以下の内容はhttps://cockrobin.blog.jp/archives/cat_339074.htmlより取得しました。


John Henry《ジョン・ヘンリー》Woody Guthrie




John Henry, when he was a baby
Sittin' on his mammy's knee
Picked up a hammer in his little right hand
Said "Hammer will be the death of me me me
Hammer will be the death of me!"
"Hammer will be the death of me me me
 Hammer will be the death of me!"
ジョン・ヘンリー、彼が赤ん坊だったころ
お母ちゃんの膝の上に座りながら
ちっちゃな右手でハンマーを取り上げて
こう言った、「ハンマーで死ぬんだよ、ぼく、ぼく、ぼくは、
ハンマーでぼくは死ぬんだよ!」
「ハンマーで死ぬんだよ、ぼく、ぼく、ぼくは、
 ハンマーでぼくは死ぬんだよ!」

Well, some said he's born down in Texas
Some said he's born up in Maine
I just said he was a Louisiana man
Leader of a steel-driving chain gang
Leader of a steel-driving gang
Leader of a steel-driving chain gang
Leader of a steel-driving gang
ある人はテキサス生まれだと言い
ある人はメイン育ちだと言う
俺はただルイジアナの男とだけ言うね
率いていたのは杭打ちの囚人衆*1
率いていたのは杭打ちの衆
率いていたのは杭打ちの囚人衆
率いていたのは杭打ちの衆

Now, the captain said to John Henry (What did he say?)
"I'm a-gonna bring my steam drill around
 Gonna bring my steam drill out on this job
 And I'm gonna whup that steel on down down down
 Whup that steel on down"
"I'm gonna whup that steel on down down down
 Whup that steel on down"
監督はジョン・ヘンリーにこう言った(なんて言った?)
「蒸気ドリルを使うことにしたよ
 この仕事には蒸気ドリルを使うことにしたよ
 こいつで杭をぶちこむ、こむ、こむ*2
 杭をぶちこむんだ
 こいつで杭をぶちこむ、こむ、こむ
 杭をぶちこむんだ」

John Henry said to the captain (What did he say?)
"Bring your steam drill around
 You can bring your steam drill out on the job
 I'll beat your steam drill down down down
 Beat your steam drill down
 Gonna beat your steam drill (Yes, I am) down down down
 Gonna beat your steam drill down"
ジョン・ヘンリーは監督にこう言った(なんて言った?)
「蒸気ドリルを持ってきやがれ
 蒸気ドリルなんて持ってきてみやがれ
 俺がそいつをぶっ潰してやる、やる、やる
 そいつをぶっ潰してやる
 そいつをぶっ潰してやるぜ(俺はやるぜ)、やる、やる
 俺がそいつをぶっ潰してやる」

John Henry said to his Shaker
"Shaker you had better pray
 If you miss your six foot of steel
 Tomorrow will be your buryin' day (Mr. Shaker) day day
 Tomorrow will be your buryin' day"
ジョン・ヘンリーは杭持ち係にこう言った*3
「杭持ち係よ、祈ったがいいぜ
 しくじれば明日は墓穴へ行く日(杭持ち係くん)、日、日だ
 明日はお前さんが墓穴へ行く日だ」

Now the Shaker said to John Henry
"Well, a man ain't nothin' but a man
 I'm a-throwin' a hundred pounds from my hips on down
 Doin' all that any man can can can
 Doin' all that any man can"
"Doin' all that any man can can can
 I'm a-doin' all that any man can"
杭持ち係がジョン・ヘンリーに言った
「そうだな、男一匹は一匹でしかない
 だが俺の足腰は100ポンドだってぶん投げられるぜ*4
 男なら誰でもできることを全部やってやる、やる、やるんだ
 男なら誰でもできることをやってやるんだ
 男なら誰でもできることをやってやる、やる、やるんだ
 男なら誰でもできることをやってやるんだ」

*1 chain gangは鎖につながれた囚人衆を指す。奴隷制がなくなったアメリカでは、安価な労働力としてその適当な奴を微罪で捕まえて長い刑期を負わせてこき使うという悪辣なライフハックが横行していた。ジョン・ヘンリーもそのような囚人のひとりであったとされることもある。
*2 ジョン・ヘンリーが従事していた「steel-driving man」が具体的に何をやっていたのか、当のアメリカでも混乱していることがしばしばだが、このバージョンの場合は「山に線路を通すトンネル用の穴を開けたい→まず掘削して穴をあける→そこに火薬を入れて発破する」作業に従事していたと思われる。
*3 「シェイカー」とは杭打ち係とコンビを組んだ杭持ち役のこと。餅つきの搗き手に対する返し手のようなもので、杭が打たれるとその杭を「振る(シェイク)」ことで位置を整え、次の一打ちに備える。

