低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定になる所があるでしょう。太平洋側を中心に雷を伴って、滝のような非常に激しい雨やバケツをひっくり返したような激しい雨の降る所がありそうです。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水、落雷や突風に注意が必要です。Uターンなど車で移動する方も多いと思いますが、アンダーパスなど低い道路の冠水にもご注意ください。
各地の雨のピークは?
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【九州・中国】6日(月)の昼頃まで雨や雷雨でしょう。午前が雨のピークで、非常に激しい雨の降る所もありそうです。沿岸部を中心に風も強まり、海上では暴風にも警戒が必要です。
【四国】6日(月)は夜にかけて断続的に雨が降るでしょう。午後に活発な雨雲や雷雲がかかり、局地的に雷を伴って非常に激しい雨が降りそうです。沿岸部では風も強まり、横殴りの雨になる所もあるでしょう。
【近畿】6日(月)は天気が下り坂で、昼頃から雨が降りだすでしょう。6日(月)夜から7日(火)の午前が雨のピークで、激しい雨や雷雨の所がありそうです。
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【東海・北陸】6日(月)は雲が多く、早い所では昼頃から雨が降るでしょう。夜は広く雨具が必要になりそうです。7日(火)の午前は活発な雨雲や雷雲がかかる予想で、激しい雨や雷雨に注意が必要です。
【関東甲信・東北】6日(月)の夜は雨の降る所があるでしょう。7日(火)は雨で、朝の通勤・通学の時間帯は広く雨具が必要になりそうです。昼頃は雨や風の強まる所があるでしょう。大きめで丈夫な傘があると良さそうです。
【北海道】6日(月)は断続的に雨が降るでしょう。7日(火)の朝は雨が強まりそうです。夜にかけても雨が続き、傘の手放せない天気でしょう。
冠水道路は危険 車での走行は避けて
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大雨により冠水した道路は危険です。冠水した道路の水位は見た目には判断できません。まだ、たいしたことはないと思っても、危険な深さになっている場合があります。
浸水による車への影響は、車の形や設計により異なりますが、一般的にタイヤの高さの半分を超える深さの水の中を走行すると、エンジンや電気系統に異常が生じ、走行不能となるおそれがあります。タイヤが完全に水没すると、車体が浮いて移動が困難になります。さらに、水深がドアの下にかかると、車外の水圧により内側からドアを開けることが困難となり、ドアの高さの半分を超えると、内側からほぼ開けられなくなります。水深がもっと深くなったり、流れが速くなったりすると、車ごと流される場合もあります。
車を運転中に大雨に遭遇した場合は、できるだけ低い場所を避けて運転してください。特にアンダーパス(立体交差で、鉄道や道路の下を通る掘り下げ式の地下道)は危険ですので、近づかないようにしましょう。万が一、冠水した道路で車が動かなくなった場合には早めに脱出することが重要です。