What star is this, with beams so bright,
More beauteous than the noonday light?
It shines to herald forth the King,
And Gentiles to his crib to bring.
この星は何だろう、あかあかと照りつけて
真昼の光よりなお美しいとは?
王者の先触れとなるべく輝き、
異教徒らをそのゆりかごへと連れてゆく。*1
True spake the prophet from afar
Who told the rise of Jacob’s star;
And eastern sages with amaze
Upon the wondrous token gaze.
はるか昔に預言者は真実を告げていた*2
ヤコブの星が昇ることを語ったかの人は。
東方の賢者たちは驚嘆しつつ
不可思議なみしるしを見つめる。
The guiding star above is bright;
Within them shines a clearer light,
And leads them on with power benign
To seek the Giver of the sign.
はるか上空で導きの星が輝いている、
澄んだ光で彼らを照らし
穏やかな力で彼らを導く
しるべを与えてくださるお方のもとへと。
Their love can brook no dull delay,
Though toil and danger block the way;
Home, kindred, fatherland, and all,
They leave at their Creator’s call.
愛はたゆみなく耐え忍ぶ、
例え苦難と危険が行く手をはばもうとも。
天の国も、祖先も、祖国も、何もかも、
造り主の呼び声のもと旅立ちゆく。
O Jesus, while the star of grace
Impels us on to seek thy face,
Let not our slothful hearts refuse
The guidance of thy light to use.
イエスよ、み恵みの星のゆえに
わたしたちはあなたの御顔を慕い求めます。
どうか拒まないでください、わたしたちの愚鈍な心が
御身の光の導きを用いることを。
To God the Father, heavenly Light,
To Christ, revealed in earthly night,
To God the Holy Ghost we raise
Our equal and unceasing praise.
父なる神、天上の光明なるお方に
キリスト、地上の未明に現われしお方に
聖霊なる神に向かい、わたしたちは張り上げる
乱れなく絶え間なきほめうたを。
*1 マタイによる福音書に登場する、イエスの誕生を星で調べて馳せ参じた学者たちを指す。「マギ」「占星術の学者」「王」ともされる。三人とは書かれていないが、彼らが聖母子に奉献した三つの宝に対応して三人であったと信じられている。
*2 *3 「ひとつの星がヤコブから進み出る。ひとつの笏がイスラエルから立ち上がる」(旧約聖書民数記24:17)より、「ヤコブの星」は救世主の別称の一つ。
民数記においてこの預言を託宣したのは、ベオルの子バラム。「目の澄んだ者の言葉」と併記されている。高名な占い師で、イスラエル人の勢いを恐れたモアブ人の王に呪詛を依頼されるが、逆にイスラエルの民を祝福する。
text: フランスのラテン語学者にしてパリ大学総長も務めたCharles Coffin (1676-1749)によるラテン語詩Quæ Stella Sole Pulchrior《太陽よりも美しき星とはいかなるものか》を、アメリカの讃美歌翻訳者John Chandler (1806-1876)が英訳
tune: 中世のクリスマス曲Puer Nobis Nascitur《我らにみどりご生まれ》にもとづく。文献初出は1582年のスウェーデンの聖歌集『Piae Cantiones』(ピエー・カンツィオーネス)。
同じメロディを使った聖歌にO Splendor Of God’s Glory Bright《神の栄光のまばゆい輝きよ(さかえみてる主よ)》がある。
チャンドラーの英訳詩は、つけられるメロディや収録された讃美歌・聖歌集によって多少の改変がなされ、いくつかのバージョンがある。
収録アルバム:Advent — ChristmasThe Redeemer Choir Austin Texas
おまけ:チャンドラーはコファンのラテン語聖歌翻訳を多く手掛けており、《ヨルダンのほとりヨハネは叫べり》もそのうちのひとつ。
Who told the rise of Jacob’s star;
And eastern sages with amaze
Upon the wondrous token gaze.
はるか昔に預言者は真実を告げていた*2
ヤコブの星が昇ることを語ったかの人は。
東方の賢者たちは驚嘆しつつ
不可思議なみしるしを見つめる。
The guiding star above is bright;
Within them shines a clearer light,
And leads them on with power benign
To seek the Giver of the sign.
はるか上空で導きの星が輝いている、
澄んだ光で彼らを照らし
穏やかな力で彼らを導く
しるべを与えてくださるお方のもとへと。
Their love can brook no dull delay,
Though toil and danger block the way;
Home, kindred, fatherland, and all,
They leave at their Creator’s call.
愛はたゆみなく耐え忍ぶ、
例え苦難と危険が行く手をはばもうとも。
天の国も、祖先も、祖国も、何もかも、
造り主の呼び声のもと旅立ちゆく。
O Jesus, while the star of grace
Impels us on to seek thy face,
Let not our slothful hearts refuse
The guidance of thy light to use.
イエスよ、み恵みの星のゆえに
わたしたちはあなたの御顔を慕い求めます。
どうか拒まないでください、わたしたちの愚鈍な心が
御身の光の導きを用いることを。
To God the Father, heavenly Light,
To Christ, revealed in earthly night,
To God the Holy Ghost we raise
Our equal and unceasing praise.
父なる神、天上の光明なるお方に
キリスト、地上の未明に現われしお方に
聖霊なる神に向かい、わたしたちは張り上げる
乱れなく絶え間なきほめうたを。
*1 マタイによる福音書に登場する、イエスの誕生を星で調べて馳せ参じた学者たちを指す。「マギ」「占星術の学者」「王」ともされる。三人とは書かれていないが、彼らが聖母子に奉献した三つの宝に対応して三人であったと信じられている。
*2 *3 「ひとつの星がヤコブから進み出る。ひとつの笏がイスラエルから立ち上がる」(旧約聖書民数記24:17)より、「ヤコブの星」は救世主の別称の一つ。
民数記においてこの預言を託宣したのは、ベオルの子バラム。「目の澄んだ者の言葉」と併記されている。高名な占い師で、イスラエル人の勢いを恐れたモアブ人の王に呪詛を依頼されるが、逆にイスラエルの民を祝福する。
text: フランスのラテン語学者にしてパリ大学総長も務めたCharles Coffin (1676-1749)によるラテン語詩Quæ Stella Sole Pulchrior《太陽よりも美しき星とはいかなるものか》を、アメリカの讃美歌翻訳者John Chandler (1806-1876)が英訳
tune: 中世のクリスマス曲Puer Nobis Nascitur《我らにみどりご生まれ》にもとづく。文献初出は1582年のスウェーデンの聖歌集『Piae Cantiones』(ピエー・カンツィオーネス)。
同じメロディを使った聖歌にO Splendor Of God’s Glory Bright《神の栄光のまばゆい輝きよ(さかえみてる主よ)》がある。
チャンドラーの英訳詩は、つけられるメロディや収録された讃美歌・聖歌集によって多少の改変がなされ、いくつかのバージョンがある。
収録アルバム:Advent — ChristmasThe Redeemer Choir Austin Texas
おまけ:チャンドラーはコファンのラテン語聖歌翻訳を多く手掛けており、《ヨルダンのほとりヨハネは叫べり》もそのうちのひとつ。