*4 1ポンドは約0.454キログラム。100ポンドなら45キログラム。「from my hips on down」は「腰から下全体」をあらわすと思われる。重いものを持つときは足腰を使うものだから?

text & tune: 19世紀ごろのアメリカ民謡 おそらくアメリカ横断鉄道の建設を背景にしている

ジョン・ヘンリーはアメリカの伝説的なヒーロー。屈強な杭打ち職人であったが、蒸気機械と人力の勝負をして勝ったものの、過労死したとされる。搾取され使い捨てられがちな労働者の権利を身を挺して守った英雄の物語であると同時に、「過労死するまで働いてはいけない」という教訓を示している。そろそろAIに仕事とられそうだったり、ちょいちょい過労死したりしている現代人にも通じるかもしれない。
最初から最後までやるとかなり長くなってしまうせいか、ショートバージョンで録音されることがしばしばある。このウディ・ガスリーのバージョンでは死ぬところまでは描写されず、相棒が力強く請け合うところで終わっている。歌唱者のウディ・ガスリーはミュージシャンであると同時に、労働者の権利の保護を訴える社会主義者かつ労働組合推進家でもあった。

《このハンマーを取ってくれ》や《杭打ち職人のブルース》のようなハンマーを扱う労働歌でもジョン・ヘンリーが引き合いに出されているが、ジョン・ヘンリーの二の舞になる前に逃亡することを匂わせているものも見られる。こんな仕事やってられっかいつでも辞めたる!の精神を忘れないようにしよう。




収録アルバム:Very Best of
John Henry
Purple Pyramid Records
2001-01-01


(CDのみ)
シングズ・フォーク・ソングズ(CD)
WOODY GUTHRIE
ライス・レコード
2023-10-01


おまけ:ハリー・べラフォンテによるより長いバージョンでは、ジョン・ヘンリーの死後まで詳細に語られており、またジョンの妻とされるポリー・アンについてのストーリーが含まれている。
こちらの歌詞は全長5分に及ぶ長いものなので、対訳はおいおい。





Mary Had A Baby《マリアが赤ちゃんを産んだ》Elizabeth Mitchell


Mary had a baby
(aye, Lord)
Mary had a baby
(aye, my Lord)
Mary had a baby
(aye, Lord)
The people keep on coming,
but the train done gone.
マリアが赤ちゃんを産んだ、
(ああ、主よ)
マリアが赤ちゃんを産んだ、
(ああ、わが主よ)
マリアが赤ちゃんを産んだ、
(ああ、主よ)
人は次から次へとやって来る、
けれども列車はもう行ってしまった。*1続きを読む

God Bless The Master Of This House《この家の主に神の祝福あれ》Vaughan Williams


God Bless the master of this house,
with happiness beside
Where'er his body rides or walks
Lord Jesus be his guide,
Lord Jesus be his guide.
この家のご主人様を神が祝福されて、
幸福がありますように、
どこでも乗って行くところ、歩くところに、
主イエスのお導きがありますように、
主イエスのお導きがありますように。続きを読む

Spike Driver Blues《杭打ち職人のブルース》Doc Watson


John Henry was a steel drivin' boy
But he went down
Yes, he went down
He went down
ジョン・ヘンリーは杭打ち職人だった*1
でも倒れてしまった
そう、彼は倒れてしまった
倒れてしまった続きを読む

Willie Moore《ウィリー・ムーア》Kossoy Sisters


Willie Moore was a king, his age twenty-one
He courted a damsel fair
Her eyes were as bright as the stars in the night
And wavy black was her hair
ウィリー・ムーアは王者の風格、年のころは二十一
彼はうるわしいおとめに求婚した
彼女の瞳は夜空の星のように輝き
彼女の髪は波打つ黒髪だった続きを読む

Pretty Polly《かわいいポリー》Jean Ritchie


Polly, Pretty Polly,
come go along with me,
Polly, Pretty Polly,
come go along with me,
ポリー、かわいいポリー
俺と一緒においでよ
ポリー、かわいいポリー
俺と一緒においでよ

