COOLPIX P950
- 広角24mmから超望遠2000mm相当(35mm判換算)の光学83倍ズームを備えたコンパクトデジタルカメラ。「COOLPIX P900」の後継機種。
- 1605万画素、裏面照射型CMOSセンサーを搭載。高速・高精度な画像処理エンジン「EXPEED」とスーパーEDレンズの採用によりズーム全域で高画質を実現。
- 3840×2160/30p対応、最長約29分のステレオ音声付き4K UHDムービー撮影が行える。超望遠撮影時でも被写体を高精細に描写する。
アカゲラが2回白い幼虫をgetした。外付けマイクはつけなかったのでズーム音が入る。
シマエナガ |
ハシブトガラ (コガラ) |
エゾコゲラ |
エゾオオアカゲラ |
クマゲラ |
エゾリス |
【デザイン】
ボディーはニコンのミラーレスの「Z」に似せている。グリップからシャッタ−部分は「NIKON Z」と同じような形をしている。悪いデザインではないと思う。
【画質】
センサーサイズを考えるととても良いと思う。
もちろん光量が少ない環境では画質は諦めなければならない。
木陰などでも画質は極端に落ちる。
光の条件には厳しい。
*作例はWindowsのフォトで調整し背景はカットした。
【操作性】
鳥を撮りやすく考えられている。マニュアルフォ-カスも使えるものになっている。クイックバックは頻繁に使う。
一眼に比べズ−ムは電動なので扱いやすく、クイックバック機能は便利。
【バッテリー】
やはり予備は必要。野鳥が多いところではONにしたままにするし、クイックバックを多用するので消耗する。
【携帯性】
1Kgの重さは持ち歩いて軽いとは言えない。しかし、超望遠から標準ズームの焦点距離をカバーすることを考えると仕方がない。一眼レフに望遠レンズを装着し標準ズームを持つよりはずっと短く軽い。
私は結構小さめのショルダ−バックに入れて持ち歩くので、一眼レフのように大袈裟にならない。
【機能性】
換算2000mmは確かに凄い威力。レンズも価格的には非常に優秀。
マイク端子がファインダー横に用意されている。動画用に安いマイクを購入したがまだ使っていない。
最大の難点はCPUやメモリ−などのシステムが非力すぎること。
単写でも2〜3秒、連写でバッファが直ぐにいっぱいになって書き込みに13〜15秒間もかかり、その間、操作は何もできなくなる。但しバッファが空けばフォーカスとシャッターだけはボツボツとできたりする。
これは動きの速い野鳥を撮影するときに最悪の状態になる。その間に下手にモードダイヤルをいじるとフリ−ズする。
クイックバックボタンを押しても反応しないことが良くある。システムがbusyらしい。
フラストレーションがたまるが慣れるしかない。
※今は慣れたと言うか、諦めた。その間、カメラではなく鳥を目で追う。
【液晶】
ファインダーはとても良い。より大きな画面で見ているような感じがする。
【総評】
私は自然の中の散歩、散策が好きで自然歩道などを季節を感じながらダラダラと歩く。
そこには野の草も咲き、鳥や動物にも出会う。するとやはり写真に収めたくなる。
しかし70代になるとカメラが重くては歩きの邪魔になる。しかも花から、虫、鳥も撮りたいがレンズ交換などは面倒だ。だからミラーレス一眼は持ち歩かなくなった。
本当は重量的にも大きさ的にもCanon SX70が良かったが、画質にはこだわらないと言いつつも、SX70の作例を検討して納得できず、P950を購入することになったが、今は正解だったと思っている。やはり解像感があり、鳥の目がカッチリ写っていないとちゃんと撮れたと思えない。
問題はあるけど私にはこのカメラに代わる機種が見当たらない。
まだ購入後半年ほどになったのでまた再レビューしました。こんどは鳥ばかりになってしまいました。
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