『取説を熟読の上インテリジェントオート以外で撮る』 パナソニック LUMIX DMC-FZ300 rey-out 001さんのレビュー・評価

【デザイン】
ニコンのB700から買い換え購入しました。
デザインに惚れたのが最初で再度ダイヤルの配置やロゴなど含めトータルですごくかっこいいと思いました。

【画質】
ズーム全域F2.8の明るさはメリットですね。
ただ、より好みを狙って撮るならインテリジェントオートではなくプログラムオートやA、Sモードで撮るほうが良いかと思います。
ISO感度も800ぐらいで抑えるのが良いかと思います。
内臓フラッシュはあまり使いません。色の感じがファインダー越しよりだいぶ変わりますので。
センサーサイズから見れば1200万画素ぐらいがちょうどいいのではないでしょうか。

【操作性】
ファンクションボタンがとにかく多いので慣れると使いやすくなっていくと思います。
初めは機能の多さに悩んでしまいましたが取説片手に試写を重ねてだんだん分かってきました。
いろんな意味でカスタムしてこそ使い勝手の良くなるカメラだと思います。

【バッテリー】
これは余り良くありませんね。ゲージがどんどん減っていきます。
予備バッテリーは常備しておくのが良いと思います。

【携帯性】
ちょっとボディが大きい目なのと重いのが気になるところかもしれませんが、逆にこれが安定性に貢献しているとも言えます。
しっかりホールドすればシャッターを押す際にぶれが少なくなる気がします。

【機能性】
多機能でありそれらを使いこなしてこそ本領を発揮できるカメラだと思います。
インテリジェントオートでは一部使えない機能もありP、A、S、Mモードで撮るのが良いです。
他、バリアングルモニターやB700に比べ大きく見やすい144万ドットのLVFがあったりレンズサイドに設けられたダイヤル、外部フラッシュが使えるホットシューなどより発展した使い方ができるなど良いです。

【液晶】
バリアングルモニターがタッチパネル式3.0型約104万ドットモニター、LVFが0.39型約144万ドットとスペック上良いものだと思います。

【ホールド感】
ホールド感は個人的には大変手になじみすごく良いものになっています。カメラの重さもあってかしっかりホールドできる、というかしっかりホールドしないと手振れを起こしやすいです。

【総評】
発売されてからやや経っていますが現在発売されているネオ一眼の中ではマニュアル要素の強いモデルに仕上がっていると思います。
より狙って意図した写真を撮るにはぴったりではないでしょうか。
また取説をしっかり読んでおかないと使えない便利な機能も多いので本番前にしっかり練習して撮影に臨みたいと思います。