*Make we joy now in this fest
 In quo Christus natus est.
 Eya.
*今ぞ我らこの祝祭を楽しまん
 ここにキリストは生まれ給えり。
 エイヤ!
A Patre Unigenitus
Is through a maiden come to us:
Sing we of Him and say Welcome,
Veni, Redemptor gencium.
父なる神のひとり子が
おとめを経て我らのもとへ来られた。
我らは主に歌い、迎えて言おう、
「来たれ、異邦人のあがない主よ」と。*1

*Refrain
*繰り返し

Agnoscat omne seculum,
A bright star made three kings come,
Him for to seek with their presen's,
Verbum supernum prodiens. 
あらゆる御代に仰がれしものよ、*2
輝く星が三人の王を来たらせ、
贈り物をたずさえつつ、主を探し当てさせられた
み言葉が不可思議にも生まれ出でた。*3

*Refrain
*繰り返し

A solis ortus cardine
So mighty a Lord is None as He;
And to our kind He hath Him knit,
Adam parens quod polluit.
枢軸(すうじく)より出づる太陽よ*4

御身の他にかくも力ある主はなし。
我らのごときものらを、御身に結び合わされた、
父祖アダムよりの穢れをば。

*Refrain
*繰り返し

Maria ventre concepit,
The Holy Ghost was ay her with,
Of her in Bethlem born He is,
Consors paterni luminis.
マリアの胎内に宿られた
聖霊は常にその身と共にあり、
そしてベツレヘムにて、マリアより主は生まれ給えり。
父なる神とみ光を同じくするものよ。*5

*Refrain
*繰り返し

O lux beata Trinitas,
He lay between an ox and ass,
Beside His mother maiden free,
Gloria tibi, Domine.
祝されし三位一体の光よ、*6
主は牛とロバのあいだに横たわる、
罪より免れしおとめなるみ母のおそばに、
御身に栄光あれ、主よ。*7

*Refrain
*繰り返し

*1 ミラノの聖アンブロジウス作とされるラテン語詩、およびグレゴリオ聖歌のタイトルと最初の一節。ルーテル派の讃美歌Nun komm, der Heiden Heiland《いざ来たれ、異邦人の救い主よ》の原作でもある。
*2 6世紀ごろのグレゴリオ聖歌のタイトル及び最初の一節。

*3 トマス・アクィナス作のラテン語詩。「言は肉となって、わたしたちの間に宿られた。」(ヨハネによる福音書1:14)より、「(父なる)神の言(ことば)」はキリスト、救い主を指す。
これの一部の歌詞が抜き出された《おお救いの犠牲よ》というのもある。

*4 これもグレゴリオ聖歌のタイトル及び最初の一節。

*5 これも著名なラテン語詩からとられている。《ラシーヌの雅歌》の原作でもある。

*6 これも聖アンブロジウスによるラテン語詩。

*7 ラテン語詩というよりは、ミサで必ず詠唱されるGloria《栄光の歌(栄光唱)》の一節。

text: 15世紀ごろのキャロル。英語とラテン語の混合となっており、また著名なラテン語讃美歌を組み込んでいるところに特色がある。元来のタイトルはA Patre Unigenitus《父なる神のひとり子が》。
tune: Sir William Turner Walton (1902-1983)

ウォルトンは、ジョージ六世及びエリザベス二世の戴冠式の音楽を手掛けた作曲家。

David Wulstan & The Clerkes of Oxenford
収録アルバム: The Clerkes of Oxenford: The Originals – Debut
Make we joy now in this fest
Griffin Records
2017-10-13



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