The Dipsy Doodle's the thing to beware
The Dipsy Doodle will get in your hair
And if it gets you, it couldn't be worse
The things you say will come out in reverse
ディプシー・ドゥードゥルにはご用心*1
ディプシー・ドゥードゥルはお邪魔虫*2
もし奴の手に落ちてしまったら、最悪だ*3
何を話してもアベコベになってしまうよ
Like "You love I and me love you"
That's the way the Dipsy Doodle works
「君が僕は好き、僕が君も好き」みたいなこと
それがディプシー・ドゥードゥルのやり口なのさ
The Dipsy Doodle's easy to find
You know it's always in back of your mind
You never know it until it's too late
And then you're in such a terrible state
ディプシー・ドゥードゥルを見つけるのは簡単
いつもみんなの心の奥にひそんでる
なのに手遅れになるまで絶対に気づかない
そして絶体絶命になってしまうのさ
Like "The moon jumped over the cow, hey diddle"
That's the way the Dipsy Doodle works
「月が雌牛を飛び越えた、それギコギコ」みたいなこと*4
それがディプシー・ドゥードゥルのやり口なのさ
Whenever you think you're crazy
You're just a victim of the Dipsy Doodle
Ah, but it's not your mind that's hazy
It's your tongue that's at fault, not your noodle
おかしいぞと感じた時にはいつだって*5
すでにディプシー・ドゥードゥルの餌食なのさ
ぼんやりしてるわけじゃないのに
つるっと口が滑ってしまうんだ*6
You better listen and try to be good
And try to do all the things that you should
The Dipsy Doodle will get you some day
You'll think you're crazy, the things that you'll say
よく聞き分けてお行儀よくすることだね
そしてやるべきことをみんなやってしまうんだね
さもないといつかディプシー・ドゥードゥルに捕まって
おかしな考えを起こさせて、言わされてしまうよ
Like "Rhythm got I and hot am I"
That's the way the Dipsy Doodle works
「リズムが僕をとれば、ホットな気分は僕になる」みたいなこと*7
それがディプシー・ドゥードゥルのやり口なのさ
*1 ディプシー・ドゥードゥル(酔っ払いのいたずら書き)とは、リーダーズプラスによれば緩急の激しいダンスの一種。これが語源かどうかは知らんが、「相手を混乱させる」「ペテンにかける」「八百長」という意味がある。ここでは「取りつかれると、デタラメに喋ってしまうようになる何か」みたいな扱い。スタンド攻撃かな?
まあ安直に解釈すれば、「好きな相手の前だとしどろもどろになって上手に話せなくなる」ということかも知れない。
*2 「get in ~'s hair」は「シラミが髪の毛に入る」が原義で、「イライラさせられる」「うっとうしい」という意味。
*3 it couldn't be worseは直訳で「これ以上悪いことはない」。
*4 Hey Diddle Diddle, The Cat and the Fiddle...(それギコギコ、猫にバイオリン…)で始まる、有名なマザーグースが元ネタ。
*5 crazyはただ「頭がおかしい」というだけではなく、「いつもと違う」「何かに夢中になる」「理性を失う」など、色んな意味で使われる。
*6 noodleは「とんま、まぬけ」という意味がある。
*7 もちろんガーシュインの名曲I Got Rhythm《アイ・ガット・リズム》のもじり。
text & tune: Larry Clinton (1909 – 1985)
1937年発表のヒット曲。歌唱を担当しているのは、当時ラリー・クリントン楽団所属だったビー・ウェイン。クリントンはクラシックを原曲にしたアレンジを得意とし、上品で優雅な作風で人気があった。
Bea Wain and Larry Clinton & His Orchestra
収録アルバム: Larry Clinton & His Orchestra 1937-38
