国立感染症研究所は28日、四半期ごとに公表する「日本の梅毒症例の動向について」 の最新情報(2019年第4四半期分)を公表した。過去60年間では、12,000例に迫った1967年をピークとして減少が続き、1990年代頃からは「過去の病気」とまで言われていた梅毒。その届け出数が急激な増加傾向に転じたのは2010年だ。以後は急増が続き、2017年には44年ぶりに5千例を超え、2018年には約7千例に達した。2019年は6,590例と減少したが、依然