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MicrosoftがWindows 10 Mobileスマホ「Lumia 950」と「Lumia 950 XL」、「Lumia 550」を発表！

Microsoftは6日（現地時間）、同社が開発する最新OS「Windows 10」を搭載した「新製品発表会」を開催し、Windows 10 Mobileを搭載したスマートフォン（スマホ）「Lumia 950」および「Lumia 950 XL」、「Lumia 550」を発表しています。

Lumia 950およびLumia 950 XLはWQHD（1440×2560ドット）有機EL「ClearBlack」ディスプレイを搭載したハイエンドモデルで、画面サイズはLumia 950が約5.2インチ（約564ppi）、Lumia 950 XLが約5.7インチ（約518ppi）、Lumia 550は約4.7インチHD（720×1280ドット）液晶（約315ppi）を搭載したミドルレンジモデルです。

それぞれチップセットもQualcomm製で、Lumia 950がSnapdragon 808 MSM8992、Lumia 950 XLがSnapdragon 810 MSM8994、Lumia 550がSnapdragon 210 MSM8909を搭載し、64bit対応となっています。Lumia 950とLumia 950 XLは水冷式の冷却システムをチップセットに装着されています。

価格は発表会が行われたアメリカ（米国）ではLumia 950が549ドル（約66,000円）、Lumia 950 XLが649ドル（約78,000円）、Lumia 550が139ドル（約17,000円）。発売時期はLumia 950とLumia 950 XLが特定の国・地域で11月から、Lumia 550がヨーロッパ（欧州）にて12月から販売されるということです。

また、Windows 10 MobileスマホをHDMI端子のあるテレビやモニターなどに接続して、ワイヤレスキーボードなどを用いてデスクトップパソコンのように使う「Continuum」を利用できるようにする「Microsoft Display Dock」なども発表されました。

Lumia 950とLumia 950 XLはヘキサコアCPUやオクタコアCPUを搭載し、水冷システムを内蔵

カメラ機能も強化

新規格「USB Type-C（USB-C）」端子も搭載

Microsft Display Dockを使ったContiniuumのデモも実施

◯Lumia 950
Lumia 950はWindows 10 Mobileをプリインストールした初スマホで、約5.2インチWQHD（1440×2560ドット）有機ELディスプレイやヘキサコアCPU（1.8GHzデュアルコアCPU＋1.4GHzクアッドコアCPU）、3GB内蔵メモリー（RAM）を搭載したハイエンドモデルです。

サイズは約145×73.2×8.25mm、質量は約150g。デザインは「Lumia 640」などを継承し、外観素材はポリカーボネート（プラスチック）。カラーバリエーションはBlack（黒）およびWhite（白）の2色。電源キーと音量上下キー、カメラキーの3つのクリック感のある物理キーを搭載。

ディスプレイはCorning製強化ガラス「Gorilla Glass 3」で覆われており、16：9のアスペクト比でマルチタッチに対応。内蔵ストレージは32GB、microSDXCカードスロット（最大200GB）、クラウドストレージサービス「OneDrive」対応。

モバイル通信は4GがFDD-LTE方式で700MHz（Band 12および17、28）および800MHz（Band 20）、850MHz（Band 5）、900MHz（Band 8）、1700MHz（Band 4）、1800MHz（Band 3）、1900MHz（Band 2）、2100MHz（Band 1）、2600MHz（Band 7）、TD-LTE方式で2300MHz（Band 40）および2600MHz（Band 38）、3G（W-CDMA方式）で850MHz（Band 5）および900MHz（Band 8）、1700MHz（Band 4）、1900MHz（Band 2）、 2100MHz（Band 1）、2G（GSM方式）で850および900、1800、1900MHz。

通信速度はLTE UE Category 6に対応し、キャリアアグリゲーションによって下り最大300Mbpsおよび上り最大50Mbpsに対応。SIMカードサイズはnanoSIMカード（4FF）で、1枚のシングルSIMと2枚のデュアルSIMのモデルが用意されています。

