バリアングル+快適タッチパネルを搭載する唯一のフルサイズ一眼
|
|
|
|
EFマウントは防塵防滴の超広角レンズが豊富ですね |
自然風景ならばダイナミックレンジは許容範囲かと感じます |
|
|
|
MFはフォーカスアシストが機能します |
猫撮影にはバリアングル+タッチパネルが便利でした |
ハイアングルの縦構図もらくちんです |
2017.8.4:一部追記、ブログにレビューを掲載したので最下部にリンクを設置しました。
2017.8.7:拙い作例ばかりですが、自然風景や観光地を撮影してきたレビューのリンクを追加しました。
【デザイン】
まさに「フルサイズ 80D」と言った外観。
あまり非難するべき点がありませんが、あえて言えば目新しいポイントが無いと言うことでしょうか。
「新しい機材を買ったワクワク感」を得るには物足りないかもしれません。良くも悪くもキヤノンらしいボディです。
【画質】
風景撮影では十分な解像力を持っています。
シャドーの持ち上げ耐性は個人的には許容範囲。トップクラスのダイナミックレンジを持つPENTAX K-1と比べても目くじら立てるほどの差ではないように感じます。
極上では無いですが、及第点はしっかり超えています。
*高感度は後日検証後に再レビュー予定。
【操作性】
EOSらしい操作性で、80Dからのステップアップならば迷う事は無いでしょう。
バリアングルモニタを展開して使う場合に拡大ボタンが押しやすい位置にあると感じます。マニュアルフォーカスレンズを多用するので重宝しています。
絞り込みボタンは従来通りマウント下部に配置されています。グリップを持つ右手で押し辛い点がややマイナスです。あくまでもレンズを支える左手用のボタンと言う印象。
追記:さらに言えばストロークが深く、ちょっと押し辛いです。
シャッターボタンはクリックレスタイプ。半押しのストロークは深いですが、全押し後のストロークは比較的浅めです。
【バッテリー】
もう少し実写を積み重ねてから改めて再レビューします。
【携帯性】
フルサイズ一眼レフとしては非常に軽いと感じます。
とくに単焦点レンズを装着した場合にフットワークの軽い撮影が出来そうです。
バリアングル+広角レンズによるローアングルやハイアングルの撮影が重量を気にせずに楽しむことができるでしょう。
「20万円のカメラとしての質感」で言うと、ボディが軽すぎると言う指摘があるかもしれません。しかし、ズームレンズを装着するとそこまで気になる重量差ではありません。
【機能性】
AF…他の方が言うようにファインダーの位相差AFエリアが狭く感じます。ただし、普段使っているミラーレス一眼と比べた場合であり、他の一眼レフとの差は気になるほどではありません。
LVAF…思っていた以上にキビキビとしたフォーカシングです。ステッピングモーターやナノUSM駆動のレンズと組み合わせて使えばファインダーAFと同等程度には活用できる印象です。
防塵防滴…機能的にAPS-CのEOS 80Dと似ていますが、80Dは防塵防滴を活かすためのレンズが非常に少ないです。特に超広角レンズは種類が少なく、その点フルサイズである6D Mark IIはとても選択肢が多い。
【液晶】
フルサイズ一眼レフとしては初となるバリアングルモニタ(2軸チルト)を搭載しています。これが搭載されたからこそEOS 6D Mark IIを購入したと言っても過言ではありません。
展開・収納のスピード感はPENTAX K-1のフレキシブルチルトモニタの方が格段に良好ですが、縦構図での視認性や極端なハイアングル・ローアングル時はバリアングルモニタの方が便利と感じます。
バリアングルを展開時にマイク端子との干渉はありません。モニタを回転させたとしても問題は発生しないほど離れています。
【ホールド感】
EOS Kiss X9でも感じたのですが、この世代のEOS一眼レフはグリップがとても握りやすいです。
よく考えられたエルゴノミクスによる改善がされていると感じます。
【総評】
ひとまず外観をざっくりと見てみましたが、なかなか使いやすそうなカメラです。
6D Mark IIに文句を言うなら使ってみてから、けちょんけちょんに言ってやろうと思っていました。
しかし、外観や操作性では特に非難するポイントがありません。堅実なエントリーフルサイズ一眼レフと言う事が出来ます。
価格は先代と比べてやや高価ですが、ミラーレスを含めてフルサイズセンサーでバリアングルモニタと便利なタッチパネルを搭載した機種はこのモデルのみ。ここに価値を見出すならばそう高くは感じません。
実写や高感度などのテストし日を改めて加筆修正したいと思います。
また、こちらでは字数や掲載写真に制限があるのでブログにて詳細を投稿してゆきます。
http://asobinet.com/
追記:外観・実写インプレッションをブログにて公開しました。
http://asobinet.com/review-eos-6d-mark-2/
追記:那谷寺に行った時の実写レビューを公開しました。
http://asobinet.com/review-eos-6d-mark-2/#i-12
追記:自然風景を撮影した際の実写レビューを公開しました。
http://asobinet.com/review-eos-6d-mark-2/#i-13
- レベル
- 初心者
- 主な被写体
- 風景
- 子供・動物
- 夜景
- 室内