GeForce RTX 4070 Ti 12GB VERTO LED トリプルファン VCG4070T12TFXPB1 [PCIExp 12GB] レビュー・評価

4Kモニターを購入したので、グラフィックボードもグレードアップしました。
家庭での使用目的では、もうこれ以上高性能なグラフィックボードは不要です。
価格が上昇する前に購入出来てラッキーでした!

RX6600からのアップグレード。
写真の通りCoolerMasterのNR200に搭載しているので大分みっちりなんですが、綺麗に収まってくれています。
ファンも2連ファン（RX6600の前も1070Tiの2連ファンでした）からの3連ファンなので多少なりともうるさいかなと思ったものの、全然静かでした。
ただおそらくちょっとやそっとうるさくてもグラボがうるせえなというのは判りにくい環境ですが……。

目立つLED装飾はないので光るギミックは特にないかと思ったら何故かロゴだけ白く輝いてました。
これも邪魔だなと思ってメーカーサイト探したんですが、純正ソフトウェアのVelocity Xというソフト（2種類ある）でパフォーマンスモニタ、オーバークロック、ファン速度制御などの項目がありましたがロゴ用のLED制御項目はなかったので多分消せませんね。

付属品はサポートステイと16pinの電源分岐ケーブルが同梱されています。
ケーブルは電源に付属していた16pinのものを使用。
電源自体もさすがに今まで使っていたRX6600用の500Wを使うわけにも行かず、SP850に買い替え。そちらにケーブルがついていたので電源側のものを使用しました。
正直小さいケースなのであんまりケーブル→変換が増えても逃がす場所がなくて大変なので……。
サポートステイはマザーボード側に取り付けるタイプですが、マザーボード側に負荷をかけるよりは長尾製作所とかのスタンド型のほうが安心して使えるかと思います。
グラフィックボード本体はそこまで重いわけでもない（1.5kgくらい？）ので、必須というほどでもないかとは思います。


メーカー自体は創業40年近いアメリカのパーツメーカーですが、日本で代理店契約が交わされ流通し始めたのが去年夏くらいからなので、既存のグラフィックボードメーカーと比べると知名度は少し遅れを取るかもしれません。
ただ製品自体は保証が標準で3年あり、シンプルながらも非常にしっかりした作りなので、グラフィックボードの選択肢の中で、長く使えるシンプル目なものをということで探す場合おすすめです。

比較的お手頃価格のRTX4070Ti搭載グラフィックボード。RTX3080からの換装。

付属品は12VHPWR変換ケーブルとサポートステイぐらい。
変換ケーブルはしっかりしていて使用に不安はありません。
サポートステイはマザーに固定する、グラフィックボード付属品では珍しいタイプです。（使用していません）

サイズは約305ｍｍと4070Tiではやや小さめですが、厚みは3スロットしっかり占有します。
基板裏側とバックプレートの間には特に熱伝導パッドなどは貼られていないようですが、
冷却性能は高いです。今のところ高負荷時でも80度を超えていません。ゲーム中でも大体60度台です。
静穏性も優れており、ゲーム中でもファン速度は60％程度、交換前のRTX3080と比べ圧倒的に静かです。それでいてDLSS3有効タイトルだとフレームレートは倍増します。

見た目はシンプルで発光するのはサイドのロゴマークのみ。箱もコンパクトで持ち帰り＆保管もしやすいです。

派手な装飾や過度な高級感はありませんが、品質はしっかりしていて保証期間も3年と長め。ハイエンドでもグラフィックボードは1年保証がほとんどなのでこれはうれしいです。
シンプルなデザインを好む方やコストパフォーマンス重視の方には文句なしにおすすめです。

某ショップで安かったので購入。
初めて使うメーカーだったので少し不安でしたが、意外と良かったのでせっかくなのでレビューを。

他の方も言っているように静音性・冷却性は高いと思います。
ただ、ケースによってある程度変わってくると思うので注意が必要です。
自分の場合はPC自体を机の下に置いているのもありますが、交換前のRTX3070よりも静かに感じます。
ベンチソフトを回して負荷をかけても、温度の上昇も80度くらいまでで収まっていますし、FAN音もCPUクーラーの方がうるさいと感じるくらいでした。（虎徹mk2）

サイズは昨今の事情を考えれば比較的小さめなので、ケースの縛りはあまりないと思います。
ただし、3スロット占有なので増設カード等をたくさん使いたい方は注意が必要です。

付属の12HVPWRの変換ケーブルもしっかりしていたので、安心感があります。

他社さんのような『LEDビカビカー！カッコいいぞー！でっかいぞー！』に比べればデザインは質素ですし、制御ソフトが付属してないのでクロックやFAN速度の制御はできませんが、
その辺りにこだわらずに性能と金額のバランスだけでいけばおすすめできる一品です。

