α7C II ILCE-7CM2 ボディ [ブラック]
- コンパクトなフルサイズミラーレス一眼カメラ。有効約3300万画素の裏面照射型CMOSイメージセンサー「Exmor R」、画像処理エンジン「BIONZ XR」を搭載。
- 常用ISO感度は静止画・動画時ともに100-51200を実現し、高感度でノイズを抑えた撮影が可能。被写体の認識性能が向上したAF性能を備えている。
- 7K相当の豊富な情報量を凝縮することで、高品位な4K映像として出力することができ、4:2:2 10bitで4K60pの動画記録に対応。
α7C II ILCE-7CM2 ボディ [ブラック]SONY
最安価格(税込):¥255,800 (前週比:-3,179円↓) 発売日:2023年10月13日
『小型軽量でも画質優秀、手振れ補正能力も強力、費用対効果抜群』 blackfacesheepさん のレビュー・評価
- レビュー投稿数:89件
- 累計支持数:4177人
- ファン数:171人
よく投稿するカテゴリ
2024年1月18日 20:30 [1771662-3]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
画質 | 5 |
操作性 | 4 |
バッテリー | 5 |
携帯性 | 5 |
機能性 | 5 |
液晶 | 5 |
ホールド感 | 5 |
正確で高速な瞳AF、ポートレート撮影が楽になりました |
動物の瞳AFも進化し、猫・犬以外の動物でもほぼピントを外しません |
小型軽量で威圧感が少ないカメラなので、カフェフォトも撮りやすいです |
手振れ補正は強力で、50mmレンズで1秒の手持ち撮影が可能です |
65mmでも手持ち1秒が可能、6段分の手振れ補正能力です |
Adobe LightroomのAIノイズリダクションと併用すると、ISO12800でもOKです |
α7CIIを使い始めて3ヶ月が経ちましたので、レビューを更新します。
これまでα7Cを2年間使ってきました。
α7CIIの発表を聞いて、SONYストアに予約注文し、10月13日に我家に到着しました。
3か月間使ってきて印象的だったのは、下記の項目です。
●ハイライトからディープシャドウまで広いダイナミックレンジ
●強力な手振補正能力
●高精度なリアルタイム認識AF
●高ISOでも良好な高感度性能
●長時間使っても疲れない小型軽量なボディ
●視認性が良くなったEVF
●画素数が増えてトリミング耐性改善
●ユーザーインターフェースの改善
【デザイン】
SONY機の無駄のないデザインは、バウハウスの「機能が形状を決定する」を具現化したものと理解しています。
ボディ中央に隆起がないフラットトップボディなので、レンジファインダーカメラ用のBillingham Hadleyシリーズにぴったり収まります。
小型なので目立たず、カフェやレストランで撮影するときも、気楽に撮影できます。
【画質】
SONYのフルフレーム機らしく、ダイナミックレンジが広いです。
a7cIIは白飛びしにくく、ラチチュードが広い常用感度ネガフィルムで撮っているような感覚になるデジタルカメラです。
RAWのダイナミックレンジが広いので、露出オーバーの真っ白な写真でも補正できてしまいます。
3段程度の露出オーバーでも、Adobe Lightroomで明るさスライダーをアンダー側に動かしてやると、もりもりとハイライトの階調が出てきます。
メカシャッターでは1/4000秒までしか使えず、大口径レンズを絞開放で使うと、露出オーバー必至かと思っていました。
でもRAWで撮ればハイライトが粘るので、1/4000秒で撮影しても、Adobe Lightroomで十分に救済できます。
安心して大口径レンズを絞り開放で使えます。
また、超高感度撮影でも余裕のあるセンサーです。
作例6枚目はかなり暗い場所でISO12800で撮影しましたが、Adobe LightroomのAIノイズリダクションのおかげで、使い物になる写真が出来上がりました。
画素数が3300万画素に増加し、トリミング耐性も向上しました。
【操作性】
前ダイヤルの新設がありがたいです。
前ダイヤルは絞り、後ダイヤルLはシャッター速度、後ダイヤルRは露出補正に割り振っています。
この前ダイヤル新設のせいで、電源ON/OFFの位置がα7C初代と変わって戸惑いましたが、もう慣れました。
上級機に比べてカスタムボタンが少ないですが、実用上、無問題です。
私が使う機能のほとんどは、Fnボタンから呼び出せるようにカスタマイズしました。
タッチパッドはα7Cより改善されましたが、いまいち反応が悪い時があります。
MENUキーの位置もより右側に設けられ、使いやすくなりましたが、まだ少々右手の指から遠いので、右手親指で操作できるように、カスタムキー登録で十字キーの↓に割当てました。
