APS-Cからフルサイズへのステップアップ
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シャープネスは満足 |
グラデーションは満足 |
広角歪みは加工による補正が必要 |
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ISO100 |
ISO6400 ノイズが少なく暗部描写も満足 |
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【デザイン】
使い易さを考慮したスマートな曲面の機能美を感じます。
【画質】
これまでAPS-CのM3 で撮影し、A4プリントでは不満がありませんでしたが、トリミングによる画質低下やISO800での暗部ノイズが気になりだし購入しました。
6Dでは、センサーサイズと映像エンジンのアップにより明部/暗部の描写力向上とISO6400でのノイズ低減を実感しました。
【操作性】
設定変更のボタンとダイヤルがタッチパネル以外に10個以上あり使いこなせません。
この問題は慣れてくると小さくなり、むしろ便利になってくるかもしれませんが、できる限り集約し、一つのダイヤル操作で全機能が表示パネルに出るようになると助かります。
【バッテリー】
ファインダー撮影1200枚、ライブビュー撮影380枚は、ミラーレスを使っていた私には十分です。
【機能性】
MFピーキングの追加を希望します。
【携帯性】
高画質との引き換えにサイズ&重量アップを承知の上で購入しましたが、携帯性があるとは言えません。
これはミラーレスからのアップグレードと、1Dや5Dからの乗り換えでは正反対の感想を持つでしょう。
【液晶】
タッチパネルの設定画面およびライブビュー共に問題ありません。
【ホールド感】
カメラを構えている時の重厚感と安定感の満足度は高くなりました。
また、縦位置でのホールド感はミラーレスより遥かに優れています。
【総評】
フルサイズの6DとAPS-CのM3で撮ったものを、細部まで拘って比較すると多少の違いが分かりました。
コントラストの高い部分のシャープネスは僅差ですが、高感度撮影での暗部描写力は明らかに異なります。
ISO400以下で撮影したものをブラインドテストをした場合、A4プリントでは正解できる自信がありませんが、A2まで拡大するとセンサーサイズの違いが分かるような気がします。