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FZ45にて広角端。周辺部がボケてしまっている |
Redminote11メインカメラにて。周辺もクリア。 |
FZ45にて光学望遠4倍。さすがにクリアな画質だ。 |
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Redminote11のデジタルズーム4倍。思ったよりは写るが荒い。 |
FZ45にて夜景。暗部分と明部分の階調が死んでるが、イルミネーションはカラフル。 |
Redminote11にて。全体的に綺麗だがイルミネーションは色が飛んでいる |
特に夜景に弱い。
昼間の光学ズーム及び、価格に魅力を感じ、三脚などを使いこなせる人向け
または、スマホを扱えない人・場所に向く
今回比較対象としたのはRedmi note11。2万ほどで販売されている格安スマホ。
このカメラは12800円(ポイント10%)+2000円のSDカードと乾電池で運用。
FZ45はBSI CMOS(裏面照射CMOS) 1/2.3
対するRedmi note11のセンサーはSAMSUNG JN1 1/2.76
双方手持ちかつオートで撮影し、結果は画像の通りである。
・昼間通常比較
FZ45のほうが色味は自然だが、Redmi note11のほうが精細。
FZ45は周辺部が軽くボケてしまうようだ。
・昼間ズーム比較
さすがに光学ズームの効果はある。ただし十分な光量がないと手持ちでは辛い
・夜間比較
昔の基準で見れば十分撮れているのだが…
夜景に弱いと言われるRedmi note11以下の性能である。
白飛び黒飛びも目立つ。また、FZ45は3枚中1枚綺麗に撮れてるかな?と言う状況でブレた写真が多い。
というかオートでこのような夜景を取ろうとすると、低めのISO値になりがちのようで、そりゃ手ブレするよなと
また、FZ45に内蔵された64MBは記録速度が非常に遅いようで、
SDカード(書き込み90MB/s)と比べ体感で数倍の記録時間がかかった。
SDカード無しで運用する人はいないと思うが、店頭でSDカードのない状態の物を触ると鈍重に感じるだろう。
・電池の持ちは非常に良いようで、150枚程度、ほぼフラッシュ無しで撮っているが
未だに電池のメーターが減らない。百均アルカリ電池使用。このへんはCMOS化の恩恵だろうか
●比較総評
Redmi note11は初めから64GBのストレージを搭載しており、大画面かつ有機EL。
ポートレート用カメラ、超広角カメラ、マクロカメラを有し、スマホ用外付けレンズも使用できる。
撮影までも一瞬でピントも早く連写も効き使い勝手も抜群…
ポケットから取り出して撮影までも手早く出来る。
という訳で、低価格帯のスマホにも特化箇所以外は勝てないという結果になった。
光学ズームは低価格スマホには搭載機種がなく、FZ45の明確な強みと言えるだろう。
・当機の魅力は光学ズームの他は、写真を撮る事に集中出来ることと
スマホをうまく扱えない、触らせれない老人や子供向けの需要や
スマホを持ち込みにくい場所での撮影に適するということかと思う。
操作は古典的でわかりやすいが、動画ボタンがとても邪魔で誤って押すことがたまにある。
動画撮影はこの機種でそれほど求められてるのか?と思うともう少し別の配置で良いのではと感じた。
●光学ズームとこのコンパクトさは魅力があるので、ポケットに忍ばせておこうと思う。
なんだかんだ書いたが久々にカメラ専用機に触るのは楽しく、低価格で遊ばせてもらっている。
いまだこのような価格帯でまともな新機種を出してくれるKodakに感謝。