初Tizen採用スマホ「Samsung Z1」が発売!

Samsung Electronics(サムスン電子)は14日(現地時間)、当初はNTTドコモからも発売されることが計画されていたスマートフォン(スマホ)など向けプラットフォーム(OS)「Tizen」を採用した「Samsung Z1(型番:SM-Z130)」を発表しています。

インド市場にて2015年1月14日(水)に発売し、Tizenを採用した初の商用スマホとなっています。価格は5,700インドルピー(約11,000円)。

また、開発者向けの「Tizen Extension SDK for Certificate」の提供などを含めた情報を公開しています。

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サムスン電子ではスマホなどのOSに主にAndroidを採用していますが、スマートウォッチ「Gear」シーズにTizenを採用しており、先日開催されていた「CES 2015」ではTizenを採用したスマートTVも発表され、少しずつプラットフォームの分散を行っています。

今回発表されたSamsung Z1はTizenを採用した初スマホとなっており、バージョンはTizen 2.3となっています。

主なスペックは約4.0インチWVGA(480×800ドット)PLS液晶や1.2GHzデュアルコアCPU、768MB内蔵メモリー(RAM)、4GB内蔵ストレージ、microSDHCカードスロット(最大32GBまで)、約310万画素CMOSリアカメラ、約30万画素CMOSフロントカメラ、1500mAhバッテリー、IEEE802.11b/g/n準拠、Bluetooth 4.1、microUSB 2.0、GPS、加速度センサーなど。

対応通信方式および周波数帯は3G(W-CDMA/HSDPA)で900MHz(Band 8)および2100MHz(Band 1)、2G(GSM)で850および900、1800、1900MHzとなっており、デュアルSIMに対応しています。

サイズは約120.4×63.2×9.7mm、質量は約112g、カラーバリエーションはWhite(白)およびBlack(黒)、Red(赤)の3色が用意されています。

機能的にもAndroidを採用した「GALAXY」シリーズに搭載している省電力機能「Ultra Power Saving Mode」やプライバシー機能「Private Mode」などに対応しています。

記事執筆:memn0ck


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Samsung Unveils the Samsung Z1, the First Tizen Powered Smartphone for Indian Consumers | Samsung Mobile Press
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