/smaxjp/imgs/9/0/90e36905-s.jpg)
調理中に出た脂やブラシで落とした焦げは下部の受け皿に落ちるので、それを捨てるだけ。消火する必要もないので、後片付けが楽であり手軽に使えるのがポイント。
![10](https://livedoor.blogimg.jp/smaxjp/imgs/5/8/5804a075-s.jpg)
せっかくなのでZenFone ARでQ1250を3Dスキャンしてみた。脚部分の形状が複雑であるのと黒い金属が赤外線との相性が良くないようで、取り込みに時間を要した。
![105](https://livedoor.blogimg.jp/smaxjp/imgs/9/8/98442d58-s.jpg)
3Dスキャン後、画面をタップするだけでサイズを測れるのは便利だ。
![103](https://livedoor.blogimg.jp/smaxjp/imgs/8/8/88a50837-s.jpg)
先ほどのジューシーな肉も3Dスキャン済み。こちらもザックリとサイズ計測。3Dモデリングデータとなるため、グルグル回して大きさをイメージできるのが面白い。
![101](https://livedoor.blogimg.jp/smaxjp/imgs/9/5/954acb8b-s.jpg)
余計な部分を切り取るトリミング機能は、平面ではなく立体的に奥行き方向も指定できる。平面の写真ではなく3Dデータとして思い出を残せるのはなかなか面白い。
![102](https://livedoor.blogimg.jp/smaxjp/imgs/f/c/fc86be20-s.jpg)
チキンの丸焼きはなかなか3D化しがいがある被写体だった。
![50](https://livedoor.blogimg.jp/smaxjp/imgs/8/e/8ea459a0-s.jpg)
さて、話をQ1250へ戻そう。参加した報道関係者も実際にQ1250を使ったBBQレシピの体験&試食をすることができた。まずはチキンタコスにチャレンジ。
たっぷりめの調味料を使い、チキンに下味を付けてQ1250で両面を焼く。肉厚なチキンだが、オーブンのように仲間でしっかりと火が通っており、表面カリカリ、中はジューシーな焼き上がりとなった。
![52](https://livedoor.blogimg.jp/smaxjp/imgs/6/f/6f6c47ec-s.jpg)
チキンの焼き上がりを待つ間に、リンゴを使ったタルトタタンを準備。適度にカットしたリンゴにブラウンシュガーソースを掛けてパイ生地で包む。
![51](https://livedoor.blogimg.jp/smaxjp/imgs/1/d/1d048a43-s.jpg)
タコスもQ1250で20秒ほど焼いて、チキンとサラダを乗せてラップして食べる。
![53](https://livedoor.blogimg.jp/smaxjp/imgs/7/d/7d2f8239-s.jpg)
タルトタタンは、サクサクのパイ生地と甘いリンゴの食感が良い。意外と手軽に作れることが収穫だった。
【Q1250の使い方とイベントを動画で紹介】
動画リンク:https://youtu.be/Lj9w3gzOLrk
![54](https://livedoor.blogimg.jp/smaxjp/imgs/a/5/a5dd4ed5-s.jpg)
![55](https://livedoor.blogimg.jp/smaxjp/imgs/1/0/101da681-s.jpg)
ウェーバーマスターシェフのジェイミー・フォイ氏によるQ1250を使った料理も振る舞われた。日本のタレで食べるBBQとは違い、焼く前に下味を付けているところが特徴だ。それぞれに香辛料やソースの個性と、ジューシーな肉の味がしっかりとでていて美味い。
![100](https://livedoor.blogimg.jp/smaxjp/imgs/a/2/a2377e40-s.jpg)
アダム・ホール氏とジェイミー・フォイ氏
![07](https://livedoor.blogimg.jp/smaxjp/imgs/f/5/f5b78820-s.jpg)
強火で表面を焼いて、弱火で中までじっくりと火を通すという調理法がガスの調節だけでできるので、BBQ初心者でも料理の経験さえあればすぐに使いこなせるのがQ1250の魅力だ。
海や山だけではなく、自宅のベランダで手軽にBBQが楽しめる、これはなかなか良いのではないだろうか。
記事執筆:mi2_303
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