、Characters: © Nintendo/HAL Laboratory, Inc./Pokémon./Creatures Inc./GAME FREAK inc./SHIGESATO ITOI/APE inc./INTELLIGENT SYSTEMS/Konami Digital Entertainment/SEGA/CAPCOM CO., LTD./BANDAI NAMCO Entertainment Inc./MONOLITHSOFT/CAPCOM U.S.A., INC./ SQUARE ENIX CO.,LTD.
結果として、灯火の星は、驚くほど複雑で戦略性の高いゲームモードとなっている。スピリッツは、さまざまに組み合わせたりレヴェルを上げたりすることが可能だが、レア度の高いスピリッツほど、ファイティングリストのなかでより多くのスペースを食う。だから、追加のパワーをたくさん組み合わせればいいというわけではない。
要するにプレイヤーは、ディスプレイ上のゲーミング・ヒストリーを大事にしながら、組み合わせをあれこれ調整するのに時間をかけることになるだろう。
楽しいノスタルジアの世界
灯火の星の世界は広大だ。たとえ20時間かけてプレイに没頭しても、探索すべき場所がまだまだ残っているだろう。さらに、「スピリッツボード」という別のモードがある。ここで特殊なバトルに勝てば、まだ解放されていないスピリッツをさらに獲得できる。だが、このゲームはあまりに内容が多過ぎると思う人もいるだろう。オプションや設定など、ありとあらゆる要素がたくさんあり過ぎるのだ。
その一方で、任天堂のゲームの歴史が詰め込まれたこの巨大なミュージアムで、ノスタルジアにどっぷりと浸れる人もいるはずだ。また、新しいスピリッツはキャンディのように簡単に利用できるが、新しいファイターは扱いが難しい。それでも、膨大な数のスピリッツが、新しいファイターに力を与えてくれる。どのモードでプレイしていてもだ。
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© 2018 Nintendo、Original Game: © Nintendo/HAL Laboratory, Inc.
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任天堂はスマブラSPの狙いについて、スペシャルの名にふさわしく、これまでのシリーズで登場したファイター全員を参戦させることだったと説明している。リンクが3人いるうえ、ウルフがカムバックし、スネークやピチューも戻ってきた。また、リドリーがついに登場したのに加えて、インクリング、クロム、デイジー、キングクルール、ケンといった「ストリートファイター」シリーズのファイターも参戦した。それ以外にも、たくさんのキャラクターがいる。その数はとてつもなく多い。
実にスケールの大きなゲームなので、任天堂が別の新しいゲームをつくるとは考えにくい。任天堂が、勝利の方程式として存在してきたものを完全に再発見しようと思わない限り、ということだが。
素晴らしきスピード
スマブラXがゲーム自体にさまざまな問題を抱えてしまったのに対し、スマブラSPは、「ニンテンドーゲームキューブ」向けの「大乱闘スマッシュブラザーズDX」で消えてしまったものをうまく復活させている。ファイターとその動作はバランスが取れており、ファイターはまるでダンスを踊っているかのように画面上をスムーズに動く。
たしかに、ファイターのなかには、リドリーとベヨネッタのように、あまりにもパワーが強いものもある。だが、前よりすばやく動くようになったピカチュウの操作をマスターすれば、やはり勝てるようになるはずだ。
スマブラSPで何よりも素晴らしい点は、そのスピードだ。実に快適にプレイできる。任天堂がゲームキューブのコントローラーを再びサポートした理由もここにある。カービィの操作方法を体で覚えれば、ほかのどんなコントローラーよりもすばやく操作できるようになるだろう。
その速度は、スマブラの上級ユーザーや、ゲームイヴェントに出るユーザーにうってつけである。彼らはいまでも、17年前にリリースされたスマブラDXを使っているのだ。
スピードの速さをなにより実感できるのが、マルチプレイのときだ。スマブラSPは8人が同時にプレイできるため、みんなで大画面TVを囲みながら三日三晩過ごしてしまうことになりかねない。
シリーズで最もマルチプレイ向きに
これまでと同じく、スマブラの遊び方は、たくさんのオプションをどのようにカスタマイズするかで決まってくる。設定によって、カオスがさらに引き起こされたり、少なくなったりするのだ。
1分ごとにステージを変化させることもできる。ホームランバットやうさぎ頭巾を最大限に活用してもいい。アシストフィギュアしか使わないようにすることも、もちろん可能だ。あるいは、すべてのオプションをオフにして、フォックスに思いのままにキックさせることもできる。
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最大8人での同時プレイが可能になうえ、ヴィジュアルとコントロールの両方がスムーズになったことで、スマブラSPは、スマブラのなかで最もマルチプレイに適したゲームとなった。最初は、画面上で起こるさまざまな出来事を把握するのも難しいだろう。8人のプレイヤーがひしめき合った画面では、たくさんあるアイテムを理解したり、攻撃を繰り出したり、敵の攻撃をかわしたりするだけで精一杯になるはずだ。
あなたはゲームプレイ中に何度も、「自分はいまどこにいるんだろう?」と思うことだろう。だが、次第に脳と指が慣れてくる。かつて体で覚えていた動作を突然思い出し、まるでバレリーナのように、あちこちのステージを駆け巡ったり、縦横無尽にパンチを繰り出したりできるようになるのだ。
しかし、またしても自分の姿が突然見えなくなり、「あれ、自分はどこにいったんだ?」と息を呑むことになる。隣でボタンを激しく叩く音が聞こえるなか、あなたは自分がステージの端に力なく立っていることに気づく。すぐ近くで、とんがり帽子をかぶったピカチュウが待ち伏せをしている。そして、あなたは動こうとする間もなく、強烈な閃光とともにステージから吹き飛ばされてしまうのだ。
この時点で、すでに何時間も過ぎており、あなたの手は痛くなっている。だが、指にできるタコは名誉の印だ。それに、もう1回プレイをして何が悪いというのだろうか。