α7C II ILCE-7CM2 ボディ [ブラック]
- コンパクトなフルサイズミラーレス一眼カメラ。有効約3300万画素の裏面照射型CMOSイメージセンサー「Exmor R」、画像処理エンジン「BIONZ XR」を搭載。
- 常用ISO感度は静止画・動画時ともに100-51200を実現し、高感度でノイズを抑えた撮影が可能。被写体の認識性能が向上したAF性能を備えている。
- 7K相当の豊富な情報量を凝縮することで、高品位な4K映像として出力することができ、4:2:2 10bitで4K60pの動画記録に対応。
α7C II ILCE-7CM2 ボディ [ブラック]SONY
最安価格(税込):¥248,871 (前週比:-1,119円↓) 発売日:2023年10月13日
『ボリュームゾーンでベストバイといえる高性能を気軽に持ち運べる』 とびしゃこさん のレビュー・評価
よく投稿するカテゴリ
2023年12月24日 22:11 [1794709-2]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
画質 | 5 |
操作性 | 4 |
バッテリー | 4 |
携帯性 | 5 |
機能性 | 5 |
液晶 | 4 |
ホールド感 | 4 |
1. スナップが軽快に楽しめます。40mm F2.5G (F5.6) |
2. フラットボディはテーブルフォトにも目立ちません。Sigma 45mm F2.8 (F5.6) |
3. GP-X2装着で、F2.8望遠ズームの使用も快適です。 |
4. 瞳AFはこれより小さい顔でもトラッキング追従可能。70-200 F2.8GMII (93mm, F2.8) |
5. 被写体認識ONなら、対象がいればエリア外でも瞳AFします。20-70mm F4G (70mm, F4) |
6. 押す間カスタム設定のAF-C連写でとっさの動体も対応可です。24-70 F4G (70mm, F4) |
発売日の予約購入です。
α7S、α7II、α7RIII、α7C、α1ユーザーです。
【デザイン】
α7C譲りのライカ風のフラットトップデザインは
カメラバッグの出し入れの際にも引っ掛からず、
撮影時も周囲に溶け込みやすいです(写真1,2)。
GP-X2装着でちょっと精悍な印象になります。
(写真3)
【画質】
Jpeg撮って出しでの評価です。
α7Cから既に脱ソニーの青っぽさ、でしたが、
本機ではさらに肌再現がマゼンタ寄りになり、
3300万画素センサーはAPS-Cクロップでも
1400万画素あり、積極的に使えます。
【操作性】
前ダイアル増設に伴う誤作動防止の目的か
電源スイッチのON、OFF時のレバー角度が
従来のαから変わりました。今は慣れましたが、
従来のレバー角度でもよかった気がします。
先代で不評だった真ん中配置のMENUボタンが
やや右寄りに移動して使いやすくなりました。
AF-ON、C1、C2、OKほかのボタン、ダイアル、
ホイールの機能設定がカスタマイズできます。
Jpeg撮影には露出補正が必須ですが、自分は
キヤノン風に背面ホイールに設定しています。
Fnボタンとは別に、背面液晶の両サイドへの
設定項目の常時表示/非常時がフリップ操作で
可能になり、先代で感じた操作上での
ストレスはほぼなくなりました。
AF-ONに「押す間カスタム呼び出し」で
AF-C+ゾーンAF、Sモード1/1000秒、
連写設定で「とっさの動体用モード」に
しています。
ジョイスティックはついていませんが、
AF-C+トラッキングが優れているため
必要性を全く感じません。(手持ち撮影
スタイルのためカメラを振る方が速く、
有っても使いません。)
【バッテリー】
先代と同じ大容量バッテリーNP-FZ100ですが、
ビオンズXRで撮影可能枚数は減っています。
ただ、操作性の改善で積極的に操作したい
ボディになり、キビキビした操作感は重要で
ビオンズXに戻りたいとは思いません。
【携帯性】
幅x高さx奥行き=124x71.1x63.4 mm約429gで
先代よりグリップ部が3.7mm出て握りやすくなり、
ファインダー倍率改善でも先代比5g増のみです。
GP-X2装着でもなおコンパクトです。