その他の仕様は2.4および5.xGHzデュアルバンドおよび2×2 MIMOマルチアンテナに対応したIEEE802.11a／b／g／n／ac準拠の無線LAN（Wi-Fi）やBluetooth 4.1、Zeissレンズで光学手ブレ補正（OIS）やトリプルLEDナチュラルフラッシュに対応した約2000万画素Pure Viewリアカメラ、広角対応の約500万画素フロントカメラ、加速度センサーや環境光センサー、気圧センサー、ジャイロセンサー、磁気センサー、近接センサー、位置情報取得（A-GPSおよびA-GLONASS）、NFC Type A／B、USB Type-C端子、3.5mmイヤホンマイク端子、3000mAhバッテリー、非接触充電「Qi」など。

利用時間は連続待受時間が約275時間、連続通信時間（Wi-FiでのWebブラウザー利用時）が約9.5時間、連続通話時間が2Gで約23.0時間、3Gで約18.0時間、連続音楽再生時間が約67.0時間、連続動画再生時間（1080p）が約10.0時間。

◯Lumia 950 XL
Lumia 950 XLはLumia 950の大型モデルで最上位機種。違いは画面サイズが約5.7インチ、チップセットがオクタコアCPU（2.0GHzクアッドコアCPU＋1.5GHzクアッドコアCPU）、電池容量が3340mAh、ディスプレイを覆う強化ガラスが「Gorilla Glass 4」に変わっています。

その他の仕様は同じで、3GB RAMや32GBストレージ、約2000万画素リアカメラ、約500万画素フロントカメラなどとなっています。サイズは約151.9×78.4×8.1mm、質量は約165g。カラーバリエーションはLumia 950と同じBlackとWhiteの2色。

利用時間は連続待受時間が約300時間、連続通信時間（Wi-FiでのWebブラウザー利用時）が約25.0時間、連続通話時間が2Gで約19.0時間、3Gで約11.0時間、連続音楽再生時間が約75.0時間、連続動画再生時間（1080p）が約11.0時間。シングルSIMとデュアルSIMのモデルが用意されています。

◯Lumia 550
Lumia 550はWindows 10 Mobileを採用したミドルレンジクラスのスマホです。サイズは約136.1×67.8×9.9mm、質量は約141.9g。カラーバリエーションはBlackおよびWhiteの2色。電源キーと音量上下キーが搭載。

約4.7インチHD液晶や1.1GHzクアッドコアCPU、1GB RAM、8GBストレージ、microSDXCカードスロット（最大200GB）、OneDrive、2.4GHzシングルバンドでIEEE802.11b／g／n準拠のWi-Fi、Bluetooth 4.1、シングルLEDフラッシュ対応の約500万画素リアカメラ（F2.4）、約200万画素フロントカメラ、加速度センサー、環境光センサー、近接センサー、位置情報取得（A-GPSおよびA-GLONASS、Beidou）、NFC Type A／B、microUSB端子、3.5mmイヤホンマイク端子、2100mAhバッテリーなど。

モバイル通信は4G（FDD-LTE方式）で800MHz（Band 20）および900MHz（Band 8）、1800MHz（Band 3）、2100MHz（Band 1）、2600MHz（Band 7）、3G（W-CDMA方式）で850MHz（Band 5）および900MHz（Band 8）、2100MHz（Band 1）、2G（GSM方式）で850および900、1800、1900MHz。SIMカードサイズはnanoSIMカードサイズ（4FF）のシングルSIMモデルのみ。利用時間は連続待受時間が約28日、連続通話時間が2Gで約15.9時間、3Gで約13.9時間。

記事執筆：memn0ck

タグ：: Lumia950; Lumia950XL; Lumia550; Lumia; Windows10; Windows10スマートフォン; Windows10Mobile; Microsoft; 発表会; Windows

Microsoft、Windows 10 Mobileスマホ「Lumia 950」と「Lumia 950 XL」を発表！WQHD有機ELや水冷システムなどを搭載したハイエンドモデル――ミドルレンジ「Lumia 550」も

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