
ユウゴとは数年間付き合っていましたが、別れてからは特に連絡を取り合うこともなく、
同窓会で会ったときにも軽く近況を話す程度でした。ユウゴが入院してきたときは驚いたものの、ひとりの患者としか見ていなかったのです。しかしユウゴの奥様はそうは思っていなかったようで……。

後日、仕事終わりに、お見舞い帰りであろうユウゴの奥様と遭遇しました。奥様は私に会釈だけして通りすぎようとしていたようでしたが、思い切って声をかけました。

足を止めてくれた奥様に、「ご主人の担当に男性
看護師を希望されているのは、私が原因ですよね?」と、ストレートに聞きました。

やはり、私がユウゴの元カノであることが不安だったようでした。でも、こんなところで誤解されたくありません。

私は看護のプロとして誇りを持って働いていること、過去にご主人と関係があったとしても仕事に持ち込むことは一切ないことをハッキリ伝えました。

奥様は私の気迫に少し圧倒された様子でしたが、「はい」と言ってくれました。よし、もう一押し……!


私は最近
結婚したばかりなこと、そして奥様と同じような思いをしていることを話しました。そして奥様の表情がふっと柔らかくなったのを見て、安心しました。

ユウゴの奥様に対して、夫婦間でコミュニケーションがうまくとれておらず、不安な気持ちを解消できていないのかもしれないと感じました。
こんなにも健気に愛してくださる奥様、きっとユウゴなら喜んでいるに決まっています。
あとはユウゴが、ちゃんと奥様に気持ちを伝えられるといいのですが……。
愛情表現があまり上手でないユウゴのこと、私も過去に同じ経験をしているのでちょっと心配です。
原案・ママスタ 脚本・ふみまる 編集・海田あと