?営業の契約率が2.5倍になった
?未経験から人事系コンサルに入社後3年で営業ナンバーワンになった
?中北軍団をつくり、当時の自社の若手離職率を80%から0%にした
?社会人歴6年で独立し、数名の社員を雇用する経営者となった
?メディアへの出演や取材の依頼が来るようになり書籍を3冊出版
?売れていないお笑い芸人時代から年収が104倍になった
?大切な人と時間を共にするようになり幸福感が高まった人間関係だけではなく、仕事での成果や年収が増え、さらには協力してくれる人ができ、人生そのものが変わるほどの効果がありました。
「普通の雑談」が、「当たり障りないお喋り」だとするのであれば、「神雑談力」とは、「あなたと仕事がしたいと思わせる力」です。
関係構築の3つの段階を理解しよう
「あなたと仕事がしたい」と思わせるまでには、表面的な関係をつくるだけでは到達できません。
関係構築は、分解すると3つのフェーズに分けることができます。その全てを獲得することで得られる効果が「あなたと仕事がしたいと思わせる」ということになるわけです。また、「神雑談力」とは、目の前の相手との関係を築き、さらに深める力とも言えるわけです。
では、このような「神雑談力」を身につけるためにはどうしたら良いのか。
まずは先ほどお伝えした通り、関係構築には3つのフェーズがあることを理解する必要があります。
その3つのフェーズには異なる目的とスキルが存在しています。
具体的にどのようなものかというと……、
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/2/d/2d481_1635_a5f9beab680fe5adaad2eeaaf998b70b.jpg)
人間関係の構築には3つのフェーズが存在します。どのフェーズにいるかにより、相手からどのような印象を持たれたいか目的が異なります(図『神雑談力』より))
?関係開始:この人は良い印象だ
?関係継続:この人をもっと知りたい
?関係深耕:この人の力になりたい
?〜?のフェーズを分かりやすくするために、「相手がどう思うと良いのか」という相手主語の観点で目的を記載しています。
このように相手主語で見える化すると、「確かにフェーズごとに必要なスキルは違うぞ」とご理解いただけるのではないでしょうか。
当然ですが、あなたが上司だとして「?関係開始:この人は良い印象だ」を部下から獲得していないにもかかわらず、あなたがどれだけ「自己開示」をしても、部下からすれば「少し気持ち悪い……」となりかねないわけです。
認識するだけでも雑談は変わる
そのほか、お客様でよく耳にする事例としては、若手社員の方が「?関係深耕:この人の力になりたい」を周囲から獲得できていないにもかかわらず、「やりたいこと」を主張しても協力してもらえるはずがありません。
この3つのフェーズを意識し、今までのあなたと相手の「関係構築はどのフェーズなのか」を考える、あなたが持っている「コミュニケーションスキルを分類し整理する」だけでも、あなたのコミュニケーションの質は格段に上がります。
さて、今回の記事では、あなたが現状している雑談は、「普通の雑談」なのか、それとも無意識に「神雑談力」を活用しているのかを認識していただければと思います。
そして、関係構築には3つのフェーズがあり、それぞれ「目的」と「求められるスキル」があることを理解していただければと思います。
予告として、次回の記事より「神雑談力」の具体的なスキルの部分でもある「本当に必要な人間関係の作り方から深め方、そして必要のない人間関係の断捨離の仕方」まで、順を追ってお伝えできればと思います。
次回もお楽しみに!
(中北 朋宏 : 俺 代表取締役社長)