サイバーショット DSC-RX100
- 有効2020万画素の大型(1.0型)CMOSイメージセンサーと大口径F1.8レンズを搭載。「サイバーショット」シリーズの最上位機種。
- カスタマイズ可能なレンズ部のコントロールリングや背面のファンクションボタンにより、直感的かつ軽快な操作を実現。
- 新開発のイメージセンサーとレンズに最適化した画像処理エンジン「BIONZ」により、ISO125-6400という広い感度領域と高速処理に対応。
【デザイン】
どの角度から眺めても出っ張り無くスッキリしたフォルムです。何年使い続けても飽きの来ない古さを感じさせない秀逸なデザイン。RX-100シリーズ通してデザインは継承されてます、ある意味完成された造形美と言っていいでしょう。シリーズ5機種の中では、個人的に今でも1番スタイリッシュだと思ってます。非常にコンパクトで、持ち易さ、扱い易さの点でもギリギリのところではないでしょうか。
【画質】
実際自分で撮って改めて高画質であると実感してます。印象として被写体を生々しく、リアルに、立体感ある、コントラスト、解像力に秀でたツァイスらしい写りです。
世界が認めたT*レンズ、その写りは本物です。広角から望遠まで画質は均一でボケも綺麗、望遠側のF値も許容範囲です。
【操作性】
コンパクトに纏めたボディなので、スイッチ、ボタン等は近接していて小さいので、各設定は馴れが必要です。
メニューは項目別に分かり易く、それ程難しく無いので困ることはありません。
露出補正はダイヤル式の方が便利なので、その点が少し残念かな。
【バッテリー】
静止画だけでは無く動画も沢山撮ってますが、バッテリーの持ちは良いです。予備バッテリーは持参してますが使わない事が多いです。
【携帯性】
携帯性はネックストラップつけて首に提げてますからカメラの存在忘れてしまうほど軽快。
ジャストサイズのポシェットにも入れてますが荷物になりません。4年以上の使用でもボディにキズ、擦れも無く、ZEISSロゴのシールが少し捲れた位です。
【機能性】
手振れ補正は重宝してます。いくらカメラ、レンズが優秀でもブレボケしては話になりません。
意外に使えるのが、SCN(シーンセレクション)で好みのモード(特に夕景、夜景、夜景ポートレート)でホワイトバランス、露出が適性なのでお任せでも安心です。
【液晶】
液晶は大変綺麗で撮った画像確認でも大助かり、チルト液晶だと良いなあと時々思う位でノープロブレムです。
【ホールド感】
ホールドに関しては、ネックストラップつけてますから、落下事故を気にせずに両手で確りホールドしてますから良好です。
グリップ装着はカメラの美観が損なわれる気がしますからしてません。
【総評】
これほどの高画質カメラにしては価格が安価ではないでしょうか。発売から6年以上経ってますが、まだ販売ショップも多く、性能、価格的にも買い頃だと思います。
後継機を含めてシリーズは6台ですが、いまだに元祖である本機が販売され続けています。技術革新の激しいデジカメの世界では稀有なことで、ソニーの意気込み、本機に対しての矜持が感じられます。
最新型のものと比較すれば動作の俊敏さ等、スペック的には時代を感じさせますが、画質は文句無しで、このクラスのデジカメでは格安に手に入れることが出来、お買い得であることは間違いありません。
ON、OFFの動作はゆったりしたもので、大らかに被写体と向き合う気持ちが大切です。撮った画像は文句し、期待をけっして裏切らないカメラ。画質に関しては最新のカメラにも負けてないと確信してます。
- レベル
- アマチュア
- 主な被写体
- 人物
- 風景
- 子供・動物
- 夜景
- 室内
- その他
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