Once there lived, side by side, two little maids;
Used to dress alike, hair down in braids.
Blue ging'am pinafores, stockings of red,
Little sunbonnets tied on each pretty head.
昔、お隣同士にひとりずつ女の子が住んでいた。
おそろいの洋服で、髪をおさげにして、
青いギンガムのエプロンをつけて、赤い長靴下を履いて、
かわいい頭に小さなボンネットをかぶっていた。*1
When School was over, secrets they'd tell,
Whispering arm in arm, down by the well.
One day a quarrel came, hot tears were shed:
"You can't play in our yard," but the other said:
学校が終わると、ないしょ話を
井戸に向かって、腕を組んでささやきあった。
ある日口ゲンカして、熱い涙を流しながら
「もううちのお庭で遊んじゃダメ!」するともうひとりも言った。
*"I don't want to play in your yard,
I don't like you any more;
You'll be sorry when you see me
Sliding down our cellar door.
「あんたんちのお庭でなんか遊びたくないもん、
あんたなんかもう嫌いよ」
「きっと後悔するんだから、あたしが*2
うちの地下室に滑り降りてくのを見たら。」*3
You can't holler down our rain-barrel,
You can't climb our apple tree;
I don't want to play in your yard
If you won't be good to me."
「うちの雨水桶でやまびこごっこしちゃダメ、*4
うちのリンゴの木にも登っちゃダメ。」
「あんたんちのお庭でなんか遊びたくないもん、
あんたがあたしに優しくしてくれないんなら。」
Next day, two little maids each other miss,
Quarrels are soon made up, sealed with a kiss;
Then hand in hand again, happy they go,
Friends all thro' life to be, they love each other so.
次の日、二人の女の子はお互いが恋しくて、
ケンカはすぐにやめて、キスでおしまいにした。*5
また手と手をつないで、楽しく出かけてゆく、
生涯の友でありつづけ、お互いに親しみあっていた。
Soon school days pass away sorrows and bliss,
But love remembers yet, quarrels and kiss;
In sweet dreams of childhood, we hear the cry,
"You can't play in our yard," And the old reply:
学校の日々は悲喜こもごものうちにすぐに過ぎ去ってしまう、
でも友情はまだケンカもキスも覚えてる。
幼年時代のほろ甘い夢の中で、わたしたちはあの泣き声を聞く、
その昔の「うちのお庭で遊んじゃダメ」と、それに言い返す声を。
*Refrain
*繰り返し
*1 ピナフォーは子供用のエプロンドレス。いわゆる赤毛のアンとか、オズの魔法使いのドロシーみたいな、一昔前の女の子の格好。
*2 「You'll be sorry」で「あとで後悔するよ」「あとで泣いても知らないよ」みたいな言い回し。
*3 これは、家の中に地下室の扉があるのではなく、庭に地下室へ通じるこんな感じのドアがおいてあって、そこから入ってくるというイメージ。
*4 rain-barrelはガーデン用品の一種。雨どいにつなげて雨水を貯めておき、さらにそこからホースやシャワーをつなげてお庭に水をまいたりする。天水桶とも。多分上から覗き込んで叫んだら、雨どいを伝って遠くに声が届くみたいな遊びでもやってたんじゃないかなあ。
*5 二人は幸せなキスをして終了…ではなくて、「キスで封をします(愛を込めて送ります)」というお手紙の決まり文句。
text: Philip Wingate(?)
tune: Henry W. Petrie (1857 - 1925)
もともとは1894年に発表された、わりと古い曲。

1974年に収録されたメゾソプラノ歌手ジョーン・モリスの歌唱ではコミカルさが強調されている。
しかしもっとも有名なのは1958年に収録されたペギー・リーのバージョンで、ゆっくりとリフレインのみを繰り返す形になっている。
1981年に制作された、ロシア革命とそれを記録した実在のアメリカ人ジャーナリスト夫婦の半生を描く映画『レッズ』で登場し、リバイバルした。
NHKEテレ「23:55」のおやすみソングの一つで、「夢を作る工場」のBGMでもある。
姉妹作に当たる「明日を作る工場」もある。
収録アルバム:After The Ball Plus Highlights From "Vaudeville"
Whispering arm in arm, down by the well.
