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曲面ディスプレイスマホ「LG G Flex2」が発表！

LG Electronics（以下、LG）は5日（現地時間）、アメリカ・ラスベガスにて1月6日（火）から9日（金）まで開催される世界最大級のIT・家電関連イベント「2015 International CES（CES 2015）」に合わせてプレスカンファレンスを開催し、Android 5.0（開発コード名：Lollipop）を採用した曲面ディスプレイ搭載スマートフォン（スマホ）「G Flex2」を発表しています。

G Flex2は1年前の「CES 2014」にて発表された初の曲面ディスプレイ搭載スマホ「G Flex」の後継機種で、各種スペックを向上させたモデルです。

G Flex2はまず2015年1月末に韓国で発売され、その後、グローバル市場にて展開するとのこと。昨年は日本でもau（KDDIおよび沖縄セルラー）から「LG G Flex LGL23」として発売されたので、日本市場での販売についても期待したいところです。

G Flex2の写真

G Flex2は2色のカラーバリエーションが用意

LG Electronics MobileComm USA Brand MarketingのFrank Lee氏が登壇して説明

G Flex2は横から見ると明らかに湾曲しているのが確認可能

G Flex2はディスプレイ面側に凹となった約5.5インチフルHD（1080×1920ドット）プラスチック有機EL（P-OLED）による曲面ディスプレイ（約403ppi）を搭載したスマホです。

G Flexから各種スペックが向上しており、主な仕様はチップセットに64bit対応の2.0GHzオクタコアCPU（Qualcomm製「Snapdragon 810」）、2GB DDR4内蔵メモリー（RAM）、16または32GB内蔵ストレージ（eMMC）、microSDXCカードスロット（最大2TBまで）、約1300万画素裏面照射型CMOSリアカメラ（光学手ブレ補正やレーザーオートフォーカスなどに対応）、約210万画素CMOSフロントカメラ、3000mAhバッテリー（取り外し不可）、IEEE802.11a／b／g／n／ac準拠の無線LAN（Wi-Fi）、Bluetooth 4.1 Smart Ready（Apt-X対応）、NFC、Slimport、A-GPS＋Glonass、microUSB 2.0端子など。

携帯電話ネットワークは4G（FDD-LTE）および3G（W-CDMA／HSPA＋）、2G（GSM／GPRS／EDGE）に対応しており、LTEでは3つの周波数帯を束ねる3バンドキャリアアグリゲーション（3CC CA）に対応し、対応するネットワークを持つ韓国の携帯電話会社では20MHz幅×3の60MHz幅で下り最大300Mbpsで通信できるようになっています。

サイズは約149.1×75.3×7.1〜9.4mm、質量は約152g。カラーバリエーションはPlatinum Silver（銀）およびFlamenco Red（赤）の2色が用意されています。

曲面ディスプレイは自然な流れだと説明

昨年、G Flexを発売後に「どうして曲がっているのか。」といったことが言われたとし、過去の電話機からの流れとして顔にフィットする形状はやはりある程度曲がっていることが重要で、なおかつ、形状が美しいといった利点があると紹介。

G Flex2ではG Flexよりもさらに曲げており、ディスプレイ面の上下が700R（半径700mmの円弧に相当する曲がり具合）、背面の上下が650R、さらに、背面は左右にも400Rとなっています。これにより、例えば、ディスプレイの曲面によって映像などへの没入度が高まるとしています。

また、背面のリアパネルはG Flexで採用していて細かい傷を自己修復する素材を用い、さらに修復度が高くなった「Advanced Self Healing」となっているとのこと。また、G Flexと同様に電源キーおよび音量上下キーが背面に搭載されています。

さらに、LGが開発した特殊な化学処理技術によってディスプレイを覆っているガラス「Dura Guard Glass」は従来よりもおよそ20％も強化されており、折れにくくなっています。

この他、ジェスチャーショットやジェスチャービュー、グランスビュー、ファストチャージ、ノックオンなどの機能に対応しています。