同じ筐体のα7CRともかなり迷いましたが、
電子シャッターのローリングが目立つことと
連写が8コマ/秒に制限されていることから
α7CIIを選択しました。
【機能性】
α7CのAF-C+リアルタイムトラッキングも
優秀でしたが、AI-AFでソニーの認識AFが
さらに向上しました。非積層型センサー機なら
他社含めトップクラスのAF性能と思います。
普段は中央1点スポットにして撮影しますが、
動物/鳥認識ONなら、対象が後ろ向きでも、
エリア外の周辺部の顔でも瞳AFが発動して
あっという間に合焦します(写真4、5)。
不意に飛んでくる被写体もAF-ONボタン押しで
押す間カスタム呼び出し設定を瞬時に呼び出し
フレームに入れ連写すると結構ピントが来ます
(被写体ブレ+瞳ピンではないですが、写真6)。
AF-C連写では、小学生がストップ&ゴーで
全力で向かって走ってきてもAF追従します。
α1までの速度変化対応力はないですが、
非積層型センサー搭載機のAF-Cとしては
十分なAF連写能力と思います。
AI?AFは素晴らしいですが、スポーツなどで
ピント面の前後方向に動きがある、つまり
「被写体迄の撮影距離が激しく変わる」場合は
α1(やα9II)などがAF連写時の追従は良く、
これらのユーザーがそのような動体撮影の
AF目的に買い替え、はお勧めしません。
(買い足しは大いにありですが。)
手振れ補正は従来の5.0‐5.5段から7.0段に
アップして体感でも効きが良くなりました。
超音波式アンチダスト機能はありませんが、
シャッターによるセンサー保護機能もついて、
α7RIIIよりホコリもつきにくくなった?
かもしれません。手振れ補正の7.0段対応で
センサーブルブルでのダスト落としも
ちょっと力強く感じます。
電子先幕シャッターのボケ欠けは1/4000秒
などの高速シャッターで目立ってきますが、
鼻下や髪のおでこに影がでる太陽直射で
ポートレート撮影は通常はしませんし、
イルミネーションも暗いため、そういう
シチュエーションは経験的には少ないです。
もし出たらボケ欠けがでない電子シャッター
への切替え対応でよいと思います。
自分は普段からシングルスロット運用のため
シングルスロットはあまり気になりません。
LAEA-5対応は先代からの嬉しい改良点で、
ボディ駆動式αAレンズ達も楽しめます。
【液晶】
103万ドット背面液晶は可もなく不可もなく、
バリアングルはほとんど使っていません。
EVF倍率は0.59倍→0.70倍と改善がなされ、
236万ドットですが高倍率化により先代よりも
ピントがわかるEVFになりました。
α1やα7RIIIの倍率よりは低いですが、
箱型デザインの携行性との落としどころ
としては合格点かと思います。
【ホールド感】
ホールド感は単体でも改善していますが、
GP-X2装着でさらに小指の掛かりが良くなり、
大柄なレンズでの使い勝手が向上します。
(写真3)
副産物としてホールド位置に余裕が出るため、
電源のON/OFF操作がしやすくなります。
【総評】
EVF倍率や操作性、グリップなど先代での
問題点を洗い出し、対策した後継機です。
ビオンズXRとAI-AF搭載で上位機に迫るか
一部凌駕する撮影機能を詰め込んでいます。
この小型ボディでAF-C連写10コマ/秒と
かなり撮影力も高く、APS-Cクロップも
実用的です。
コンパクトでサブ機でも、延長グリップの
GP-X2装着でメイン機としてもいけます。
ボディ内手振れ補正を搭載し、質感も十分で、
単なるエントリー機という位置付けから、
「手抜きのない軽量機」になったといえます。
20‐40万円代のカメラでは現在ベストバイ
といえる撮影機能を429gの軽量ボディで
軽快に持ち歩けます。
気持ちよく使える機種で、評価は5点です。
- 比較製品
- SONY > α1 ILCE-1 ボディ
- SONY > α7C ILCE-7C ボディ
- SONY > α7CR ILCE-7CR ボディ
- レベル
- アマチュア
- 主な被写体
- 人物
- 風景
- 子供・動物
- 夜景
- 室内
- スポーツ
参考になった27人(再レビュー後:20人)