性能等は色々な方がベンチマークを取ってくださっておりますので、ここでは省略させていただきます。

このグラボは非常に冷却性が高いながら静音性が高いことに驚きました。
私はあまり重めのゲームをやることはないので中負荷程度の使用率での感想になりますが、以前使っていた2080superの時と比べ明らかに音が静かです。
以前はグラボのファンが回っているなとヘッドホン越しでも感じていたのですが、このグラボに替えた後は動作しているのか分からないぐらい静かになりまして、ケースファンと同じぐらいの音の大きさしかないので非常に快適に使用できてます。
その上でゲームをしても50℃程度に発熱を押さえられていたので、ヒートシンクの設計やファンコントロールが非常に優秀なんだと思います。

あと、今どきの光るグラボとはちがってロゴ以外光りません。
これは結構な取り柄になってまして、ある程度自作PCを組んでるとあまり光らない落ち着いたPCが欲しくなるんですが、そうなってくると案外選択肢になるグラボというものがなく困るということが多いので光らないというのはありがたいです。

難点としてはマザーボードに取り付けるタイプのサポートステイが付属品に含まれているのですが、ほとんどのマザーボードでM.2系のヒートシンクと干渉してしまい、これを取り付けることが出来るマザーボードが非常に少ないのでは？と思うところです。

総評としましては、ほかの4070tiと比べ安価でありながら性能が優れている非常に優秀なグラボだと思います。
ある程度自作をしていて光らないのが欲しくなってきたとか、安いけど冷えるグラボが欲しいとかそういう方には非常におすすめ出来ます。

正面	背面。基板は半分ぐらいなんですね	わかりにくいですが補助電源部アップ。高さ111mmぐらいです
付属品。私はどちらも未使用で長尾のサポーターを使用	ブルプロベンチ結果。

ついに念願の4000シリーズを購入！
GIGABYTEのEAGLEと最後まで悩みましたが、こちらの方が高さが低いこととちょうど特価だったのでこちらに決定！

【使用環境】
CPU：Core i5 13600KF
クーラー：Ultra120EX REV.4 BLACK
M/B：B660 AORUS MASTER
RAM：G.SKILL Trident Z5 Neo RGB DDR5-5600 16GBx2
VGA：RTX4070Ti 12GB VERTO LED 3FAN【本品】
SSD：CFD PG4NZL 1TB (M.2 Gen4x4)
ケース：ENTHOO PRO M GLASS
PSU：LEADEX VI PLATINUM PRO 1000W
（別売りの純正12VHPWRケーブル使用）
OS：Winsows 11 home 64bit

【安定性】無評価
購入直後なので無評価です

【画質】☆5
モニターにDELLのS2721DGF（WQHD、165Hz）を使用していますが、適当に買ったゲームを最高設定で適当に遊んでも、かるーく165Hzで安定することに感動。
VRAMがボトルネックになるようなタイトルはプレイしていませんが、メモリ容量が8GBから12GBに増えると余裕がありますね。

【機能性】☆5
本製品を選んだ1番のポイントはトリプルファンながら小径ファンを搭載し、高さを120mmに抑えている点です！
最近は発熱を抑えるため大型ファンにヒートシンクを搭載した巨大クーラーが当たり前ですが、本製品はジャスト3スロット占有、高さ120mmなのでmini-ITXケースに収めようとした場合めちゃくちゃ助かります。
また、12VHPWRコネクタまでの高さは実測で約111mmと、拡張カードの規格ジャスト！そのためカードは収まるけどケーブルが当たってしまうような問題も避けられるが良いですね。
（雑ですが測ったときの画像を添付しています）

【処理速度】☆5
性能は申し分なし。
FF14やブループロトコルなど各種ゲームベンチを走らせましたが最高温度もHWMonitor読みで77℃と冷却能力も十分です。（室温26℃）
(ベンチマーク結果追加しました）

【静音性】☆4
ファンノイズについては小径ファンなので10cmファン搭載の巨大グラボに比べると流石に気になります。
ただし回転数は1600rpmほどでCPUクーラーにかき消されるレベルですから、ヘッドフォンをしていれば聞こえませんしグラボのファンが回りだしたことにもほとんど気づきません。
アイドル時はもちろんセミファンレス機能で無音です。

【付属ソフト】無評価
ソフトは付属しておらず、LEDも搭載されていないので無評価です。

【総評】☆5
なんでも大型化されていくこの時代にシンプルで光らないちょうどいいデザインのグラボで、とても気に入りました。
どうにか気合で2スロットに収めて貰えるとさらに搭載できるケースの幅が広がるのですが、300W近い消費電力を考えると仕方がないですかね。

PNYというメーカーは日本上陸して間もないのか聞いたことはありませんが、買ってみてびっくり国内3年保証でした。
しばらくはスペックに不満が出ることは無さそうなので、あとは保証期間を完走してくれるのを祈ります。