ノー・サイド
試合の終了を意味する古い言い方。フルタイムと言い換えられている。
つまり、現在は使われていないようですが、もともとは英語だったということですよね。「和製英語だ!」と騒いだり、「間違っている!」と指摘をしたりするのは、ちょっとオーバーリアクションでしょう。
ここまでラグビーにおける「和製英語」を取り上げてきました。やはり「よくないもの」と感じてしまう方も多いのではないかと思いますが、これは私たち日本人が、英語が苦手なことにコンプレックスを感じる傾向があるという背景もあるかもしれませんね。
英会話教師らしからぬ発言かもしれませんが、日本国内では、(英語ではなく、あくまでも日本語であるとわかったうえで)堂々と和製英語を使い、国際舞台に出たときには、さっとスイッチを切り替えて、スマートに英語の表現を使うことができるのがいちばんカッコいいですね。ラグビーをきっかけに、ちょっと和製英語のあり方について考えさせられました。