Sing lullaby,
While snow doth gently fall
Sing lullaby to Jesus
Born in an oxenstall.
Sing lullaby.
子守歌を歌いましょう、
雪がさらさらと降り積もる間は
イエスさまに子守歌を歌いましょう
牛小屋の中で生まれた御子に
子守歌を歌いましょう。
Sing lullaby to Jesus
Born now in Bethlehem,
The naked blackthorn’s growing
To weave his diadem.
Sing lullaby to Jesus.
イエスさまに子守歌を歌いましょう
今まさにベツレヘムで生まれた御子に、
花も実もないトゲスモモが生えるのは*1
御子の冠を編むためよ。
イエスさまに子守歌を歌いましょう。

Sing lullaby to Jesus,
While thickly snow doth fall,
Sing lullaby to Jesus
The saviour of all.
Sing lullaby.
イエスさまに子守歌を歌いましょう、
ずんずんと雪が降って来る間は、
イエスさまに子守歌を歌いましょう
万物の救い主に。
子守歌を歌いましょう。

*1 イギリスで「ブラックソーン(黒い棘)」と呼ばれる植物は、「リンボク」などと訳されることもあるが、正確には「スピノサスモモ」という植物。青黒くて酸っぱい実がなり、果実酒やジャムの材料になる。またまっすぐな木は杖の材料として好まれる。また、「blackthorn winter(トゲスモモの冬)」は早春を象徴する。春の復活節には、いばらの冠をかぶせられて十字架に架けられるというイエスの運命を象徴している。


text: Will Harvey (Frederick William Harvey 1888 –1957)
tune: Herbert Howells(1892-1983)

母マリア自らが歌っているかのような歌詞のクリスマス・キャロル。
1920年に作曲。ハウエルズはこれをクリスマス・キャロル三部作の第3曲目とした。
1曲目はチェスタトン夫人の詩によるHere Is the Little Door《ここに小さな扉が》、2曲目は《エサイの根より》の英訳に基づく《汚れなき薔薇》。


作詞者は第一次世界大戦中から戦後にかけて人気を博した、イギリスの国民的な詩人。戦時中の捕虜体験をきっかけに詩を書き始め、戦後も弁護士業の傍ら詩を書き続けた。

収録アルバム:Hodie - An English Christmas Collection
Sing Lullaby
CORO
1993-07-01



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