上級機にあるマルチセレクターがありませんが、優秀なリアルタイムトラッキングのおかげで困りません。
【バッテリー】
α7cに比べて若干バッテリー消耗は早くなったと聞いています。
でもほとんど実感できておらず、一般的なミラーレス機に比べるとはるかに長持ちする印象です。
私のペースだと1日撮り続けていても十分にもちますので、予備バッテリーが必要なケースは少なそうです。
【携帯性】
これがα7CIIの最大の魅力です。
前期高齢者となり、重厚長大な撮影機材を持て余すようになってきたため、α7CIIの小型軽量な筐体はありがたいです。
また本体が軽量なので、SigmaのArtシリーズのような重量級レンズを使うときも、負担が少なくて済みます。
【機能性】
手振れ補正機能は7段分になりました。
5段分だったα7Cよりかなり改善したと思います。
作例4枚目は焦点距離50mmで手持ち1秒、手振れ補正は5段分です。
作例5枚目は焦点距離65mmで手持ち1秒、手振れ補正は6段分です。
AFに関しては、α7Cとの世代差を強く感じます。
どのモードでもα7cの合焦速度、精度はα7Cの上を行きます。
リアルタイム認識AFのトラッキングが強力で使いやすく、マルチセレクターがないのを補ってくれます。
ボディ裏側の"AF-ON"ボタンを押して、狙う被写体を選べば、そのまま構図を変えてもフォーカスポイントが追従します。
カメラを左右に振っても上下に振ってもズームしても、ずっとフォーカスポイントは狙った被写体に張り付いてます。
瞳AFも、人間・動物どちらも優秀で、歩留まりが格段に向上しました。
【液晶】
バリアングル液晶はウェストレベルで撮りたいときに、ワンアクション余計に必要となります。
でもローアングルの際に縦構図でも撮れるので便利です。
EVFはα7Cに比べて大きくなり、視認性がよくなりました。
前期高齢者にとってありがたい改善です。
ただ、依然として純正アイカップがないのが辛いです。
【ホールド感】
グリップがα7Cより深くなり、ホールド感が向上しました。
【総評】
α7Cユーザーとして、ここを改善して欲しい、と思っていた部分の多くが改善されました。
この小型軽量なサイズでフルフレームの写真が撮れるのは、素晴らしいです。
費用対効果は極めて優秀だと思います。
アンリ・カルティエ=ブレッソンが生きていたら、小型軽量なa7CIIを気に入ると思います。
特に小型軽量なFE 50mm F2.5 Gはよく似合うレンズです。
α7CIIで撮影した写真を貼っておきます。
ビネットした写真が好きなので、どれも少々周辺光量を落としていますが、どのレンズも実際にはこんなにビネットするレンズではありません。
色温度、明度、コントラスト、彩度、明瞭度などもいじっておりますが、シャープネスは無補正です。
なお、このカメラで撮った写真は、下記の私のブログにも置いてあります。
ご興味があれば、ご覧になってください。
https://blackface2.exblog.jp/tags/SONY%20%CE%B17C%20II/
- 比較製品
- SONY > α7C ILCE-7C ボディ [ブラック]
- レベル
- アマチュア
- 主な被写体
- 人物
- 風景
- 子供・動物
- 夜景
- 室内
- その他
参考になった78人(再レビュー後:26人)
2023年11月14日 12:14 [1771662-2]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
画質 | 5 |
操作性 | 4 |
バッテリー | 5 |
携帯性 | 5 |
機能性 | 5 |
液晶 | 5 |
ホールド感 | 5 |
ダイナミックレンジが広いです、3.5段露出オーバーでも補正可能 |
手振れ補正は驚異的高性能、手持ちでシャッター速度1.6秒が止まります |
リアルタイム認識AFは強力、猫ちゃんの目に食いつきます |
バリアングル液晶なので、ローアングル写真も撮りやすいです |
軽量コンパクトで威圧感を与えないので、カフェでの撮影も気楽です |
暗所性能優秀、Adobe LightroomのAIノイズリダクションを使えば、ISO16000でもOK |
α7CIIを使い始めて1ヶ月が経ちましたので、レビューを更新します。
これまでα7Cを2年間使ってきました。
α7CIIの発表を聞いて、SONYストアに予約注文し、10月13日に我家に到着しました。
一か月使って印象的だったのは、下記の通りです。
●広いダイナミックレンジ
●強力な手振補正能力
●驚異的精度のリアルタイム認識AF
●高感度性能良好、ISO16000が常用可能
●長時間使っても疲れない小型軽量なボディ
●より大きく視認性が良くなったEVF
