ANAが国際線機内でWi-Fiサービスを3月1日から提供!

全日本空輸(ANA)は26日、スマートフォン(スマホ)やタブレットを使用し、機内でも無線LAN(Wi-Fi)を利用したいというユーザーニーズを受け、有料の機内インターネット接続サービス「ANA Wi-Fiサービス」を2014年3月1日(土)より開始すると発表しています。

今回導入されるANA Wi-Fiサービスは大型機「ボーイング777-300ER」だけではなく、中型機「ボーイング767-300ER」で運航するANA国際線機内において提供が開始され、2014年度末までに777-300ER型機19機および767-300ER型機9機(202席仕様)の合計28機の改修を行う予定。ネットワークはオンエアによる機内Wi-Fiサービス「インターネットオンエア」を利用しているということです。

これにより、欧米線やアジア線の一部路線の上空にて、ユーザーが持ち込んだ自分の無線LAN対応スマホなどを使用し、メールやFacebook、Twitter、LINEなどのソーシャルメディアの利用が可能となります。

また、無料のポータルサイトも用意され、最新ニュースなどが閲覧できるということです。なお、同社ではスマホなど向けに提供するもので、パソコンでの利用や動画閲覧などに適したサービスではないとしています。

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ANA Wi-Fiサービスは飛行機のフライト中にWi-Fiを利用してインターネット接続が行える公衆無線LANサービスです。ANAでは以前に2013年夏にも国際線での機内インターネット接続サービスを導入することを発表していましたが、これがようやく2014年3月に開始される運びとなりました。

利用料金はデータ容量に応じたプランが用意されており、5MBプランが6ドル(約600円)、10MBプランが12ドル(約1,200円)、20MBプランが24ドル(約2,400円)となっています。支払いはクレジットカードのみ。

国際線仕様の777-300ER型機および767-300ER型機のうち、ANA WiFiサービス対応の航空機において全クラスで利用可能で、サービス開始の3月1日時点での対象機材は777-300ER型機が2機、767-300ER型機が1機となり、2014年度末までに777-300ER型機19機および767-300ER型機9機(202席仕様)の合計28機の改修を行う予定。

利用可能な航空機にはロゴが付けられているということで、欧米線の一部およびアジア線の一部で提供されます。ただし、対象路線・便は対象機材の運航状況により変わるため、搭乗前の事前確認はできないということです。


記事執筆:memn0ck


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