Chicken!
Nice fried chicken!
Barbecued chicken!
Won't you send it down the line
チキン!
おいしいフライドチキン!
バーベキューチキン!*1
そのうち僕に贈っておくれよ*2
Say!
Everyone's talking 'bout chicken;
Chicken's a popular word;
But anywhere you go, you're bound to find
A chicken ain't nothin' but a bird
ほら!
誰もがチキンのことを話してる
チキンは流行語なのさ
どこに行っても、すぐに見つかる
「チキン」は鳥以上でも以下でもない

Some people call it a fowl
That's the story I heard
But let 'em call it this and let 'em call it that
A chicken ain't nothin' but a bird
「家禽」と呼ぶ人もいるよ
僕が聞いた話だと
でもそれはそれ、これはこれ*3
「チキン」は鳥以上でも以下でもない

You can boil it, roast it, broil it
Cook it in a pan or a pot
Eat it with potatoes, rice or tomatoes
But chicken's still what you got, boy!
茹でてよし、焙ってよし、焼いてよし*4
フライパン料理でも鍋料理でもよし
つけあわせにはポテトか、ご飯か、トマト
でもやっぱりメインはチキンだよね!*5

It was a dish for old Caesar
Also King Henry the Third
But Columbus was smart, said "You can't fool me
A chicken ain't nothin' but a bird."
昔は老カエサルのご馳走だった、*6
それにヘンリー三世にとっても*7
ところがコロンブスは賢い奴だった、「その手は食わんぞ、*8
『チキン』は鳥以上でも以下でもない」だとさ

*1 一口にバーベキューと言っても、アメリカでは地域や各家庭ごとにかなり調理法が違う。バーベキューソースを塗り付けて焼くことで照り焼き風にしたり、塩コショウをすりつけて焼いたものにバーベキューソースをかけたり、色んなパターンがある。吉祥寺やコストコのロティサリーチキン(丸焼きチキン)もバーベキューチキンの一種。

*2 「down the line」は単純に「道を沿って」という意味の他、口語では「完全に、丸ごと」と「いつかそのうちに、いずれは」という意味もある。
*3 直訳すると「彼らにはこれと呼ばせ、彼らにはあれと呼ばせてやろう」。「そう呼びたい人には呼ばせてやろうよ」的な?まあ名前がなんだろうとチキンはチキン、ということで。
*4 ローストはとろ火で長時間じっくり焼く、ブロイル(グリルと同義)は強い火力で短時間焼くイメージ。
*5「still got it」またはこれに類する言い回しは、なんというか前後の状況でかなり意味が変わってくる。「自分のものにした=自分の思いのままにできる」というのが前提。「まだまだイケる!」というポジティブなときにも使えるし、「まだそんなこと言ってんのか?」というネガティブな時にも使える。

*6 カエサル(シーザー)は本来「カエサル」という苗字のことだが、ローマ皇帝の苗字であったためそのまま「ローマ皇帝(後に副帝)」を意味するようにもなった。特に有名なカエサルはシェイクスピア史劇の題材となったジュリアス・シーザーことハゲの女たらしガイウス・ユリウス・カエサル。
*7 ヘンリー三世はかの失地王ジョンの息子。ウェストミンスター寺院を現在の姿に大改築した人。なんでここに出てくるかは知らん。「昔のローマ皇帝やイギリスの王様」というほどの意味で引き合いに出されたのかもしれない。
*8 コロンブスはニワトリやガチョウをアメリカに持ち込み、その代わりに七面鳥などをアメリカから持ち込んだ。コロンブスなら七面鳥(ターキー)を食べるだろうというジョーク?
また、foolは「騙す」という意味の動詞で使われることもある。


text & tune: Emmett 'Babe' Wallace (1909 - 2006) 一時期はBob Cole(1868 – 1911)及びJohn Rosamond Johnson (1873 – 1954)によるものと誤って伝えられていた。

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「ベイブ」という愛称で親しまれたウォレスは、俳優でもあり歌手でもありシンガーソングライターでもあり、作家でもあった多才な人物。オールブラックキャストで知られる映画『ストーミー・ウェザー』では、キザな楽団長チック・ベイリー役で出演している。



ひたすら食べ物のことを歌っているジャズソングとして、他に《ごろごろポテトサラダ》がある。


キャブ・キャロウェイ
収録アルバム: Complete Jazz Series 1940 - 1941
A Chicken Ain't Nothin' But A Bird (10-14-40)
Complete Jazz Series
2008-12-01


クリスマス チキンレッグ セット 骨付もも 5本セット 3〜5人前 Xmas
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