Before we get married
some pleasure to see.
俺達が結婚する前に、
ちょっとしたお楽しみを見せたいんだ。続きを読む

Jesus Met The Woman At The Well《イエスはその女と井戸で出逢われた》Ian Tyson & Sylvia Fletcher


Jesus met the woman at the well.
イエスはその女と井戸で出逢われた。

And He told her everything
that she'd done.
そして主はすべて言い当てられた、
その女のこれまでの行いを。続きを読む

In Aimsir Bhaint An Fheir《干し草作りの頃に》Connie Dover


Thíos ag cois na farraige bhí teach 'g mo mhuinntir féin
海沿いにある僕のふるさと、親しい人々が住む家があった
mo mhamaí 'gus mo dheaidí 'gus mo chairde 'lig 'en tsaol
僕の母も父も、友人たちもみなそこに暮らしていた

*Guígí ar bhú bpaidrín 'ach oích' ag gabháil 'na leapa daoibh
*どうか祈っておくれ、君が夜に寝床にいるときにでも
 I ndúil go mbeinn sa bhaile 'gaibh in aimsir bhaint an fhéir
 干し草作りの頃には、僕がふるさとに戻って君とともにいますようにと*1続きを読む

What Will We Do With The Baby O《赤ちゃんをどうしたらいいの》Kossoy Sisters


*What'll we do with the baby?
 What'll we do with the baby-o?
*赤ちゃんをどうしたらいいの?
 赤ちゃんをどうしたらいいの?

 What'll we do with the baby?
 Send him off to his mammy
 この赤ちゃんをどうしたらいいの?
 おっかさんのところに送りつけてやんな

 That's what we do with the baby
 That's what we do with the baby-o
 それがこの赤ちゃんにしてやることよ
 それがこの赤ちゃんにしてやることなのよ続きを読む

I Will Give My Love An Apple《恋人に林檎をあげよう》Trites


I’ll give my love an apple without e’er a core,
I’ll give my love a dwelling without e’er a door,
I’ll give my love a palace wherein he might be,
That he might unlock it without e’er a key.
恋人に林檎をあげよう、芯が全くない林檎を
恋人に住まいをあげよう、ドアが一枚もない住まいを
恋人に宮殿をあげよう、恋人がそこに入るのに
ひとつの鍵も使わず開けられる宮殿を。続きを読む

The Darby Ram《ダービーの雄羊》 Kossoy Sisters


As I went out to Darby
All on a market day
And I spied the biggest ram, sir
That was ever fed on hay
おいらがダービーへ出かけたら*1
その日は市が立つ日だったが
すんばらしくでっかい雄羊を見たんでさぁ*2
おいらが干し草をやってきた中でも一番さ続きを読む

Cuckoo's Nest《カッコウの巣》Morris On Band

《CAUTION!! この記事には性的な記述が含まれています》

As I was a-walking one morning in May,
I met a pretty fair maid, anon to her did say,
“For love I am inclined, and I'll tell you me mind,
That me inclination lies in your cuckoo's nest.”
五月のある朝に歩いていたら
すてきにかわいい乙女と出会ったので、さっそく声をかけた
「一目ぼれだよ、君にぜひ伝えたいんだ
 君のカッコウの巣に寝転びたいものだね」続きを読む

The Girl I Left Behind Me《僕が残してきたあの娘》Rutter


I’m lonesome since I cross’d the hill,
And o’er the moor and valley
Such heavy thoughts my heart do fill
Since parting from my Sally;
僕はずっとひとりぼっち、あの丘と
荒れ野と谷を越えて以来ずっと
重苦しい気持ちで僕の心は締め付けられてる
僕のサリーと別れて以来。続きを読む

Jesus Walked This Lonesome Valley《イエスはこの寂しい谷を歩まれた》


Jesus walked this lonesome valley;
He had to walk it by himself.
Oh, nobody else could walk it for him;
He had to walk it by himself.
イエスはこの寂しい谷を歩まれた、
ご自身で歩まねばならなかった。
ああ、誰もイエスの代わりに歩むことはできなかった、
ご自身で歩まねばならなかった。続きを読む

Pretty Little Pink《かわいいピンクちゃん》Bradley Kincaid


Lor, Lor, my pretty little Pink
Lor, Lor, I say
Lor, Lor, my pretty little Pink
I'm going to stay away
ああ!僕のかわいいピンクちゃん*1
僕は「ああ!」と言うばかり
ああ!僕のかわいいピンクちゃん
僕は遠くへと行ってしまうつもり続きを読む



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