飲食店やスーパーなどで従業員に悪質なクレームを言ったり嫌がらせをしたりする行為をカスタマーハラスメント(カスハラ)という。犯罪心理の専門家である桐生正幸さんは「店員にキレる客を誰しも見たことがあるように、カスハラは日本で大量発生している。特に2020年、新型コロナウイルスの感染拡大期はカスハラが多発した」という――。※本稿は、桐生正幸『カスハラの犯罪心理学』(インターナショナル新書)の一部を再編集した