おまけ:ナチの統治下で、ヒトラーを(勝手に脳内の)友達にしている内気なドイツ少年が主人公のブラック(?)コメディ映画「ジョジョ・ラビット」で、エラ・フィッツジェラルドが歌うバージョンの《ディプシー・ドゥードゥル》が流れるシーンがある(と言っても劇中で使われるのはほぼ前奏部分でエラの歌声は全くないが)。
That's the way the Dipsy Doodle works
「君が僕は好き、僕が君も好き」みたいなこと
それがディプシー・ドゥードゥルのやり口なのさ
The Dipsy Doodle's easy to find
You know it's always in back of your mind
You never know it until it's too late
And then you're in such a terrible state
ディプシー・ドゥードゥルを見つけるのは簡単
いつもみんなの心の奥にひそんでる
なのに手遅れになるまで絶対に気づかない
そして絶体絶命になってしまうのさ
Like "The moon jumped over the cow, hey diddle"
That's the way the Dipsy Doodle works
「月が雌牛を飛び越えた、それギコギコ」みたいなこと*4
それがディプシー・ドゥードゥルのやり口なのさ
Whenever you think you're crazy
You're just a victim of the Dipsy Doodle
Ah, but it's not your mind that's hazy
It's your tongue that's at fault, not your noodle
おかしいぞと感じた時にはいつだって*5
すでにディプシー・ドゥードゥルの餌食なのさ
ぼんやりしてるわけじゃないのに
つるっと口が滑ってしまうんだ*6
You better listen and try to be good
And try to do all the things that you should
The Dipsy Doodle will get you some day
You'll think you're crazy, the things that you'll say
よく聞き分けてお行儀よくすることだね
そしてやるべきことをみんなやってしまうんだね
さもないといつかディプシー・ドゥードゥルに捕まって
おかしな考えを起こさせて、言わされてしまうよ
Like "Rhythm got I and hot am I"
That's the way the Dipsy Doodle works
「リズムが僕をとれば、ホットな気分は僕になる」みたいなこと*7
それがディプシー・ドゥードゥルのやり口なのさ
*1 ディプシー・ドゥードゥル(酔っ払いのいたずら書き)とは、リーダーズプラスによれば緩急の激しいダンスの一種。これが語源かどうかは知らんが、「相手を混乱させる」「ペテンにかける」「八百長」という意味がある。ここでは「取りつかれると、デタラメに喋ってしまうようになる何か」みたいな扱い。スタンド攻撃かな?
まあ安直に解釈すれば、「好きな相手の前だとしどろもどろになって上手に話せなくなる」ということかも知れない。
*2 「get in ~'s hair」は「シラミが髪の毛に入る」が原義で、「イライラさせられる」「うっとうしい」という意味。
*3 it couldn't be worseは直訳で「これ以上悪いことはない」。
*4 Hey Diddle Diddle, The Cat and the Fiddle...(それギコギコ、猫にバイオリン…)で始まる、有名なマザーグースが元ネタ。
*5 crazyはただ「頭がおかしい」というだけではなく、「いつもと違う」「何かに夢中になる」「理性を失う」など、色んな意味で使われる。
*6 noodleは「とんま、まぬけ」という意味がある。
*7 もちろんガーシュインの名曲I Got Rhythm《アイ・ガット・リズム》のもじり。
text & tune: Larry Clinton (1909 – 1985)
1937年発表のヒット曲。歌唱を担当しているのは、当時ラリー・クリントン楽団所属だったビー・ウェイン。クリントンはクラシックを原曲にしたアレンジを得意とし、上品で優雅な作風で人気があった。
Bea Wain and Larry Clinton & His Orchestra
収録アルバム: Larry Clinton & His Orchestra 1937-38
おまけ:ナチの統治下で、ヒトラーを(勝手に脳内の)友達にしている内気なドイツ少年が主人公のブラック(?)コメディ映画「ジョジョ・ラビット」で、エラ・フィッツジェラルドが歌うバージョンの《ディプシー・ドゥードゥル》が流れるシーンがある(と言っても劇中で使われるのはほぼ前奏部分でエラの歌声は全くないが)。