2023年12月24日 16:37 [1794709-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
画質 | 5 |
操作性 | 4 |
バッテリー | 4 |
携帯性 | 5 |
機能性 | 5 |
液晶 | 4 |
ホールド感 | 4 |
1. スナップが軽快に楽しめます。40mm F2.5G (F5.6) |
2. フラットボディはテーブルフォトにも目立ちません。Sigma 45mm F2.8 (F5.6) |
3. GP-X2装着で、F2.8望遠ズームの使用も快適です。 |
4. 瞳AFはこれより小さい顔でもトラッキング追従可能。70-200 F2.8GMII (93mm, F2.8) |
5. 認識ONなら、対象がいればエリア外でも瞳AFします。20-70mm F4G (70mm, F4) |
6. 押す間カスタム設定のAF-C連写でとっさの動体も対応可です。24-70 F4G (70mm, F4) |
発売日の予約購入です。
α7S、α7II、α7RIII、α7C、α1ユーザーです。
【デザイン】
α7C譲りのライカ風のフラットトップデザインは
カメラバッグの出し入れの際にも引っ掛からず、
撮影時も周囲に溶け込みやすいです。
GP-X2装着でちょっと精悍な印象になります。
【画質】
Jpeg撮って出しでの評価です。
α7Cからすでに脱ソニーの青っぽさでしたが、
本機ではさらに肌再現がマゼンタ寄りになり、
3300万画素センサーはAPS-Cクロップでも
1400万画素で積極的に使えます。
【操作性】
前ダイアル増設に伴う誤作動防止目的のためか
電源スイッチのON、OFF時のレバーの角度が
従来のαから変わりました。今は慣れましたが、
従来のレバーの角度でもよかった気がします。
先代で不評だった真ん中配置のMENUボタンが
やや右寄りに移動して使いやすくなりました。
AF-ON、C1、C2、OKほかのボタン、ダイアル、
ホイールの機能設定がカスタマイズできます。
Jpeg撮影には露出補正が必須ですが、自分は
キヤノン風に背面ホイールに設定しています。
Fnボタンとは別に、背面液晶の両サイドへの
設定項目の常時表示/非常時がフリップ操作
で可能で先代で感じた操作性のストレスは
ほぼなくなりました。
AF-ONに「押す間カスタム呼び出し」で
AF-C+ゾーンAF、Sモード1/1000秒、
連写設定で「とっさの動体用モード」に
しています。
ジョイスティックはついていませんが、
AF-C+トラッキングが優れているため
必要性を全く感じません。(手持ち撮影
スタイルのため有っても使いません。)
【バッテリー】
先代と同じ大容量バッテリーNP-FZ100ですが、
ビオンズXRで撮影可能枚数は減っています。
ただ、操作性改善で積極操作したいボディに
なったため、キビキビした操作感は重要で
ビオンズXに戻りたいとは思いません。
【携帯性】
幅x高さx奥行き124x71.1x63.4 mm約429gで
先代よりグリップ部が3.7mm出て握りやすくなり、
ファインダー倍率改善でも先代比5g増です。
GP-X2装着でもなおコンパクトです。
【機能性】
α7CのAF-C+リアルタイムトラッキングも
優秀でしたが、AI-AFでソニーの認識AFが
さらに向上しました。非積層型センサー機なら
他社含めトップクラスのAF性能と思います。
普段は中央1点スポットにして撮影しますが、
動物/鳥認識ONなら、後ろ向きで周辺部の
顔でも瞳AFが発動しあっという間に合焦です。
(写真5)。
不意に飛んでくる被写体もAF-ONボタン押しで
押す間カスタム呼び出し設定を瞬時に呼び出し
フレームに入れ連写すると結構ピントが来ます
(被写体ブレと瞳ピンではないですが、写真6)。
AF-C連写では、小学生がストップ&ゴーで
全力で向かって走ってきてもAF追従します。
α1までの速度変化対応力はないですが、
非積層型センサー搭載機のAF-Cとして
十分なAF連写能力と思います。
手振れ補正は5.5段から7.0段にアップし、
体感でも危機が良くなりました。
超音波式アンチダスト機能はありませんが、
シャッターによるセンサー保護機能もついて、
α7RIIIよりホコリもつきにくくなった?