●画素数が増えてトリミング耐性改善
●使いやすくなったユーザーインターフェース。特に前ダイアル
【デザイン】
SONY機の無駄のないデザインは、バウハウスの「機能が形状を決定する」を具現化したものだと思います。
ボディ中央に隆起がないフラットトップボディなので、レンジファインダーカメラ用のBillingham Hadleyシリーズにぴったり収まります。
小型なので目立たず、カフェやレストランで撮影するときも、気楽に撮影できます。
【画質】
SONYのフルフレーム機らしく、ダイナミックレンジが広いです。
a7cIIは白飛びしにくく、ラチチュードが広い常用感度ネガフィルムで撮っているような感覚になるデジタルカメラです。
RAWのダイナミックレンジが広いので、露出オーバーの真っ白な写真でも補正できてしまいます。
作例1枚目は、3.5段露出オーバーですが、Adobe Lightroomで明るさスライダーをアンダー側に動かしてやると、もりもりとハイライトの階調が出てきて驚きました。
メカシャッターでは1/4000秒までしか使えず、大口径レンズを絞開放で使うと、露出オーバー必至かと思っていました。
でもRAWで撮ればハイライトが粘るので、1/4000秒で撮影しても、Adobe Lightroomで十分に救済できます。
安心して大口径レンズを絞り開放で使えます。
また、超高感度撮影でも余裕のあるセンサーです。
作例6枚目はかなり暗い場所でISO16000で撮影しましたが、Adobe LightroomのAIノイズリダクションのおかげで、使い物になる写真が出来上がりました。
画素数が3300万画素に増加し、トリミング耐性も向上しました。
【操作性】
前ダイヤルの新設がありがたいです。
前ダイヤルは絞り、後ダイヤルLはシャッター速度、後ダイヤルRは露出補正に割り振っています。
この前ダイヤル新設のせいで、電源ON/OFFの位置がα7C初代と変わって戸惑いましたが、もう慣れました。
上級機に比べてカスタムボタンが少ないですが、実用上、無問題です。
私が使う機能のほとんどは、Fnボタンから呼び出せるようにカスタマイズしました。
タッチパッドはα7Cより改善されましたが、いまいち反応が悪い時があります。
MENUキーの位置もより右側に設けられ、使いやすくなりましたが、まだ少々右手の指から遠いので、右手親指で操作できるように、カスタムキー登録で十字キーの↓に割当てました。
上級機にあるマルチセレクターがありませんが、優秀なリアルタイムトラッキングのおかげで困りません。
【バッテリー】
α7cに比べて若干バッテリー消耗は早くなったと聞いています。
でもほとんど実感できておらず、一般的なミラーレス機に比べるとはるかに長持ちする印象です。
私のペースだと1日撮り続けていても十分にもちますので、予備バッテリーが必要なケースは少なそうです。
【携帯性】
これがα7CIIの最大の魅力です。
前期高齢者となり、重厚長大な撮影機材を持て余すようになってきたため、α7CIIの小型軽量な筐体はありがたいです。
また本体が軽量なので、SigmaのArtシリーズのような重量級レンズを使うときも、負担が少なくて済みます。
【機能性】
手振れ補正機能は7段分と、5段分だったα7Cよりかなり改善したと思います。
作例1枚目は焦点距離46mmで手持ち1/8秒、手振れ補正は2.5段分です。
作例2枚目は焦点距離50mmで手持ち1.6秒、手振れ補正能力は公称通り7段分です。
AFに関しては、α7Cとの世代差を強く感じます。
どのモードでもα7cの合焦速度、精度はα7Cの上を行きます。
リアルタイム認識AFのトラッキングが強力で使いやすく、マルチセレクターがないのを補ってくれます。
ボディ裏側の"AF-ON"ボタンを押して、狙う被写体を選べば、そのまま構図を変えてもフォーカスポイントが追従します。
カメラを左右に振っても上下に振ってもズームしても、ずっとフォーカスポイントは狙った被写体に張り付いてます。
瞳AFも、人間・動物どちらも優秀で、歩留まりが格段に向上しました。
【液晶】
バリアングル液晶はウェストレベルで撮りたいときに、ワンアクション余計に必要となります。
でもローアングルの際に縦構図でも撮れるので便利です。(作例4枚目)
EVFはα7Cに比べて大きくなり、視認性がよくなりました。
前期高齢者にとってありがたい改善です。
ただ、依然として純正アイカップがないのが辛いです。
【ホールド感】
グリップがα7Cより深くなり、ホールド感が向上しました。
【総評】
α7Cユーザーとして、「ここを改善して欲しい」と思っていた部分の多くが改善された、正常進化版です。
この小型軽量なサイズでフルフレームの写真が撮れるのは素晴らしいです。
