
会社での昼休み。何度目かのため息をついていると、同僚が話しかけてきた。

カスミに同居を断られたことを話すと、同僚は「そりゃそうなるよね」「よくある話だよ」と言った。

カスミと母は仲が良いし、カスミも二つ返事で了承してくれると思っていたんだ。そう話すと、同僚は苦笑しながら……。

「旦那の親なんだから表面上は仲良くやるでしょ」と言い、カスミの気遣いだと。でも、そう言われてもオレは納得できなかった。


オレの言葉に、同僚は目を見開いて驚いた。

思ってもいなかったことを言われて戸惑った。たしかにカスミが同居を断った理由は、「嫌だから」「面倒くさいから」などといった自分を基準にしたものではなかったことに気づいた。


カスミに同居を断られ、同僚に愚痴ったオレ。
「ひどい嫁だな」と同調してくれるかと思いきや、「そりゃそうなるよ」と返されてしまった。
仲良しなんだから、絶対うまくいくはずなのに……。
「これからも仲良くしたいから」と断られたと話すと、同僚はカスミをベタ褒め。
自分の都合でなく先々を心配した断り方だと話し、「その決断を尊重してやれ」と言われた。
しかしオレは同僚の言葉にまったく納得できなかった。
原案・ママスタ 脚本・motte 編集・海田あと