昨年NECが13.3型液晶採用の軽量なUltrabookである「LaVie Z」を発売した。その最新モデルが登場した。
従来モデルはタッチパネル非対応モデルのみだったが、タッチパネル非対応ながらより軽量化されたモデルと、タッチパネルに対応したモデルの2モデル構成となった。特にLaVie Zのタッチパネル非対応モデルは、従来モデルから80gほど軽量化し、800gを切る795gという超軽量製品となっている。


■2013年NEC秋冬モデルの注目が「LaVie Z」最新モデル
NECが2013年秋冬モデルとして新製品を多数を発表したが、その中で目玉なのが、この薄型軽量のLaVie Z最新モデルだ。Windows 8の登場から、パソコンでのタッチパネル対応かどうかは重要な要素となったが、タッチ対応を必要とは思っていないユーザーもいる。そこで最新のLaVie Zでは、タッチ対応と非対応の両モデルを展開することで、どちらのユーザーでも対応できるようになったわけだ。

タッチ非対応モデルはノングレアの高精細液晶を採用、タッチ対応モデルはフルHDの液晶を採用するなど、それぞれ特徴の異なる製品となっている。

CPUとSSD容量の違いで2モデルある。まずはタッチ非対応モデルの「LZ750/NSB」はWQHD(2560×1440ドット)のIGZO液晶を採用。厚みは14.9mmなど本体のサイズ自体は従来モデルとほぼ同等だが、外装、基盤、キーボードなど各種部材を強化改良したことで80gの軽量化を実現。13.3型ノートパソコンとして世界最軽量の795gを実現した。JEITA測定値のバッテリー駆動時間は従来モデルの8.1時間より伸びて9.2時間を実現。

タッチ対応モデルとなる「LZ650/NS」は、厚みがタッチ非対応モデルより1mm厚くなり最大で15.9mm。重量は964gとなる。これも13.3型Ultrabookとしては「世界最軽量」を実現している。液晶の解像度はフルHDになるが、バッテリー駆動時間は14.5時間と他のモデルよりかなり伸びる。11月中旬発売で価格は16万円程度から。

実機を触ってみると、軽量になりながらも筐体の剛性は従来と同等かそれ以上になっているように感じる。キーボードのタッチ感はストロークは比較的浅く感じたが全体的にしっかりとしており、使い勝手面は一切犠牲にしていない。従来モデルを見直し細かな改良を加え、使い勝手を強化した注目の新製品だといえる。

上倉賢 @kamikura [digi2(デジ通)]

LaVie Z
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NEC
2013-02-07


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