FUJIFILM X100VI [シルバー]
- 裏面照射型約4020万画素「X-Trans CMOS 5 HR」センサーと高速画像処理エンジン「X-Processor 5」を採用した高級コンパクトデジタルカメラ。
- 5軸・最大6.0段のボディ内手ブレ補正機能を搭載しつつ、質量約521gの小型軽量ボディを実現している。
- 光学式・電子式を切り替えられる独自の「ハイブリッドビューファインダー」を採用。6.2K/30Pの動画撮影が可能で、動画撮影中のトラッキングAF機能も搭載。
動画レリーズ時の挙動。ちゃんと考えられてて偉い。
メインカメラとして、M4/3系⇒X100V⇒X-S10⇒X100VIと乗り換えてのレビューです。主な被写体は家族です。
V⇒S10⇒VIと乗り換えて再確認しましたが、X100系は写真撮影が楽しい!気軽に持ち出せて身構えずに撮れる、それでいて写りも良い、シャッターチャンスに巡り合いやすいカメラ。ただ正直換算35?で撮る分にはVと変わりない印象です。(変わりなく良い)
一方で50?クロップは解像感が確かに上がっていて4000万画素の恩恵を感じます。手振れ補正と相まって、クロップでのブツ撮りにも積極利用できるようになったのは個人的に高ポイント。
一番感心したのは動画です。X100系なのに!
まず、Vに比べてボディ内から拾うノイズ音が顕著に減少しました。VのときはAF?絞り?のジージーカチャカチャといったノイズ音が耳についたのですが、VIはあまり目立ちません。動画撮影中は静音動作するよう改善してるのかな…?
ノイズ音減少+手振れ補正のおかげで、Vと比べて撮って出しでもクリアな動画を得られるようになりました。
そしてFnキーに動画レリーズを設定できるようになっていました!(他機種では当たり前ですが…笑)
写真撮影中にワンタッチで動画を撮れるようになり、写真撮影時のカスタム設定もそのまま適用されます。
OVF撮影中に動画レリーズすると、ちゃんとEVFに切り替わり、撮影終了とともにOVFに戻ります。
あくまで楽しく写真撮影できることが最重要。だけどスナップ的に動画も撮りたい。けど動画用に複数台持ちたくないし写真と動画の絵作りは統一したい…と思っていた自分にとっては、最終的にVを手放す要因になった不満が全て潰され、長く使っていけそうなカメラになっていました。
現状は高騰、品薄、転売といったマイナスイメージばかり目についてしまうのが残念。。見た目の印象以上にV⇒VIの進化に手が込んでおり、モノ自体は良いんですけどね。
- 比較製品
- 富士フイルム > FUJIFILM X100V
- レベル
- アマチュア
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