『死角のないほぼ完璧に近いハイスペノートPC』 ASUS ROG Zephyrus G14 GA402RK GA402RK-R76RX6800SWL [ムーンライトホワイト] Usi３さんのレビュー・評価

ゲーミングノートPCは、初購入です。
手頃な値段でかつ、持ち運びできて高性能なノートPCを探して、これにしました。
以下、個人的な総評です。

【デザイン】
実物を見ずに購入しましたが、概ね想像通りのデザインでした。
ムーンライトホワイトの天板LED発光システム「AniMe Matrix」搭載機種を購入しましたが、全体的にマット調でマットの艶感+手触り感が良き。ゲーミングとビジネスユースのちょうど中間にまとめ上げたなと感じました。
デザインの良さは、他のレビューアーやブロガーの通りなので、個人的に気になったポイントを書きます。
・タッチパッドの窪みの堺に隙間がある
・電源入力の端子位置がちょうど真ん中にあり、せめて電源入力のみ奥にしてほしかった
・インジケーターのパイロットランプがなぜか、使用者の位置からほぼ見えない
・顔認証の赤いランプが圧がすごい


【処理速度】
最新のWindowsかつ、AMDということもあり、不安はつきまとうが、今のところ問題なし。
Chromeでのブラウジング、Steamのゲーミング、Affinityでのデザイン作業も問題なく、処理してくれています。
今まで、ネットワークまたは、対向先のバックエンド処理が遅いのかと思っていたが、クライアント側の処理性能問題だったのかと気付かされました。
アプリの使用感的にどれもライトかハイミドルだと思いますが、CPUやメモリ使用率も半分もいかないぐらいです。

【グラフィック性能】
ヌルヌルサクサクです。専用アプリからサイレントやパフォーマンスなど、性能やバッテリー優先といったモードが選べるのが大変良い。

【拡張性】
ノートPCにしては、秀逸でしょう。
他の方も書かれていますが、MicroSDカードスロットではなくSDカードスロットだったら良かった。
あと電源入力が2箇所（ACとUSB）が秀逸ですが、USB充電は、PDでも100Wまでなので、USB4まで対応してくれれば、AC充電と同じワット数（最大240W）で将来的に充電できたのになーと思いました。

【使いやすさ】
見た目のデザインや価格の面からかなり普段使いできる機種。
割りと持った感じとか丈夫ですし、Macとは違う親しみやすさがありますね。

【持ち運びやすさ】
これも絶妙なバランスにまとまっていると思いました。
MacbookPro13インチより一回り大きく、若干重いぐらいですが、体感はさほど違いを感じません。
色の影響もあるかと思いますが、カフェや電車?で出していてもギリ許容できるサイズ感。
ACアダプターは恐ろしく大きいので、これは持ち運ばいないと思いますが、今ならサードパーティ性の小さいUSB充電器があるので、問題なし。

【バッテリ】
公表値10時間と書かれていますが、普段使いでは6〜7割といったところだと思います。
ただ同クラスが最長5時間とかで謳っているので、かなり持つ部類です。
OS制御やAsusアプリからのチューニングで、もっと制御できそうなので、そこまで悲観してないです。
むしろ重さや大きさを考えるとよくやってくれたなと思います。

【画面】
16:9ではなく、16:10が最高です。14インチのくせに広いよ。
ベゼルもあるにはあるが、気にならない細さ。
あと画面は1〜2mm引っ込んでるので、プライバシー保護フィルターも良い感じに装着できそうです。
（その際、キーボードの痕が付きそうですが）
発色は、普通に見やすいがちょっとギラつきが強いかもしれません。

【コストパフォーマンス】
Asusのクリスマスセールで購入しましたが、かなり満足です。
付属品は、ACアダプターのみでした。
一世代前のモデルも悩みましたが、CPU/GPUの世代以外に顔認証に対応したり、タッチパッドが広くなったりと改善しているそうなので、2022年モデルにしました。

【総評】
タイトルの通り、14インチクラスのゲーミングノートPCがこのスペックで22万〜23万ならもはや完璧です。
なんなら未来を先取りしていて、周辺機器が追いついていないぐらい。

標準スペックから少しお金を積めば、かなり強力で頼もしい相棒になります。
向こう5年使う予定なので、メモリ32GBとSSD1TBは妥協したくないところ。
ASUSというブランドも検討当初は不安（あまり大金を突っ込みづらいイメージ）でしたが、レビューを読み漁り、中国ではあるが台湾メーカーということもあり、不安は無視できるレベルまで下がりました。
陰ながら応援してます。

ゲーミングもしたい、動画編集もしたいけど、ごっつくてでかいのは嫌だ、デザインもスタイリッシュがいい人、それゆえちょっと遊び心があるPCならこれ一択ですね。