かもしれません。7.0段対応手振れ補正で
センサーブルブルでのダスト落としも
ちょっと力強く感じます。
電子先幕シャッターのボケ欠けは1/4000秒
などの高速シャッターで目立ってきますが、
鼻下や髪のおでこに影がでる太陽直射で
ポートレート撮影は通常はしませんし、
イルミネーションも暗いため、そういう
シチュエーションは経験的には少ないです。
でたらボケ欠けがでない電子シャッター
への切替えでよいと思います。
は自分の場合は普段からシングル運用で
シングルスロットはあまり気になりません。
LAEA-5対応は先代からの嬉しい改良点で、
ボディ駆動式αAレンズ達も楽しめます。
【液晶】
103万ドット背面液晶は可もなく不可もなく、
バリアングルはほとんど使っていません。
EVF倍率は0.59倍→0.70倍と改善がなされ、
236万ドットですが高倍率化により先代よりも
ピントがわかるEVFになりました。
α1やα7RIIIとは倍率よりは低いですが、
箱型デザインの携行性との落としどころ
としては合格点かと思います。
【ホールド感】
ホールド感は単体でも改善していますが、
GP-X2装着でさらに小指の掛かりが良くなり、
大柄なレンズでの使い勝手が向上します。
副産物として、ホールドに余裕が出るため、
電源のON/OFF操作がしやすくなります。
【総評】
EVF倍率や操作性、グリップなど先代での
問題点を洗い出し、対策した後継機です。
ビオンズXRとAI-AF搭載で上位機に迫るか
一部凌駕する撮影機能を詰め込んでいます。
この小型ボディでAF-C連写10コマ/秒と
かなり撮影力も高く、APS-Cクロップも
実用的です。
コンパクトでサブ機でも、延長グリップの
GP-X2装着でメイン機としてもいけます。
ボディ内手振れ補正を搭載し、質感も十分で、
単なるエントリー機という位置づけから、
「手抜きのない軽量機」になったといえます。
20‐30万円代のカメラでは現在ベストバイ
といえる撮影機能を、軽快に持ち歩けます。
気持ちよく使える機種で、評価は5点です。
- 比較製品
- SONY > α1 ILCE-1 ボディ
- SONY > α7C ILCE-7C ボディ
- レベル
- アマチュア
- 主な被写体
- 人物
- 風景
- 子供・動物
- 室内
- スポーツ
参考になった7人
「α7C II ILCE-7CM2 ボディ [ブラック]」の新着レビュー
レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
---|---|---|
黒いワンちゃんでもピントが合います! | 4 | 2024年5月5日 08:35 |
メニューまわり | 5 | 2024年4月30日 20:04 |
バランスが絶妙、カメラはやはりSONY一択 | 5 | 2024年4月30日 18:32 |
確かに軽いボディ | 4 | 2024年4月30日 18:06 |
α7C(先代)と比較して | 4 | 2024年4月27日 15:39 |
性能が色々と改善されていて満足しています。 | 4 | 2024年4月5日 19:24 |
素人レビューですが・・・。 | 5 | 2024年3月26日 15:35 |
3年振りにSONY αのお迎えです。 | 5 | 2024年3月4日 04:41 |
AIAFがすごい | 5 | 2024年2月19日 17:05 |
初期不良に当たりました | 1 | 2024年2月11日 15:56 |
デジタル一眼カメラ
(最近3年以内の発売・登録)
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(デジタル一眼カメラ > Z fc 16-50 VR レンズキット [シルバー])鈴木啓一 さん
(デジタル一眼カメラ)
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