アンリ・カルティエ=ブレッソンが生きていたら、小型軽量なa7CIIを気に入ると思います。
特に小型軽量なFE 50mm F2.5 Gはよく似合うレンズです。
α7CIIで撮影した写真を貼っておきます。
ビネットした写真が好きなので、どれも少々周辺光量を落としていますが、どのレンズも実際にはこんなにビネットするレンズではありません。
色温度、明度、コントラスト、彩度、明瞭度などもいじっておりますが、シャープネスは無補正です。
なお、このカメラで撮った写真は、下記の私のブログにも置いてあります。
ご興味があれば、ご覧になってください。
https://blackface2.exblog.jp/tags/SONY%20%CE%B17C%20II/
- 比較製品
- SONY > α7C ILCE-7C ボディ [ブラック]
- レベル
- アマチュア
- 主な被写体
- 人物
- 子供・動物
- 夜景
- 室内
- その他
参考になった27人
2023年10月22日 19:39 [1771662-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
画質 | 5 |
操作性 | 4 |
バッテリー | 5 |
携帯性 | 5 |
機能性 | 5 |
液晶 | 5 |
ホールド感 | 5 |
リアルタイムトラッキングで、少々の風が吹いてもAFが追従します |
小さなカメラなので、カフェ撮りしていても目立ちにくいです |
手振れ補正は強力で、50?で手持ちで1秒が止まります・・・6段の手振れ補正効果あり |
瞳AFも強力、ちょろちょろ動く子猫の瞳に食いつきます |
ISO12800が使い物になります、Adobe LightroomでAIノイズリダクション |
70mmで1/15秒手持ち、露出2段オーバーですが、DRが広いので、適正露出に補正可能 |
これまでα7Cを2年間使ってきました。
α7CIIの発表を聞いて、SONYストアに予約注文し、10月13日に我家に到着しました。
まだ使い始めて10日ですが、ファーストインプレッションをレビューします。
一言でいえば先代のα7Cの正常進化版です。
α7Cに比べて、EVFの大きさ、画素数、AF精度、手振れ補正機能、ユーザーインタフェースが向上しました。
【デザイン】
SONY機の無駄のないデザインは、バウハウスの「機能が形状を決定する」を具現化したものだと思います。
ボディ中央に隆起がないフラットトップボディなので、レンジファインダーカメラ用のBillingham Hadleyシリーズにぴったり収まります。
小型なので目立たず、カフェやレストランで撮影するときも、気楽に撮影できます。
【画質】
SONYのフルフレーム機らしく、ダイナミックレンジが広いです。
特にRAWでのハイエストライトの粘りが極めて優秀です。
a7cIIは、まるでラチチュードが広い常用感度ネガフィルムで撮っているような感覚になるデジタルカメラです。
メカシャッターでは1/4000秒までしか使えず、大口径レンズを絞開放で使うと、露出オーバー必至かと思っていました。
でもRAWのダイナミックレンジが広いので、露出オーバー気味の真っ白な写真でも補正できてしまい、驚きました。
作例6枚目は、2段露出オーバーですが、Adobe Lightroomで明るさスライダーをアンダー側に動かしてやると、もりもりとハイライトの階調が出てきます。
これなら安心して大口径レンズを使えます。
また、超高感度撮影でも余裕のあるセンサーです。
作例5枚目はかなり暗い場所でISO12800で撮影しましたが、Adobe LightroomのAIノイズリダクションのおかげで、使い物になる写真が出来上がりました。
とは言え、ダイナミックレンジと暗所性能は先代のα7Cとほぼ同じ、と言う印象です。
でも、画素数が3300万画素に増加したことを考慮すると、上出来だと思います。
【操作性】
前ダイヤルが新設され、操作性が向上しました。
ただ、この前ダイヤル新設のせいで、電源ON/OFFの位置が変わり、慣れるまでしばらく時間がかかりました。
また上級機に比べてカスタムボタンが少ないですが、実用上は無問題です。
私が使う機能のほとんどは、Fnボタンから呼び出せるようにカスタマイズしました。
タッチパッドはα7Cより改善されましたが、いまいち反応が悪い時がまだあります。
パナソニック機程度に改善されたら鬼に金棒なのですが。
MENUキーの位置もより右側に設けられ、改善しました。
でもまだ操作しにくいので、右手親指で操作できるように、カスタムキー登録で十字キーの↓に割当てました。
上級機にあるマルチセレクターがありませんが、優秀なリアルタイムトラッキングのおかげで困りません。
【バッテリー】
α7cに比べて若干バッテリー消耗は早くなったとのこと。