One day a quarrel came, hot tears were shed:
"You can't play in our yard," but the other said:
学校が終わると、ないしょ話を
井戸に向かって、腕を組んでささやきあった。
ある日口ゲンカして、熱い涙を流しながら
「もううちのお庭で遊んじゃダメ!」するともうひとりも言った。
*"I don't want to play in your yard,
I don't like you any more;
You'll be sorry when you see me
Sliding down our cellar door.
「あんたんちのお庭でなんか遊びたくないもん、
あんたなんかもう嫌いよ」
「きっと後悔するんだから、あたしが*2
うちの地下室に滑り降りてくのを見たら。」*3
You can't holler down our rain-barrel,
You can't climb our apple tree;
I don't want to play in your yard
If you won't be good to me."
「うちの雨水桶でやまびこごっこしちゃダメ、*4
うちのリンゴの木にも登っちゃダメ。」
「あんたんちのお庭でなんか遊びたくないもん、
あんたがあたしに優しくしてくれないんなら。」
Next day, two little maids each other miss,
Quarrels are soon made up, sealed with a kiss;
Then hand in hand again, happy they go,
Friends all thro' life to be, they love each other so.
次の日、二人の女の子はお互いが恋しくて、
ケンカはすぐにやめて、キスでおしまいにした。*5
また手と手をつないで、楽しく出かけてゆく、
生涯の友でありつづけ、お互いに親しみあっていた。
Soon school days pass away sorrows and bliss,
But love remembers yet, quarrels and kiss;
In sweet dreams of childhood, we hear the cry,
"You can't play in our yard," And the old reply:
学校の日々は悲喜こもごものうちにすぐに過ぎ去ってしまう、
でも友情はまだケンカもキスも覚えてる。
幼年時代のほろ甘い夢の中で、わたしたちはあの泣き声を聞く、
その昔の「うちのお庭で遊んじゃダメ」と、それに言い返す声を。
*Refrain
*繰り返し
*1 ピナフォーは子供用のエプロンドレス。いわゆる赤毛のアンとか、オズの魔法使いのドロシーみたいな、一昔前の女の子の格好。
Catherine Cottage(キャサリンコテージ)
ボンネットはこんな感じのイメージ。
(ラボーグ)La Vogue
*2 「You'll be sorry」で「あとで後悔するよ」「あとで泣いても知らないよ」みたいな言い回し。
*3 これは、家の中に地下室の扉があるのではなく、庭に地下室へ通じるこんな感じのドアがおいてあって、そこから入ってくるというイメージ。
*4 rain-barrelはガーデン用品の一種。雨どいにつなげて雨水を貯めておき、さらにそこからホースやシャワーをつなげてお庭に水をまいたりする。天水桶とも。多分上から覗き込んで叫んだら、雨どいを伝って遠くに声が届くみたいな遊びでもやってたんじゃないかなあ。
*5 二人は幸せなキスをして終了…ではなくて、「キスで封をします(愛を込めて送ります)」というお手紙の決まり文句。
text: Philip Wingate(?)
tune: Henry W. Petrie (1857 - 1925)
もともとは1894年に発表された、わりと古い曲。

1974年に収録されたメゾソプラノ歌手ジョーン・モリスの歌唱ではコミカルさが強調されている。
しかしもっとも有名なのは1958年に収録されたペギー・リーのバージョンで、ゆっくりとリフレインのみを繰り返す形になっている。
1981年に制作された、ロシア革命とそれを記録した実在のアメリカ人ジャーナリスト夫婦の半生を描く映画『レッズ』で登場し、リバイバルした。
NHKEテレ「23:55」のおやすみソングの一つで、「夢を作る工場」のBGMでもある。
姉妹作に当たる「明日を作る工場」もある。
(CDのみ)
収録アルバム:After The Ball Plus Highlights From "Vaudeville"
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