7a033ab2.jpg

AXGP規格による「SoftBank 4G」対応モバイルWi-Fiルーターで史上最速下り110Mbpsを実現!

ウィルコムとソフトバンクモバイルは29日、2012年夏以降に発売する予定の新モデル「ソフトバンクモバイル・ウィルコム新商品発表会 2012 Summer」を開催し、ワイヤレスシティプランニングが構築するAXGP網による「SoftBank 4G」や3G網による「ULTRA SPEED」に対応したモバイルWi-Fiルーター「ULTRA WiFi 4G SoftBank 102HW」(ファーウェイ製)と「ULTRA WiFi 4G SoftBank 102Z」(ZTE製)の2機種が発表されました。

発売は102HWが2012年9月以降予定で、102Zが2012年8月以降予定となっています。今回は、発表会場にてこれらのモバイルWi-Fiルーターの開発中試作機の展示がありましたので写真を中心に紹介します。

なお、今回の展示機は試作品ということでタッチ禁止であったためどうしても撮影のできない部分があったことを予めお知らせします。

■コンパクトなボディにたっぷりのバッテリーが特徴の「ULTRA WiFi 4G 102Z」
ULTRA WiFi 4G 102Zはサイズが約106mm×57mm×15.75mm(高さ・横幅・厚さ)で重量約130gの小さめなボディに約2800mAhの大容量バッテリーを搭載したWi-Fiルーターです。
本体カラーは「ルナホワイト」1色となっています。

30508848.jpg

ZTE製AXGP対応Wi-Fiルーター「ULTRA WiFi 4G 102Z」


右側面にはスライドスイッチ型の電源スイッチやWPSなどのボタン類が、左側面にはマイクロU-SIMスロットとmicroSDカードスロットが搭載されています。

4cb53f50.jpg

右側面

a8767c30.jpg

左側面


通信速度はAXGP通信時、最大下り76Mbps・上り10MbpsでIEEE802.11b/g/n準拠のWi-Fiでの接続が可能となっています。

e3789bc3.jpg

天面

b6bff9ed.jpg

底面

底面は充電やPCへの接続に使われるmicroUSB端子があります。


■下り最大110MbpsのハイパワーなWi-Fiルーター「ULTRA WiFi 4G 102HW」
ULTRA WiFi 4G 102HWはサイズが約104.8mm×66mm×15.5mm(高さ・横幅・厚さ)で重量は約135gとなっています。本体カラーは「テクタイトブラック」のみとなっています。

8b7af0d9.jpg

ファーウェイ製AXGP対応Wi-Fiルーター「ULTRA WiFi 4G 102HW」


表面には電源ボタンとディスプレイがあります。

84082d69.jpg

表面


天面にはマイクロU-SIMスロットとmicroSDカードユニットが、底面にはWPSボタンと充電用と思われるmicroUSB端子が確認できます。

本機の最大の特徴はモバイルルーターでは史上初となる、最大下り速度110Mbpsの固定回線クラスの通信速度が特徴となっています。

上りは最大で10Mbps、IEEE802.11b/g/n準拠のWi-Fiでの接続が可能となっています。

9159e3ac.jpg

右側面

f904f561.jpg

左側面

d23d163a.jpg

天面

16f6cc5b.jpg

底面



■共通の便利機能
今回紹介した2機にはユニークな機能として両機には「NAS機能」が搭載されており、ルーターに接続されたメモリーカードの中のファイルを無線でやりとりが可能となっています。

これを利用することで、「端末にメモリーカードを使っても音楽や動画などのデータが多くて保存しきれない」ときにこちらのルーターに保存先を増やしたり簡単に共有することが可能となっています。

また、展示会場ではAXGPとPHSの供用アンテナが展示されていました。

f6d37017.jpg

細いアンテナ(下からケーブルが2本伸びている方)がPHSとAXGPの供用アンテナ、太いほうがPHSのみのアンテナ


記事執筆:河童丸


■関連リンク
エスマックス(S-MAX)
エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
ソフトバンクモバイル2012年夏モデル製品ページ
このエントリーをはてなブックマークに追加

タグ :