でもほとんど実感できていませんし、一般的なミラーレス機に比べるとはるかに長持ちする印象です。
私のペースだと1日撮り続けていても十分にもちますので、予備バッテリーが必要なケースは少なそうです。
【携帯性】
これがα7CIIの最大の魅力です。
前期高齢者となり、重厚長大な撮影機材を持て余すようになってきたため、α7CIIの小型軽量な筐体はありがたいです。
また本体が軽量なので、SigmaのArtシリーズのような重量級レンズを使うときも、負担が少なくて済みます。
【機能性】
手振れ補正機能は公称7段分と、α7Cよりかなり改善したと思います。
作例3枚目は50mmレンズで手持ち1.0秒、手振れ補正能力は6段分はある感触です。
作例6枚目は70mmで手持ち1/15秒ですから、手振れ補正能力は2段分です。
AFに関しては、α7Cとの世代差を強く感じます。
どのモードでもα7cの合焦速度、精度はα7Cの上を行きます。
リアルタイムトラッキングが強力で使いやすく、マルチセレクターがないのを補ってくれます。
ひとたび背面のAFボタンを押してフォーカスポイントを記憶させれば、あとはカメラのフレーミングを変えようが、被写体との距離を変えようが、ズームしようが、フォーカスポイントにAFがずっと食いつきっぱなしです。
動物の瞳AFも協力で、猫撮りカメラとしてとても使いやすいです。
【液晶】
バリアングル液晶なので、ウェストレベルで撮りたいときに、ワンアクション余計に必要となります。
でもローアングルでも縦構図で撮れるので便利です。
EVFはα7Cに比べて大きくなり、視認性がよくなりました。
前期高齢者にとってありがたい改善です。
ただ、依然として純正のアイカップがないのが辛いです。
【ホールド感】
グリップがα7Cより深くなり、ホールド感が向上しました。
【総評】
α7Cユーザーとして、「ここを改善して欲しい」と思っていた部分の多くが改善された、正常進化版です。
この小型軽量なサイズでフルフレームの写真が撮れるのは素晴らしいです。
アンリ・カルティエ=ブレッソンが生きていたら、小型軽量なa7CIIを気に入ると思います。
特に小型軽量なFE 50mm F2.5 Gはよく似合うレンズです。
α7CIIで撮影した写真を貼っておきます。
ビネットした写真が好きなので、どれも少々周辺光量を落としていますが、どのレンズも実際にはこんなにビネットするレンズではありません。
色温度、明度、コントラスト、彩度、明瞭度などもいじっておりますが、シャープネスは無補正です。
なお、このカメラで撮った写真は、下記の私のブログにも置いてあります。
ご興味があれば、ご覧になってください。
https://blackface2.exblog.jp/tags/SONY%20%CE%B17C%20II/
- 比較製品
- SONY > α7C ILCE-7C ボディ [ブラック]
- レベル
- アマチュア
- 主な被写体
- 子供・動物
- 夜景
- 室内
- その他
参考になった25人
「α7C II ILCE-7CM2 ボディ [ブラック]」の新着レビュー
レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
---|---|---|
黒いワンちゃんでもピントが合います! | 4 | 2024年5月5日 08:35 |
メニューまわり | 5 | 2024年4月30日 20:04 |
バランスが絶妙、カメラはやはりSONY一択 | 5 | 2024年4月30日 18:32 |
確かに軽いボディ | 4 | 2024年4月30日 18:06 |
α7C(先代)と比較して | 4 | 2024年4月27日 15:39 |
性能が色々と改善されていて満足しています。 | 4 | 2024年4月5日 19:24 |
素人レビューですが・・・。 | 5 | 2024年3月26日 15:35 |
3年振りにSONY αのお迎えです。 | 5 | 2024年3月4日 04:41 |
AIAFがすごい | 5 | 2024年2月19日 17:05 |
初期不良に当たりました | 1 | 2024年2月11日 15:56 |
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一眼の入門機。さすがの完成度。ただ、今買うなら気になる点も。
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(デジタル一眼カメラ > EOS Kiss M2 EF-M15-45 IS STM レンズキット [ブラック])鈴木啓一 さん
(デジタル一眼カメラ)
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